【 スズメより大きい鳥】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

古い写真の中からみつけたいきもの 芝生の上で何かを叫んだ野鳥

 何年か前の2月。
 芝生の上でセグロセキレイがなにか主張していました。

セグロセキレイ

 黒いハクセキレイに似ていますが、黒い顔に白い眉が特徴。

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古い写真の中からみつけたいきもの 北の国からやってきた赤い鳥 べにましこ?

 2013年の冬。
 金剛山の赤い鳥。

ベニマシコ

 ベニマシコ。
 紅猿子。
 Uragus sibiricus
 スズメ目アトリ科ベニマシコ属。
 大阪では冬鳥。
 スズメくらいの大きさの鳥。

紅猿子
Uragus sibiricus

 夏にはもっと赤くなるようですが、そのころには北海道や東北に行って金剛山では見ることができません。
 残念。

追記 20200129

 ところが、公開後、オオマシコのメスではないかという指摘をいただきました。
 実はベニマシコとするには少し違和感があったので、調べ直してみました。

 正直、手元の図鑑やネットの画像を見比べてみても、どちらにも似ているようで、どちらともちがうところもあり、ゲシュタルト崩壊を起こしてしまいました。
 ただ、オオマシコの日本での分布は本州中部以北となっています。
 金剛山は大阪と奈良にまたがる山で、標高は1000mほど。
 分布域からすると、オオマシコではなさそうです。
 ただ、金剛山の野鳥で調べてみると、わりと普通にやってきているようです。
 すっかり忘れていましたが、このブログでも過去にオオマシコとして記事にしていました。
 ということで、オオマシコとして訂正します。

 オオマシコ。
 大猿子。
 Carpodacus roseus
 スズメ目 アトリ科 マシコ属。
 大阪では冬鳥。
 スズメより大きい鳥。

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今年最初のツバメかな 玄鳥至

 冬鳥を見に恒例の日本一古い溜池の狭山池へ行きました。
 4月になってソメイヨシノも見頃。
 暖かくなって冬鳥は少ないかもしれません。

 「池」といいつつ、実はダムカードもある「ダム湖」。
 周囲には遊歩道があり、歩く人やランニングをする人がいます。
 池を見ながら歩いていると、目の前をすっと横切る黒い影が。

春の狭山池の上空を飛ぶ黒い影
狭山池

 ツバメです。

地面すれすれを飛ぶツバメ
ツバメ

 ツバメは渡り鳥。
 日本で繁殖するために春にやってきて秋に帰る夏鳥。
 昔から季節の移り変わりの目印にされていました。


 1年を72に区切って季節の移り変わりを表す七十二候にも、4月初旬に「玄鳥至(つばめきたる)」、9月中旬に「玄鳥去(つばめさる)」があります。
 今年はじめてツバメを見たのがちょうど「玄鳥至」の間。
 なんて偶然なんでしょう。

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タグ: ツバメスズメより大きい鳥渡鳥夏鳥狭山池の鳥狭山池玄鳥至七十二候

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春になったらカワセミの恋の季節のはじまり

 公園を歩いていると、古い自転車のブレーキのような音が聞こえてきました。
 カワセミです。
 池の方をよーく見てみます。
 カワセミは「清流の宝石」と呼ばれることがありますが、池や町中の川にもいますし、鮮やかな色も緑の葉の中では保護色になることもあります。
 魚を狙うため石の上や枝の上によくとまりますので、いそうなところを目を凝らして見ます。
 いました!

 どうも魚をくわえているようです。


 でも、なんかヘンです。
 カワセミは、つかまえた魚を石や枝に叩きつけてぐったりさせて飲み込みます。
 でも、このカワセミはそのような素振りは見せません。
 枝にとまって、じっとくわえているだけ。


 見ていると、また古自転車のブレーキ音をたてながら、飛んでいきました。
 魚をくわえたままのようです。


 ということは、行き先はメスのところ。
 魚はプレゼント、求愛給餌でしょう。

 ところが、彼らの姿を探しているうちに、鳴きながらどこかに飛んでいってしまいました。
 失敗でしょうか?

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タグ: カワセミスズメより大きい鳥

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金剛山の沢筋の黒い鳥はミソサザイ?それともカワガラス?


 紅葉にはちょっと早い10月の金剛山。

 大阪と奈良の境にある1125mの山です。

 沢筋を下山していると、黒くて小さい鳥が飛んでいきました。

 金剛山で黒くて小さい鳥というと、ミソサザイかカワガラス。

 鳥は下流へ飛んでいったので下って行くと。

 いました。

 沢の中に突き出た花崗岩(かこうがん)の上にとまっています。



カワガラスかミソサザイと思しき黒い鳥
カワガラスかミソサザイと思しき黒い鳥




 下山方向なので近づいていくと、また下流に向かって飛んでいきます。

 まるで道案内をしてくれているよう。
 昆虫の斑猫(はんみょう)のようです。

 逃げないように陰から見ていると、鳥はそのまま流れの中にささっと入っていきます。

 飛び込むのではなく、歩いて入っていきます。

 こんなことをするのは、カワガラス。

 ぽってりとした丸い感じの体もカワガラスの特徴。



流れの中を歩くカワガラス
流れの中を歩くカワガラス




 カワガラスと思しき鳥は、谷筋を歩いているとよく出会います。

 しかし、人影を見るとすぐ逃げていってしまい、見えるのは飛んで行く影だけ。

 まともに写った写真を撮ったことはほとんどありません。

 それがミソサザイとちがうところ。

 ミソサザイもそんなに写真に撮りやすいわけではありませんが、何枚か撮ったことがあります。



カワガラス(河烏,川鴉)
スズメ目 カワガラス科 カワガラス属
留鳥
スズメより大きい

カワガラス(河烏,川鴉)



 この沢は幅が狭い上に、両側が切れ込んでいるところ。
 さらに曲がりくねっていて、ちょっと行けばこちらの姿は見えなくなります。

 それでカワガラスも安心するのでしょう。

 残念なのは、この日はちょっとハードな道を行く予定だったので高倍率のカメラを持っていなかったこと。

 手元の光学5倍のカメラでは、なかなかきれいに写すことはできませんでした。

 とはいえ、カワガラスらしい流れの中に潜っていく姿を見ることができたのは、幸運でした。



 今年もカワガラスらしい姿を見せてくれることを願ってます。



タグ カワガラス 金剛山の鳥 金剛山

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通りすがりの赤いやつ 渡鳥戦隊のヒレンジャク


 まだまだ寒い3月初旬。

 道を歩いていると数人の人だかり。

 多くの人が望遠鏡のようなレンズのカメラを持っています。

 ということは、レンズの向かう先に珍しい鳥がいる証拠。

 なんでしょう?



 聞いていみると、ヒレンジャク。

 冬になってくるとやってくる冬鳥です。

 結構個性的な顔立ちで、見てみたい鳥の一つでした。

 ということは、ここでは珍しい鳥。

 写真を撮っている人も珍しい鳥と言っていました。



ポプラの木の上に止まっているヒレンジャク
ポプラの木の上に止まっているヒレンジャク




 体のほとんどが灰色で、地味そうに思えますが、黒い嘴(くちばし)と黒い過眼線(かがんせん)と後頭部に生えた黒い冠羽(かんう)が一直線に並び、目の下を縁取る白い線。

 結構精悍な顔立ちです。

 そしてたたんだ羽の先は黒地に白い線。

 尾羽根の先などには名前の由来となった赤。

 ほかの鳥とはちょっとちがう雰囲気。

 その風貌と群れで行動する姿から、野鳥マンガ「とりぱん」では、「渡鳥戦隊ヒレンジャー」という二つ名がつけられています。

 この時はたくさんいたので「渡鳥戦隊ヒレンジャーいっぱい」。



ヒレンジャク(緋連雀)
スズメ目 レンジャク科 レンジャク属
スズメより大きい
冬鳥
ヒレンジャク(緋連雀)



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 ヒレンジャクと同じレンジャク属にキレンジャク(黄連雀)がいます。

 見た目はヒレンジャクとほとんど同じ。
 名前の違いと同じように、ヒレンジャクの赤い部分が黄色くなっています。

 ヒレンジャクとキレンジャクは一つの群れになって一緒に行動すること(混群)もあり、「とりぱん」ではその状態を「渡鳥大戦隊」と呼んでいます。

 そこで画像をチェックしてみましたが、キレンジャクは見つからず。

 どうやら渡鳥戦隊のようです。

 西日本に多いヒレンジャクに対して、東日本に多いのがキレンジャク。
 その通りの結果でした。



尾羽根の内側も赤いヒレンジャク
尾羽根の内側も赤いヒレンジャク




 ヒレンジャクは寄生植物のヤドリギの実を食べることで有名。

 ヤドリギも鳥に食べられなければ芽を出すことはありません。

 ところがこの近くにはヤドリギはほとんどありません。
 ひとりぼっちのヤドリギが2箇所にあるだけ。

 雄株と雌株があるヤドリギは、ひとりぼっちでは実はならないでしょう。

 レンジャクがいないからヤドリギがないのか、それともヤドリギが実をつけないからレンジャクが少ないのか。

 ともあれ、ヒレンジャクを見ることができたのは幸運でした。



少し離れたとこにあるもう一つのひとりぼっちのヤドリギ
少し離れたとこにあるもう一つのひとりぼっちのヤドリギ
通りすがりのキレンジャクでここにやってきたのかもしれません。




 ヤドリギはもちろんヒレンジャクが食べる実がなかったのか、あっという間にどこかへ行ってしまいました。



タグ♦ ヒレンジャク ヤドリギ 冬鳥 スズメより大きい鳥

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“ウミ”セミ?


 和歌山県の海南市にある和歌山県立自然博物館。

 展示の多くが海の生き物が占めるだけあって、海岸に建っています。

 博物館の近くに公園があるのでそこでちょっと休憩しながら海を見ていたら。



和歌山県立自然博物館近くの海
和歌山県立自然博物館近くの海




 古い自転車のブレーキみたいな聞き慣れた鳴き声が。

 遠くを青いものが横切っていきます。

 カワセミです。



 カワセミは漢字で書くと「翡翠」。
 輝石(きせき)の「ひすい」と同じ字です。

 ほかに「川蝉」とも書きます。

 そのとおり川に住む鳥だと思っていたのですが、海にも住むようです。



海にやってきたカワセミ
海にやってきたカワセミ




 さあ、川と同じように海に飛び込んで魚を捕るか。

 と見ていたのですが、またブレーキ音を出しながら飛んでいってしまいました。

 残念。



 ネットで調べてみると、意外と海での目撃が多いようです。
 もちろん、海に潜って魚も獲るようです。

 カワセミにとって餌場としての淡水と海水のちがいはあまりないようです。

 それでも「川蝉」とよばれ川での目撃が多いのには、なにか理由がありそうです。



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