『とりぱん』17巻 存在感が薄くなったような気がしたら、つぐみん大爆発!
特定の主人公的な鳥がいるのではなく、いろんな鳥が次々と登場するとりぱん。
身近な野鳥の行動を描いたマンガです。
今回も遅れて紹介です。
毎回毎回出てくる鳥もいれば、たまにしか出てこない鳥もいます。
そして、突然目立ってくる鳥も。
16巻に続いてシメが登場。
太いクチバシを持つので、もちろん小さな実の殻を割って食べます。
ということで、別名「羽の生えたハムスター」。
たしかに大きさやズングリしたところはぴったりかもしれません。
でも、ハムスターよりも迫力がありますが。

キツツキなのにアカゲラやアオゲラとちがって出番が少ないコゲたん(コゲラ)や、かわいいみそちー(ミソサザイ)も登場。
そして“最強生物”エナガヒナ登場!
エナガ自体がもうかわいいのに、ヒナの破壊力はハンパじゃない。
実物はまだ見たことはありませんが、錦織公園にあれだけエナガがいるのですから、エナガヒナもいるはずです。
乱暴キャラのヒヨドリだけでなく、愛されキャラのつぐみん大ピンチ。

それに危機を感じたのか、ツグミのつぐみんが大増殖。
ヘタレキャラとして揺るがぬ地位を築いたはずのつぐみんに新キャラ登場。
よわみんとつよみん。
それにべつみんによそみん、とつぐみんだらけ。
やっぱりつぐみんはとりぱんの主人公! みたいな鳥です。
冬しかやってこないのに。

野鳥エッセイマンガのとりぱん。
いつもは作者の住むところの野鳥ですが、時々旅行編があります。
17巻では京都へ行きます。
洛中(市街)からちょっと離れた伏見のお稲荷さん。
とりぱんで伏見のお稲荷さんとくるときっとあれが登場すると思うかもしれません。
そう、焼き鳥です。

お稲荷さんは稲の神様。
実った稲穂を食べるスズメを逆に食べてしまえ!というのがはじまり、とも言われます。
ですから、食べるのはニワトリじゃなくてスズメ。
それがどうだったのかは、『とりぱん』17巻で。

タグ: とりぱん シメ エナガ つぐみん スズメ とりのなん子

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