【 セコイア】

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特別展「恐竜戦国時代の覇者!トリケラトプス」と長居植物園で 恐竜ビオトープを感じてみる! トリケラトプス登場編


 博物館と植物園がコラボした「恐竜戦国時代の覇者!トリケラトプス-知られざる大陸ララミディアでの攻防-」。 
 そして「恐竜戦国時代の『エサ』?!-化石と長居植物園で知る植物の進化-」。

 化石と植物園で見ることができる植物の紹介も、いよいよ最後。




白亜紀にあったかもしれない植物に囲まれた会場入口




 もちろん今回の主役、トリケラトプスがいた時代・場所の植物です。

 トリケラトプスの大好物もあるかもしれません。



サントニアン 8630万年~8360万年前
カンパニアン 8360万年~7210万年前
中生代 白亜紀 後期
マーストリヒチアン 7210万年~6600万年前
トリケラトプス
鳥盤類
ケラトプシア類
産地:アメリカ
展示:恐竜戦国時代の覇者!トリケラトプス

今回のテーマになっている人気恐竜トリケラトプス。

体も大きくなり、各地で多様化していたそれまでのケラトプシア類とちがい、たった一種で各地に広がっていきました。

しかしそんなトリケラトプスも白亜紀末の大量絶滅に飲み込まれ、最後のケラトプシア類になってしまいました。


下に並ぶのはトリケラトプスと同じ時代のララミディア大陸にはえていた植物の化石です。
つまりトリケラトプスが食べたかもしれない植物。

白亜紀の後期になると被子植物の化石が増え、繁栄をはじめたことがわかります。

ただ、今の植物との関係がわからないものも少なくないということなので、一気に多様化して、絶滅してしまったものも少なくないのかもしれません。
まるでカンブリア爆発のようです。

セコイア・ダコテンシスの球果
裸子植物
球果類
ヒノキ科
産地:アメリカ
展示:恐竜戦国時代の覇者!トリケラトプス

今のセコイアの球果とよく似ています。

トリケラトプスが食べるのには小さいですが、ブドウのようにまとまっていたのなら、食べごたえがあったかもしれません。
セコイア
裸子植物門 マツ綱 マツ目 ヒノキ科
産地:アメリカ
展示:長居植物園内北 明石植物群北

100mを超える巨木になることで有名。
トリケラトプスも余裕で森の中を歩くことができたでしょう。

この植物園のセコイアはそこまで大きくありませんが幾本も植えられ森になっています。
セコイアの森の中を歩いてみると恐竜の気分を味わえるかもしれません。

メタセコイアの枝
裸子植物
球果類
ヒノキ科
産地:アメリカ
展示:恐竜戦国時代の覇者!トリケラトプス

葉の形や生え方、対生(左右同じ場所から葉が生えること)のところなど、今のメタセコイアにそっくりです。

葉と葉の間隔が開いているようにみえるのは、化石になる前に離れてしまったため?

落葉したものが化石になったのなら、枝に小さな葉がついたまま落ちるところもメタセコイアと同じです。
メタセコイア
裸子植物門 マツ綱 マツ目 ヒノキ科
産地:中国
展示:長居植物園内北 小池東

葉が上の化石とそっくりです。

数百万年前まで日本にも生えていましたが、その後絶滅しました。

今、日本のあちこちにはえているのは、は中国で見つかったメタセコイアを増やしたものです。
コルノフィルムの葉
被子植物
産地:アメリカ
展示:恐竜戦国時代の覇者!トリケラトプス

現在のミズキ属の植物と同じように葉の縁にそうように葉脈が走っています。

ミズキ属ならば、ヤマボウシのような花が咲き、甘い実がなっていたかもしれません?
ヤマボウシ
被子植物門 双子葉植物綱 ミズキ目 ミズキ科
産地:日本・朝鮮半島・中国・台湾
展示:長居植物園内中央 ユーカリ北西

花弁のように見えるのは総苞片。

モクレン同様、白亜紀の花は花弁がまだ現れていなかったのでしょうか。

マーストリヒチアン
後期
白亜紀
白亜紀末の大量絶滅
中生代

新生代 6600万年前~現在 哺乳類の繁栄



 白亜紀末の大量絶滅で恐竜は絶滅。

 その後哺乳類が繁栄することで、新生代の動物相は変わってしまいました。

 しかし植物は今もある植物と同じもの、近いものが白亜紀には生えていました。

 化石に残っているくらいですから、決して少なかったわけではないはずです。

 白亜紀末の大量絶滅はもちろん植物にもキカデオイデア類の絶滅など影響があったものの、生き残った植物が少なくないというのは、おもしろいところです。



 「恐竜戦国時代の覇者!トリケラトプス」はもう終わってしまいますが、植物園の樹木たちはまだまだ残ります。

 会場に行ったけど植物園に行けなかった方も、会場に来られなかった方も、ぜひ長居植物園で恐竜ビオトープを感じてみてください。



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タグ: 恐竜戦国時代の覇者!Ceratopsia球果植物恐竜ビオトープトリケラトプスセコイア・ダコテンシスセコイアメタセコイアコルノフィルムヤマボウシ

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巨樹・古樹・老樹 その6 神戸市立森林植物園のセコイアメスギ


 巨樹の代名詞にもなっているセコイア。

 アメリカでは樹齢数百年、80メートル近い木々が森をつくっているとか。

 さすがに日本で樹齢数百年のセコイアというのはないでしょうが、日本なりの大きなセコイアというのはあります。



 戦前に開園した神戸市立森林植物園の北アメリカ原産の樹木を揃えた「北アメリカ区」のセコイア。



セコイアメスギ神戸市立森林植物園 2012年5月
セコイアメスギ神戸市立森林植物園 2012年5月




 表記にはセコイアメスギとありますが、セコイアの別名。

 大きいだけでなく、地面に届くように枝を伸ばして葉を茂らせているようすは、まるで人間を近づけたくないようです。

 枝の広がりも大きく、近づくと葉に邪魔されて上のほうが見えなくなります。



離れてみるとセコイアの大きさがわかります
離れてみるとセコイアの大きさがわかります




 セコイアはスギ科セコイア属の常緑の針葉樹。
 セコイア属はこのセコイア1種のみ。

 樹齢は2000年を超えるものもあり、高さも時には100メートルを超えます。
 陸上で垂直に100メートル。生き物としては信じられないくらいの高さの樹木です。

 日本に植えられているセコイアが北アメリカみたいな巨樹の森を作るようになるには、あと何年必要でしょうか。



巨樹(大きな木)・古樹(樹齢の高い木)・老樹(年老いて見える木)」とはIWO(いきもの は おもしろい!)が以下の独自基準で選んだものです。
1.一般に「巨樹」「古樹」「老樹」と認知されている樹木
2.見た目が小さくてもその種として「巨樹」「古樹」「老樹」な樹木
3.見た目が「巨樹」「古樹」「老樹」を感じさせる樹木
4.その他IWOが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木




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タグ: セコイア巨樹・古樹・老樹神戸市立森林植物園

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巨樹・古樹・老樹 その3 花の文化園のセコイア


 地球上で一番大きな生き物。

 そういわれるのがセコイア。

 北アメリカに生える植物、樹木です。



 現在生えている木の最高は90メートル。
 記録に残るものは高さ120メートル。

 600メートルを超える東京スカイツリーと比べると低くも感じますが、これが生きている木だとすると、100メートルでもすごいことです。

 初期のゴジラやウルトラマンたちがだいたい50メートルくらいの身長でしたから、生き物としてとんでもないほどの高さなのです。

 しかしよく似た名前のメタセコイとちがい、日本ではあまり見かけることの無いセコイア。

 それを間近で見ることができるのが花の文化園。



花の文化園のセコイア 2012年2月
花の文化園のセコイア 2012年2月




 見上げるような巨樹です。

 隣にはメタセコアイが植えられていますが、同じくらいの高さ。

 名前に「セコイア」がつきますが、メタセコイアはスギ科メタセコイア属。
 セコイアはスギ科セコイア属。
 ちがう植物です。

 メタセコイアは成長しても30メートルくらい。



 ビルの6階から7階くらいが20メートル。

 近所のマンションのメタセコイアの見上げイメージと比べてみると、このセコイアは高くても20メートルくらいでしょう。

 セコイアも同じくらい。

 となると、100メートルのたった5分の1。

 言い換えればまだこの5倍も成長する!

 セコイアの寿命は数百年から千年くらい。最高齢は2000年を超えるそうです。

 このセコイアが100メートルに成長するまで見届けることはできませんが、あとどれだけ育っていくのか楽しみです。



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タグ: セコイア針葉樹常緑樹花の文化園巨樹・古樹・老樹

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セコイアとメタセコイア 名前も見た目も似ているようですが


 見た目も名前もよく似ているセコイアとメタセコイア。
 でもちがう種類の植物です。

 葉のつき方もセコイアはたがいちがいの互生(ごせい)、メタセコイアは並んでいる対生(たいせい)
互生のセコイアの葉
[花の文化園]
互生のセコイアの葉[花の文化園]
対生のメタセコイアの葉
[長居植物園]
対生のメタセコイアの葉[長居植物園]
互生のラクウショウの葉
[長居植物園]
互生のラクウショウの葉[長居植物園]



 それからメタセコイアは落葉樹ですから冬には葉を落とします。
 そのときに小さな葉が並んでついている枝まで一緒に落としてしまいます。

 一方セコイアは常緑樹ですので、冬になってもも葉を落としません。
 とはいえ、冬には生長がほとんど止まってしまいますので、新しく枝や葉を伸ばすのは、春になってから。

 そのためメタセコイアの葉がつく小枝の先には冬芽はありませんが、セコイアにはあります。

 ですからセコイアの葉は前年のばした小枝の先に新しい枝がのびて、その左右に細い葉が並びます。

 ちょうどメタセコイアの葉をいくつも縦に並べたようなおもしろい形になっています。

冬芽がいっぱいついている冬のセコイアの枝[花の文化園]
冬芽がいっぱいついている
冬のセコイアの枝
[花の文化園]




 セコイアやメタセコイアによく似ていてよく見かける樹木にラクウショウがありますが、こちらも落葉樹。
 葉の並び方は互生でセコイアと同じですが、枝の先に冬芽がないのはメタセコイアと同じです。

セコイアとメタセコイアとラクウショウの葉のつき方
名前セコイアメタセコイアラクウショウ
科-属スギ科
セコイア属
スギ科
メタセコイア属
スギ科
ヌマスギ属
落葉・常緑常緑樹落葉樹落葉樹
葉のつき方互生対生互生



 もし、セコイアかメタセコイアか、それともラクウショウか見分けがつきにくい樹木を見かけたときには、葉と枝ののつき方を見ればヒントになるかもしれません。


 でも、セコイアはメタセコイアやラクウショウほどどこにでもあるというわけではありませんから、単純に互生対生の区別だけで十分かもしれませんが。



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名前だけでなく見た目も似ているセコイアとメタセコイア

夏のメタセコイア[長居植物園]
夏のメタセコイア
[長居植物園]


 メタセコイア。

 1939年に北米のセコイアに似た植物の化石として故三木茂博士によって日本で見つけられたメタセコイア。

 残念ながら現代の日本では自生しておらず、今から100万年から1000万年前の地層から化石が見つかるばかりです。


 というのは今から70年前の日本の話。
 中国の四川省(1945年の発見時)に生えていた「水杉(シュイシャヌ)」がメタセコイアと同じ木であることがわかりました。
 その後、アメリカの科学者から苗をもらい、それを挿し木で増やしていき、小学校をはじめ日本のいたるところに植えられました。
 そのため今では珍しい樹木ではありません。


 「メタセコイア」の名前の由来は、北アメリカに自生する樹高100メートルに達する世界一高い木の「セコイア」に葉が似ていたからのようです。

 つまり、「セコイア」に「超」や「超えて」などの意味を持つ接辞の「メタ」をつけたのでしょう。

 そのセコイアの方は、メタセコイアほど見かけない珍しい木かもしれません。

冬でも青々しているセコイアの木[花の文化園]
冬でも青々しているセコイアの木
[花の文化園]


 そんなセコイアを見ることができる場所のひとつが、大阪南部の河内長野市にある府立花の文化園。
 植物園です。


 ここではセコイアとメタセコイアと並んで植えられているのがおもしろいところ。

 100メートル近くまで伸びるセコイアに対して、メタセコイアは30メートルくらいまでしか伸びません。
 しかしどちらも同じくらいの高さなのは、同じ時期に植えられたからでしょう。

 高さのちがいがはっきりと現れるようになるには、あと何年必要でしょうか。


 落葉樹のメタセコイアに対して、セコイアは常緑樹。
 冬になるとちがいがはっきりします。

冬のセコイア(左)とメタセコイア(右)[花の文化園]
冬のセコイア(左)とメタセコイア(右)[花の文化園]



 夏になると、遠目にはまったく見分けがつかなんくなることでしょう。


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