【 センチコガネ(種)】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

11月中旬の金剛山 冬のセンチコガネ

 動物のうんちを食べて片付けてくれる、と言われるセンチコガネ。
 汚いものを食べますが、見た目はきらきらきれいです。

この記事にはの画像があります。


 身近なセンチコガネには、センチコガネとちょっと大きなオオセンチコガネがいます。
 どちらもよく似た生態なのですが、場所によってセンチコガネのほうが多かったり、オオセンチコガネのほうが多かったりすます。
 金剛山地とそこに連なる和泉山脈はセンチコガネが多いところ。

 暦の上では冬。
 10月中旬の金剛山のセンチコガネ。


 金剛山地の南西ではいろいろな色のセンチコガネがいますが、この黒っぽいのがセンチコガネの基本色。
 金剛山周辺ではこの色ばかりです。


 センチコガネは成虫で冬を越すので、11月でも暖かいと出てきます。
 ただ、暖かいと言っても気温は10℃くらいですが。
 長い冬を乗り越えるために、少しでもたくさん食べておこうと思っているのかもしれません。

頭(頭楯)が半円形なのでセンチコガネ

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タグ: センチコガネセンチコガネ(種)金剛山

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ちっちゃなちっちゃな富士山のいろいろセンチコガネ

 秋のちっちゃいちっちゃい富士山、大阪府河内長野市の旗尾岳近くのセンチコガネ。
 みんな一箇所にいました。
 ということは、大きなうんちがあったはずですが、見当たりません。
 きっとセンチコガネが食べてしまったのでしょう。

この記事にはの画像があります。


 同じ所にいたのに、色はいろいろ。
 中にはオオセンチコガネの青緑色(ルリセンチ)や緑色(ミドリセンチ)にそっくりのも。









 もちろん、部頭にある頭楯が半円形なのを確認しているので、オオセンチコガネじゃなくて、センチコガネ。


 センチコガネというと、図鑑などでは黒~濃紺系が基本のようです。
 実際、金剛山地や和泉山脈の中心部、そして六甲山では黒系。
 ところが、金剛山以西の金剛山地は色のバリエーションが豊富。
 旗尾岳は金剛山地の西のはずれの北のはずれ。
 理由はよくわかりませんが、なんか不思議です。

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タグ: センチコガネ糞虫旗尾岳金剛山地センチコガネ(種)

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和泉山脈の富士山のセンチコガネ

 富士山というと静岡県と山梨県にまたがる円錐形で独立峰の成層火山。
 日本一高いというだけでなく、周囲に山がない独立峰で、遠くからでもよく目立つからでしょうか、古くから信仰の対象になっていました。
 その信仰も大きかったようで、日本中に「〇〇富士」とよばれる「郷土富士」がたくさんあります。

この記事にはコガネムシの画像があります。


富士山と言いつつ富士山に見えるポイントは少ないようです

 高い山がない大阪にも、富士山はあります。
 意外にも3つあり、その中で最も高いのが河内長野市の旗尾岳(はたおだけ)。「天見富士」呼ばれています。
 標高が548メートルと、富士山どころかまわりの山々よりも低かったりしますが、名前に違わぬ延々と続く急な上り坂はなかなか。
 でも山頂は杉林の中で全く眺望はききません。

 その急坂でセンチコガネと出会いました。
 哺乳動物の糞を食べるので「日本のフンコロガシ」と呼ばれることはありますが、糞は転がしませんし、フンコロガシとはちがう種類の昆虫です。
 同じセンチコガネ属のオオセンチコガネとよく似ています。
 一応、オオセンチコガネのほうが大きいことになっていますが、小さいオオセンチコガネや大きなセンチコガネなどもいる上、色もいろいろ。
 意外とややこしかったりします。

ちょっとオオセンチコガネっぽい色に見えます

 センチコガネとオオセンチコガネを見分けるポイントの一つは、頭の平らなところ(頭楯)。
 ここが半円形ならセンチコガネ、台形っぽくなっていたらオオセンチコガネ。
 天見の富士山のセンチコガネは、見た目はなんとなくセンチコガネ。
 頭楯を見てみたら、やっぱりセンチコガネ。

半円形の頭楯はセンチコガネ

 そもそも、和泉山脈とつながっている金剛山地で見かけるのは、圧倒的にセンチコガネ。
 まだオオセンチコガネは1回しか出会っていません。
 センチコガネはだいたい黒っぽいのが多いのですが、天見の富士山のはちょっと緑がかってきれいでした。


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タグ: センチコガネセンチコガネ(種)旗尾岳天見富士和泉山脈

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2012年のセンチコガネ・オオセンチコガネのまとめ その1 六甲山地


 2012年ももうおわってしまいました。

 ということで、今年出会ったセンチコガネとオオセンチコガネをまとめてみました。



この記事にはコガネムシの画像があります。





 どうしてこんなことをするのかというと、【金剛山地のセンチコガネとオオセンチコガネの謎】で書いたように大きさと色が違うだけのように見えるセンチコガネとオオセンチコガネは住み分けしているような気がするからです。

 ということで、地域別に出会ったセンチコガネ・オオセンチコガネをまとめてみることにしました。

 ただ、文字の通り出会ったセンチコガネたちを書いているだけです。
 トラップを仕掛けて集めたわけではありませんので、その地域にいるセンチコガネやオオセンチコガネの種類や数を表しているわけではありません。



布引ハーブ園から見た神戸の街並みと大阪湾
布引ハーブ園から見た神戸の街並みと大阪湾




 神戸を中心として兵庫県の南に東西に伸びる六甲(ろっこう)山地。

 だいたい年に2回行きますが、内1回は初冬ですので、センチコガネの季節は終わっています。

 ということで、出会うチャンスは年1回。
 ですが、意外と出会いません。

 じめて出会ったのが今年の5月。
 場所は布引(ぬのびき)ハーブ園からのびるハイキングコースです。



六甲山地のセンチコガネ
六甲山地のセンチコガネ




 黒くちょっとマット仕上げな体は典型的なセンチコガネ。

 六甲山地ではじめて出会ったセンチコガネです。

 日本の本州にはオオセンチコガネ属が2種います。
 その一つがセンチコガネで、もう一つがオオセンチコガネ。



頭を覆う頭楯が半円形なのでセンチコガネ
頭を覆う頭楯(とうじゅん)が半円形なのでセンチコガネ
オオセンチコガネは台形(ゆるい三角)




 センチコガネとオオセンチコガネ。
 どちらも哺乳類の(ふん)を食べ、よく似た暮らしをしているようです。

 となるとどちらも同じようにみかけるような気がしますが、実際はそうではありません。

 同じ場所には同じ環境、同じ食べ物、同じ時間帯に活動できる生き物は1種類しか生きることができない、という(おきて)が自然界にはあります。

 これは「ガウゼの法則」や「競争排除の法則」とも呼ばれています。

 厳密には自然はそこまで厳しくはないようですが、納得できることもよくあります。



 大阪周辺では、オオセンチコガネを見かけるところではセンチコガネを見かけず、逆にセンチコガネを見かけるところではオオセンチコガネを見かけない、というIWO(いきもの は おもしろい!)的経験則があります。

 それも山地や山脈などの地形の“かたまり”ごとにわかれるような気がしているのです。

 例えばオオセンチコガネのほうが体が大きいのでセンチコガネを追い出してしまう、とするとどこでもセンチコガネがめずらしい種類になるはずです。
 センチコガネが生活できる場所があるのなら、オオセンチコガネも生活できるはずだからです。

 同じようなものを食べ見た目もよく似ているのに、センチコガネとオオセンチコガネはどこかに好き嫌いの別れるところがあるのでしょうか。


 謎です。



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タグ: センチコガネセンチコガネ(種)糞虫布引ハーブ園神戸布引ハーブ園六甲山地の昆虫

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金剛山地のセンチコガネとオオセンチコガネの謎


 奈良公園へ行くと何の苦もなくきれいなルリセンチコガネ(瑠璃(るり)色のオオセンチコガネ)を見ることができるので、ありきたりの昆虫のような気がします。

 しかし哺乳(ほにゅう)動物のフンだけを食べる昆虫ですので、都市化が進み下水処理が発達した現在ではそれほど簡単に出会える昆虫ではありません。

 奈良公園は哺乳動物のシカが大量にいて柵に囲まれてなくフンを間近に見ることができる特別な環境だから、センチコガネなどの糞虫(ふんちゅう)を簡単に見ることができるのです。



この記事にはコガネムシの画像があります。





 奈良公園のような特別な環境ではなく、自然の環境の中で哺乳動物がいるところの一つが、山。

 実際、山で糞虫を見かけることはよくあります。

 最初にセンチコガネを見たのは東京の高尾山ですし、糞虫に惹かれるきっかけとなったルリセンチコガネと出会ったのは高野山。

 ですから、よく行く金剛山地の山々でも、糞虫を見たことは何度もあります。



高野山のオオセンチコガネ(2012年5月)
高野山のオオセンチコガネ(2012年5月)
和歌山県は一般的に瑠璃色のルリセンチコガネの分布域ですが、これはどう見ても滋賀県型のミドリセンチコガネ。
「ルリセンチコガネ」は、オオセンチコガネの瑠璃色バージョン、「ミドリセンチコガネ」は緑色バージョンのことです。





 その糞虫の一種、センチコガネのことで気になることがあります。

 センチコガネの種類には、色が黒っぽくてすこし小柄なセンチコガネと、瑠璃色や緑色や赤色など地域よって色が変わる大柄なオオセンチコガネの2種類が近畿にはいます。

 オオセンチコガネとセンチコガネはよく似ていて、名前のようにオオセンチコガネのほうが少し大きいのですが、小柄なオオセンチコガネは大柄なセンチコガネよりも小さかったりと、大きさでは単純に区別できません。

 色は全くちがうので、わかりやすい見分け方になりますが、もっとはっきりとした見分け方は頭を覆う平たい頭楯(とうじゅん)の形です。

 オオセンチコガネは台形になっていて、センチコガネは半円形になっています。



大和葛城山のセンチコガネ(2012年5月)
大和葛城山のセンチコガネ
(2012年5月)
頭楯が半円形なのがセンチコガネの特徴
頭楯が半円形なのが
センチコガネの特徴
センチコガネは飛ぶのが苦手なようで、さらに歩くのも遅いので、登山道では踏み潰されているのをよく目にします。




 奈良公園では、圧倒的にオオセンチコガネのほうが多く、シーズン中なら必ず見ることができますが、センチコガネはなかなかみることができません。

 高野山では、オオセンチコガネは何度も見ていますが、センチコガネはまだ一度しか見たことがありません。

 奈良公園と高野山ではオオセンチコガネのほうが多いようです。



金剛山のセンチコガネ(2012年6月)
金剛山のセンチコガネ(2012年6月)




 しかし金剛山地の金剛山と大和葛城山(やまとかつらぎさん)では、センチコガネを見たことがありますが、オオセンチコガネを見たことが一度もありません。

 奈良公園と高野山の例からすると、全く逆です。

 センチコガネとオオセンチコガネは、見た目はよく似ていても見えないところに大きな違いがあるようです。



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きらきらぴかぴか センチコガネ

今年の夏、東京の高尾山(たかおさん)に登ったときのことです。
下りの登山路を歩いているとき、道に小さなきらきら光るものが見えました。
どうやら甲虫(こうちゅう)のようです。
かがんでよく見ると、センチコガネのようでした。

センチコガネというと、『ファーブル昆虫記(こんちゅうき)』に登場するふんころがしのスカラベの仲間です。
といっても(ふん)を転がしませんし、大きさも2センチあるかないかです。

体がきらきらしてきれいですので、写真を撮りました。
もちろん糞を食べる虫がいるということは、となりには新鮮な“糞”があるわけですが……
でもきらきらと光るセンチコガネの前では、糞もきらきらと光って……なわけないですね。
ともあれ、糞を食べる虫がきらきらきれいというのはおもしろいことです。

高尾山のセンチコガネ

キャンプや山歩きは嫌いではないのですが、実はセンチコガネの実物を見たのははじめて。
きれいだとは聞いていましたが、本当にきれいです。

さすが高尾山と思いましたが、わたしが住んでる近畿地方にもいるようです。
きっと彼らが食べる糞を作り出す動物が身近にいないからでしょう。
たしかに、山に入っても動物の糞などなかなか気づきません。

自然が豊かで動物の多くて行きやすいところというと、思いつくのが奈良公園や若草山(わかくさやま)
もう秋ですので、来年の夏にいってみようかな、と思います。

でも、シカの糞にセンチコガネは集まるのかな?

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