【 スギ】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

あたたかい冬のひとときの雪 金剛山葛木神社の杉

 今年も暖冬と言われながらも、最低気温で氷点下を記録した大阪。
 2シーズンぶり。
 でも、金剛山山頂は積雪0cmで霧氷なし。
 1月中旬、雪で白くなった葛木神社のスギ。


 もうこの冬はこの姿を見ることはできなさそうです。

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巨樹・古樹・老樹 その71 金剛山遊歩道の細尾谷シルバーコース分岐下の終りと始まりの一本大杉

 金剛山の尾根道の下の遊歩道。
 こちらは歩行者専用の土の道。
 お寺と千早園地の間の尾根と谷には道がついています。
 その一つ、細尾谷。
 文殊尾根側の杉林から降りたすぐのところの左手にお盆のように平にくぼんだところがあります。
 その端に大きな杉が立っています。

金剛山遊歩道の細尾谷シルバーコース分岐下の
終りと始まりの一本大杉(2018年1月)

 遊歩道より上では大きな樹木はいくつもありますが、その下ではめずらしいような気がします。
 植林された細くて枝も少ない杉の中、大きくぐにゃりと曲がった枝がいくつも生えている大きな杉は特別な感じがします。
 谷筋なのにこの杉の前だけお盆のように平らなところも気になリます。
 金剛山では、そういう場所には墓碑やお地蔵さんがよくあります。
 ここもそういった場所の一つなのかもしれません。
 何もないように見えますが。


 今では、登山者にとっては細尾谷道の終わりを、下山者にとっては細尾谷道の始まりを知らせてくれる目印になっています。

巨樹(大きな木)・古樹(樹齢の高い木)・老樹(年老いて見える木)」とはIWO(いきもの は おもしろい!)が以下の独自基準で選んだものです。
1.一般に「巨樹」「古樹」「老樹」と認知されている樹木
2.その場所や地域の中で見た目が「巨樹」「古樹」「老樹」を感じさせる樹木
3.見た目が小さくてもその種として「巨樹」「古樹」「老樹」な樹木
4.地域の自然を愛する組織や団体などが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木
5.その他IWOが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木

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巨樹・古樹・老樹 その68 金剛山の葛木神社の裏参道の隣の霧氷の仁王杉 其ノ貮

 今年はここ数年の中でも一番の寒さ。
 金剛山も長い間雪が残っています。
 山頂は神社の聖域で、周辺の杉は切られることもなく、自由に枝を伸ばしているものがいくつもあります。
 しかし、名前がついているものはわずか。
 そのひとつが葛木神社の裏参道隣の仁王杉

金剛山の葛木神社裏参道隣の霧氷の仁王杉(2018年1月)

 前回と同じように冬の姿。
 意識はしていませんが、氷をまとった姿には普通の樹木にはないものを感じます。
 樹齢500年と言われています。
 確かに腕のように突き出されたいくつもの太い枝には風格があります。

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巨樹・古樹・老樹 その36 金剛山の霧氷の仁王杉

 修験道(しゅげんどう)の開祖、役行者(えんのぎょうじゃ)が開いたと言われる金剛山。
 神社とお寺がある山頂にはスギやヒノキが植えられ、守られています。
 材として伐られないので、自由に大きく育っています。

 その一つが仁王杉(におうすぎ)。
 数少ない名前がついた木です。
 名前の由来はわかりませんが、大鳥居の先、神社の裏参道のところ。
 参道脇にすっくと立っている姿を仁王像になぞらえたのかもしれません。

金剛山の仁王杉(2016年1月)

 霧氷をまとって青碧(せいへき)色になっている仁王杉。
 今年はあまりみられません。
 青碧日本の伝統色 和色大辞典 - Traditional colors of Japan

 「仁王」は通称。
 本来は金剛力士。
 仏教を守る護法善神で、阿行(あぎょう)吽形(うんぎょう)の二体で門を守っている仏像。
 さて。
 この仁王杉は、阿行吽形どちらでしょう。

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■参考外部リンク■
金剛山登山道情報(金剛山のホームページ)
ちはや星と自然のミュージアム
~ Chihaya Nature and Astronomy Museum ~


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暖かい冬のわずかな霧氷の杉 金剛山転法輪寺

 暖かい日が続くこの冬。
 標高がたった1000メートル余りの金剛山では、霧氷ができる日が限られ、なかなか見られません。
 そんな中でやっと出会えた金剛山の霧氷。
 少し雪も混ざっているような気もしますが。

 山頂の転法輪寺を囲む杉と霧氷。
 修験道の修行の地としての歴史もある金剛山。
 山頂には神社と寺院があり、神聖な場所として杉が守られてきました。

金剛山転法輪寺の霧氷

 常緑の杉の葉に霧氷がつきます。
 冬でもいつとけるかわからないので葉を厚く覆えず、白い氷の向こうから、葉の緑色が透けて見えます。
 それが夏の山では見られない青碧(せいへき)色の杜。
 この時期だけです。
青碧日本の伝統色 和色大辞典 - Traditional colors of Japan

杉と霧氷

 曇だと紺鼠(こんねず)色になってしまいますが、それもまたおもしろい景色です。
紺鼠日本の伝統色 和色大辞典 - Traditional colors of Japan

この冬の金剛山の霧氷は別館 いきもの を ぱちり! にも。

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下赤阪の棚田の2015年 12月上旬のその他植物等編

 花を実を中心に紹介している下赤阪の棚田ビオトープ。
 もちろん、花や実もない植物もあります。

下赤阪の棚田の一番長く続く棚田

その他植物等
植物界
裸子植物門 マツ綱

スギ(杉)Cryptomeria japonica

マツ目 ヒノキ科 スギ属
常緑高木

日本の固有種ですが、古くから様々なものの素材として利用されていたため、各地に植えら自生地がわからなくなっています。

また、明治期に国家的事業として植えられましたので、棚田も周りにもあります。

そして、なぜか棚田の中にもぽつんと。
不思議な杉です。

裸子植物門 マツ綱
植物界
被子植物門 単子葉植物綱

ネザサ(根笹)Pleioblastus chino var. viridis

イネ目 イネ科 メダケ属
常緑多年生

小型のタケ科の笹の仲間。

今まで紹介しなかったのですが、棚田と上の田んぼの境の崖面に壁のように生えています。
上の田んぼから水が染み出してきているので、元気です。

笹の仲間にはよく似たものが多いので迷います。
葉がちょっと短めで垂れていないのでネザサとしました。
長めで垂れていればメダケ。

被子植物門 >単子葉植物綱
植物界
その他植物等

 目立つ花が咲かないので今まで取り上げていなかったのですが、スギもササも下赤阪の棚田にはたくさんあります。

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次
■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会

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タグ: 下赤阪の棚田2015下赤阪の棚田2015/1212月の下赤阪の棚田の植物スギネザサ植物等/SA-tanada

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金剛山の樹氷は西からやってくる


 金剛山の山頂付近が白くなることがある冬。

 山頂には雪がつもり、木々が樹氷に覆われます。

 冷やされた空気中の水蒸気が、木などにあたって氷に変わったものを「霧氷(むひょう)」といいます。

 その中で風で吹きつけられた水蒸気が凍って白くなったものが「樹氷(じゅひょう)」。
 ですから風が吹いてくる方に向かって成長していきます。

 金剛山は阪神地域でも霧氷を見に行きやすい場所の一つとして有名で、冬が一年で最も登山者が多くなる時期、と言われています。



 この日は北側の水越峠(みずこしとうげ)からのアプローチ。

 2月には滝が凍るモミジ谷本流から山頂へ向かいます。

 凍る第六堰堤(だいろくえんてい)を経て、源流アタックをしないで尾根道へ。

 道にはまだまだ雪が残っていますが、霧氷はないようです。



モミジ谷から尾根道を登りきったあたり
モミジ谷から尾根道を登りきったあたり
雪は積もっていますが霧氷はなさそう




 真冬でも少し暖かくなると気温が0℃を超えてしまうことがある金剛山山頂では、霧氷が見られるかどうかは、その時の気象状況によって変わります。

 ちょっとガッカリしながら金剛山で一番高い葛木岳(かつらぎだけ)をぐるりとまわる登山道にでました。

 木が白くなっているところもありますが、それは霧氷ではなく雪が積もったもの。
 吹きつけたようにべったりとついてます。



 しかし葛木岳を迂回して西側の転法輪寺に近づくと、様子が変わりました。

 真っ白。

 霧氷です。



林床の低木にまで霧氷がついてる転法輪寺裏
林床の低木にまで霧氷がついてる転法輪寺裏




 背の高いスギはもちろん、下生えの低い木まで真っ白です。

 それほど標高は変わらないのに、別世界。



霧氷がびっしりついた山頂のスギその1
霧氷がびっしりついた山頂のスギその1




霧氷がびっしりついた山頂のスギその2
霧氷がびっしりついた山頂のスギその2




 冬は北西の風が吹きます。

 そして金剛山の北西には大阪湾があります。

 霧氷は冷たいだけでなく、水蒸気を含んだ風でなければできません。

 ということで、西側に霧氷がたくさんできたのでしょう。



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