現代の春の七種はセリがよく育つ時 七十二候:芹乃栄
今年も1月7日の七草粥の日が終わりましたが、本来は旧暦の行事なのでおよそ1ヶ月早かったのです。
1年を24等分して春夏秋冬の季節の移り変わりを表した二十四節気。
それをさらに3等分したものが七十二候。
それでは、現在の新暦1月7日は「芹乃栄(せり すなわちさかう)」という期間になります。
意味はセリがよく育つ季節。
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セリは、田んぼや用水路のなど水気が多いところや浅い流れのある溝などに生える野草で野菜、つまり山菜。
さらに春の七種(春の七草)のひとつ。
その名前を織り込んだ歌の最初に名前が挙げられる植物です。
今年の「芹乃栄」のころの錦織公園。
ここの河内の里の田んぼの端にはセリが生えています。
勝手に生えているのか同じところに生えているイグサやクサネムに押されて次第に弱々しくなって来ました。

いろんな植物の中でがんばるセリ

小さい葉に荒い鋸歯 三出複葉が集まった2回羽状複葉

それがいつの間にか七十二候のように増えていました。
まだ丈は低いですが、今年は芹の花を見ることができるかもしれません。


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