【 コハコベ】

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真実の春の七種を見に行こう! 錦織公園の河内の里

 今日は春の七種の日。
 それは1月7日のこと?
 いやいや、それは偽り?の春の七種。
 今日こそ真実の春の七種。

 春の七種、または春の七草。
 七種類の植物を入れたおかゆ、七草粥を食べて一年の無病息災を願う行事。
 そのような形に落ち着いたのは江戸時代。
 そう。
 旧暦の時代の行事です。
 月の満ち欠けに合わせた旧暦の1月7日。
 2016年は2月14日になります。

 ということでやってきたのはおなじみの錦織公園。
 ここの河内の里では年末から年始にかけて春の七種が展示されています
 正月気分が抜ける頃には展示が終わってしまいます。
 ところが、じつは、河内の里には春の七種が生えていたのです!

芹 せり

和名:セリ
セリ目 セリ科 セリ属
多年草
分布:北海道~九州
適地:湿地や畦道
タグ:セリ

水気の多いところが好きな野草。

それどろこか、水路のような水が流れるところにも生えます。

水田雑草の一つですが、探すのは常に水があるような場所。
それかいつも湿っているような場所。

気に入ったところだと、どんどん成長していく雑草ですが、合わない場所だとすぐ弱ってしまいます。

今年はものすごく弱ってしまったので、探すのに苦労すると思います。

薺 なずな

和名:ナズナ
アブラナ目 アブラナ科 ナズナ属
越年草
分布:北海道~九州
適地:道端,公園,畑
田んぼの畦などにも生える水田雑草。
タグ:ナズナ

別名「ぺんぺんぐさ」。

ハート型の実が三味線のバチににていることが別名の由来。

道端にも生える雑草なので、乾燥した道端から畑のまわりまでいろんなところに生えます。

ロゼットはクシのように細かい葉がたくさん並びますが、茎に生える葉は、細長い葉で形がまったくちがいます。

もう花が咲いているのもあるので、ロゼットよりもハート型の実で探すほうが見つけやすいかもしれません。

御形 ごぎょう

和名:ハハコグサ
キク目 キク科 ハハコグサ属
越年草
分布:北海道~沖縄
適地:人里の道端、田の畦
タグ:ハハコグサ

「おぎょう」とも読みます。

葉の表面に細かい毛が生えていて、白っぽく見えます。

これは葉っぱらしい形のロゼットになっていますが、ときにはキクラゲみたいな植物らしくない形になることもあります。

チチコグサやチチコグサモドキなどよく似たロゼットの植物があります。

下はチチコグサ。

ハハコグサよりも薄い感じで形が整っています。

錦織公園では圧倒的にチチコグサやチチコグサモドキのほうが多いので注意が必要です。

繁縷 はこべら

和名:コハコベ
ナデシコ目 ナデシコ科 ハコベ属
越年草
分布:北海道~九州
適地:道端,公園,畑
タグ:コハコベ

茎が緑色は外来種のミドリハコベ、かもしれません。

メシベの先が5つに分かれていたらウシハコベ

地面を這うように茎を伸ばしますので、緑色のじゅうたんのように見えます。

田畑ではよく見かける雑草。

田んぼや畑で離れたところから緑の絨毯のように見えたら、ハコベかもしれません。

仏の座 ほとけのざ

和名:コオニタビラコ
キク目 キク科 ヤブタビラコ属
越年草
分布:本州~九州
適地:湿地を好む
タグ:コオニタビラコ

「ホトケノザ」という和名の植物がありますが、そちらはシソ科の雑草で、違う種類。

湿り気があって日の当たる場所が好きな雑草。

田んぼのまわりでみかけます。

名前のようにロゼットも小さめ。

錦織公園では、河内の里以外にも日当たりのいい斜面の下の方で見かけることがあります。

赤いのは冬の寒さを凌ぐため糖分を増やしそれが赤い色素になったためです。

菘 すずな

和名:カブ
アブラナ目 アブラナ科 アブラナ属
越年草
分布:アフガニスタン原産
適地:代表的な野菜
タグ:カブ

外来種の野菜。

食用部分は胚軸。胚軸は、簡単に言うと根でも茎でもないところ。

野生化しているものは見たことがありません。

ということで、見かけるのは畑。

普通の田畑では、見かけることができないかもしれません。

蘿蔔 すずしろ

和名:ダイコン
アブラナ目 アブラナ科 ダイコン属
越年草
分布:地中海原産
適地:代表的な野菜
タグ:ダイコン

身近な野菜のダイコン。

カブと同じように外来種の野菜。

食用部分は胚軸と根の一部。このように見た目だけでなくカブとは明らかに違う種類。

こちらも野生化しているのは見かけません。

 すべて錦織公園の河内の里の里の家と園周辺の田畑にありました。
 カブとダイコン以外は勝手に生えたもの。
 河内の里の里の家と園周辺は、河内地方の農家をイメージしたものです。
 とはいえ、5種類の草は勝手に生えたようです。  昔の日本人の生活では、春の七種の7種類の植物は、身近なものだったのです。

■参考外部リンク■
錦織公園 | 大阪府富田林市 大阪府営公園

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春のななくさは 七種類の草で無病息災

 今日、1月7日は七草粥の日。
 テレビではまるで呪文のように唱えています。

 お正月も一区切り。
 一年の普通の日々がはじまります。
 そんな日に7種類の植物を入れたおかゆを食べて、一年の無病息災を願います。

お正月モードの河内の里の里の家

 「七種(ななくさ)」とも「七草」とも書かれる7種類の植物は、次のように歌われます。

せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ
これぞななくさ

 錦織公園の河内の里では、毎年年末から年始にかけて春の七種が展示されています。

芹 せり

スーパーで売っている野菜ですが、雑草としても生えます。
水辺を好むので、田んぼの畦や水路などでみかけることがります。
タグ:セリ

薺 なずな

別名「ぺんぺんぐさ」。
ハート型の実が特徴。
道端にも生える雑草。
タグ:ナズナ

御形 ごぎょう(ハハコグサ)

「おぎょう」とも。
花弁のない花と短い毛が生えた葉が特徴。
タグ:ハハコグサ

繁縷 はこべら(コハコベ)

茎が緑色は外来種のミドリハコベ
メシベの先が5つに分かれていたらウシハコベ
タグ:コハコベ

仏の座 ほとけのざ(コオニタビラコ)

「ホトケノザ」という植物がありますが、そちらはシソ科の雑草で、普通食べません。
湿り気があって日の当たる場所が好きな雑草。
田んぼのまわりでみかけます。
タグ:コオニタビラコ

菘 すずな(カブ)

外来種の野菜。
自生はできないようで、見かけるのは畑の中。
タグ:カブ

蘿蔔 すずしろ(ダイコン)

身近な野菜のダイコン。
こちらも外来種の野菜で、野生化しているのは見かけません。
タグ:ダイコン

 七種のうち、4種類は雑草。
 1種類はスーパーで売っていますが、雑草としても見かけます。
 野菜は2種類だけ。
 たしかに縁起をかつぐための食べ物のようです。

■参考外部リンク■
錦織公園 | 大阪府富田林市 大阪府営公園

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下赤阪の棚田の2015年 2月下旬の黄色・白い花編


 暦の上では春を迎えた下赤阪の棚田ビオトープ。

 まだまだ寒い日が続いていましたが、草花は少しずつ咲きはじめています。

 植物は、季節にとても敏感です。




一面緑の絨毯を敷いたみたいな2月下旬の下赤阪の棚田




すでに紹介している生き物については、一部画像や説明等を省いていますので、
画像や説明等のあるページへのリンクをつけています。
まとめて見るタグ:2月の下赤阪の棚田の植物



植物界
黄色い花
被子植物門 双子葉植物綱
オニノゲシ(鬼野芥子)
Sonchus asper
キク目 キク科 ノゲシ属
越年草
ヨーロッパ原産
タグ:オニノゲシ

名前のように痛そうなトゲだらけ。

外来種らしく痛そうなトゲだらけ。

だてに「鬼」を名乗っていない、という植物です。
カンサイタンポポ(関西蒲公英)Taraxacum japonicum
キク目 キク科 タンポポ属
多年草
タグ:カンサイタンポポ
アブラナ(油菜)Brassica rapa
フウチョウソウ目 アブラナ科 アブラナ属
二年草
食用作物
別名:ナノハナ(菜の花),ナタネ(菜種)
タグ:アブラナ
別名「なのはな」ですが、観賞用に植えられている「なのはな」は、ハナナ(花菜/Brassica rapa var. amplexicaulisだったりします。

葉っぱがくしゃくしゃっとしてたらハナナ。

つるっとチンゲンサイのようだったらアブラナ。

かも。
ソシンロウバイ(素心蝋梅)
Chimonanthus praecox f. concolor
クスノキ目 ロウバイ科 ロウバイ属
落葉低木
タグ:ソシンロウバイ
被子植物門 双子葉植物綱
黄色い花
植物界
白い花
被子植物門 双子葉植物綱
ナズナ(薺)Capsella bursa-pastoris
フウチョウソウ目 アブラナ科 ナズナ属
越年草
別名:ペンペングサ
タグ:ナズナ
「春の七種」の一つ。

花弁が4枚の十字花は、アブラナ科の特徴。

花弁が4枚ですが、オシベが6本なのがナズナの特徴。
タネツケバナ(種漬花)Cardamine scutata
フウチョウソウ目 アブラナ科 タネツケバナ属
越年草
タグ:タネツケバナ
同じアブラナ科なのでナズナに似ています。

果実が真直ぐな棒状になっているのがタネツケバナ。

ナズナは平たい軍配(ぐんばい)状、
コハコベ (小繁縷) Stellaria media
ナデシコ目 ナデシコ科 ハコベ属
越年草
タグ:コハコベ
こちらも春の七種。

ナデシコ科は花弁が5枚。

10枚あるように見えますが、1枚が真ん中で深く切れ込んで2枚のように見えるため。

よく見ると5枚です。
オランダミミナグサ(和蘭耳菜草)Cerastium glomeratum
ナデシコ目 ナデシコ科 ミミナグサ属
一年草
タグ:オランダミミナグサ
スイセン(水仙)Narcissus の八重咲き品種
クサスギカズラ目 ヒガンバナ科 スイセン属
多年草
タグ:スイセン
花の真ん中のラッパ状の副花冠が大きくなり、八重咲になっています。

園芸品種は不明です。
ウメ(梅)Prunus mume の栽培品種「南高」?
バラ目 バラ科 サクラ属
落葉高木
タグ:ウメ
梅はあまりまとまっていませんが、棚田の所々に植えられています。

白梅は、実を食べる南高(なんこう)ではないかと思います。
被子植物門 双子葉植物綱
白い花
植物界



 花の種類が増えてきたので、今回は2回に分かれます。

 もともとキク科が少ない白い花では、アブラナ科やナデシコ科が登場。

 暖かくなるにつれ、花の勢力図にも変化が現れてきました。



タグ♦ 2月の下赤阪の棚田の植物

■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会


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錦織公園で“本当に”春の七種さがし


 1月7日です。

 春の七種(ななくさ)です。



 「おや?」と思う人も少なくでしょう。

 なぜなら、今は2月下旬。



 そもそも春の七種は明治よりもずっと昔から1月7日の風習でした(一部地域を除く)。

 そう、本来は昔の暦(こよみ)、旧暦、太陰暦(たいいんれき)の1月7日なのです。

 太陰暦は月の動きに合わせた暦で、太陽暦と比べると毎年ずれが生じます。

 そのため1月1日は、二十四節気の雨水(うすい)直前の新月の日と決められています。

 2015年は2月19日が旧正月。

 そして2月25日が1月7日になります。



 ということで、旧正月前の錦織公園(にしこおりこうえん)の河内(かわち)の里に春の七種を探しに行きました。

 里山を残した大きな公園に中にある河内地方の農家を模したエリアです。

 毎年年末年始には春の七種が展示されていますが、さすがに旧正月までは置かれていません。

 ここには擬似的な田畑が作られていますので、「田畑の雑草」と言われる春の七種もあるかもしれません。



芹(せり)
和名:セリ(芹)
セリ目 セリ科 セリ属
多年草 丈.20-50cm 冬.常緑
分布:北海道~九州
適地:湿地や畦道
水分の多い土壌や水の流れがゆるやかな浅瀬などを好む水田雑草。
タグ:セリ
野菜でもありますが、水辺の雑草。

周囲に田んぼがあるため池は多いのですが、安全確保のために近寄れません。

そんな中で水辺に近寄れる場所の一つが河内の里。

でも、セリが生えているのは田んぼの角。

ここにはオモダカも生えていますので、意図的に生やしているのかもしれません。

薺(なずな)
和名:ナズナ(薺)
アブラナ目 アブラナ科 ナズナ属
越年草 丈.10-50cm 冬.ロゼット
分布:北海道~九州
適地:道端,公園,畑
田んぼの畦などにも生える水田雑草。
タグ:ナズナ
乾燥気味のところでも生えるありきたりの雑草なのですが、よく手入れされている錦織公園ではあまり多くありません。

丈が高いため簡単に刈られてしまうのでしょうか。

この日は花を咲かせているのはもちろん、ロゼットも見つかりませんでした。

右の画像はお正月展示のナズナです。
御形(ごぎょう)
和名:ハハコグサ(母子草)
キク目 キク科 ハハコグサ属
越年草 丈.10-30cm 冬.ロゼット
分布:北海道~沖縄
適地:人里の道端、田の畦
全体が綿毛に覆われ白っぽく見える。
タグ:ハハコグサ
ナズナ同様乾燥気味のところでもよく生える雑草。

河内の里でもよく見かけます。

越年草ですので、去年芽を出して、ロゼット状態で暖かくなるのを待っているのでしょう。

繁縷(はこべら)
和名:コハコベ(小繁縷)
ナデシコ目 ナデシコ科 ハコベ属
越年草 丈.10-20cm 冬.常緑
分布:北海道~九州
適地:道端,公園,畑
花柱3個,雄蕊1~7本。
タグ:コハコベ
これもありふれた雑草です。

地面を這うように成長するので草刈りから逃れやすいのでしょうか、よく見かけます。

仏の座(ほとけのざ)
和名:コオニタビラコ(小鬼田平子)
キク目 キク科 ヤブタビラコ属
越年草 丈.5-25cm 冬.ロゼット
分布:本州~九州
適地:湿地を好む
水田雑草。
タグ:コオニタビラコ
水田雑草ということで、公園ではなかなか見かけません。

右の画像はナズナと同じようにお正月展示のものです。
下の画像は河内の里でみつけたもの。

一見コオニタビラコのようですが、大きいのでヤブタビラコではないかと思います。
菘(すずな)
和名:カブ(蕪)
アブラナ目 アブラナ科 アブラナ属
越年草 丈.20-60cm 冬.ロゼット
分布:アフガニスタン原産
適地:代表的な野菜
食用部分は胚軸。
タグ:カブ
これは雑草ではなく野菜です。

外来種で野生化はしていないようですので、カブ畑以外では見つからないでしょう。

ところが冬野菜として河内の里の畑では毎年育てられていますので、見ることができました。

蘿蔔(すずしろ)
和名:ダイコン(大根)
アブラナ目 アブラナ科 ダイコン属
越年草 丈.50-100cm 冬.ロゼット
分布:地中海原産
適地:代表的な野菜
食用部分は胚軸と根の一部。
タグ:ダイコン
こちらも外来種の野菜です。

一部には野生種があるようですが、普通はみかけません。

こちらも冬野菜として畑で栽培されているので、見ることができました。




 ということで、7種類揃えることはできませんでした。

 でも、ここの田畑は擬似的な小さなもの。

 普通の田畑だったら、カブとダイコン以外はきっと見つかったことでしょう。

 機会があれば、探してみたいと思います。

 でも、むやみに田畑に入ることはお勧めできることではありませんので、機会はいつやってくるか……



タグ♦ 春の七種 錦織公園

■参考外部リンク■
錦織公園 | 大阪府富田林市 大阪府営公園


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錦織公園で春の七種さがし


 1月7日。

 人日(じんじつ)の節句(せっく)。

 七草粥(ななくさがゆ)の日。

 この日に7種類の野菜・山菜のはいったおかゆを食べると、無病息災になるといわれる伝統的な習慣です。

 発祥は古代の中国ですが、今のような形になったのは江戸時代の日本と言われています。



 ということで、毎年恒例になっている大阪の南河内地方にある府営の錦織公園の河内の里に行ってきました。

 ここでは年末から年始にかけての間だけ、春の七種を展示しています。




錦織公園の河内の里の里の家の前に並ぶ春の七種




 春の七種を覚える言葉があります。

 まずはそれから。



  せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ 

  これぞななくさ



和名:セリ(芹)
セリ目 セリ科 セリ属
多年草 丈.20-50cm 冬.常緑
分布:北海道~九州
適地:湿地や畦道
水分の多い土壌や水の流れがゆるやかな浅瀬などを好む水田雑草。
道端のような乾燥気味のところには生えませんが、田んぼの用水路のようなところに生えていたりします。
近くに田んぼがあったら、探してみてください。
生えているかもしれません。

和名:ナズナ(薺)
アブラナ目 アブラナ科 ナズナ属
越年草 丈.10-50cm 冬.ロゼット
分布:北海道~九州
適地:道端,公園,畑
田んぼの畦などにも生える水田雑草。
道端や畑にも生える。
根出葉は頭大羽状鋸歯。

空き地のようなちょっと乾燥気味のところにも生えます。
住宅街の空き地や公園の草地など探してみると、生えているかもしれません。

和名:ハハコグサ(母子草)
キク目 キク科 ハハコグサ属
越年草 丈.10-30cm 冬.ロゼット
分布:北海道~沖縄
適地:人里の道端、田の畦
全体が綿毛に覆われ白っぽく見える。
果実には冠毛があり風で舞う。
多くは晩春から初夏に咲くが秋に咲くものもある。
街路樹の根本など乾燥気味のところにも生えます。
人間の生活圏によく生える雑草です。

和名:コハコベ(小繁縷)
ナデシコ目 ナデシコ科 ハコベ属
越年草 丈.10-20cm 冬.常緑
分布:北海道~九州
適地:道端,公園,畑
5枚の花弁は深く切れ込み10枚のように見える。
花柱3個,雄蕊1~7本。
史前帰化植物?
ツル植物のように地面を這うように広がります。
田んぼや畑などを好むようです。

和名:コオニタビラコ(小鬼田平子)
キク目 キク科 ヤブタビラコ属
越年草 丈.5-25cm 冬.ロゼット
分布:本州~九州
適地:湿地を好む
水田雑草。
ロゼットを仏像の台座に見立てたのが由来といわれる。
キク科に似たような種類が多いので、春の七種のなかでは見つけるのが難しいほうかもしれません。

和名:カブ(蕪)
アブラナ目 アブラナ科 アブラナ属
越年草 丈.20-60cm 冬.ロゼット
分布:アフガニスタン原産
適地:代表的な野菜
ロゼット状態のまま茎は大きく成長しない。
食用部分は胚軸。
花はアブラナに似る。
日本の気候風土に合わないのか、それとも花が咲く前に収穫してしまうためか、野生化しているのはみかけません。
ということで、畑にしかないでしょう。

和名:ダイコン(大根)
アブラナ目 アブラナ科 ダイコン属
越年草 丈.50-100cm 冬.ロゼット
分布:地中海原産
適地:代表的な野菜
通常は栽培のため花期がずれることもある。
ロゼット状態のまま茎は大きく成長しない。
食用部分は胚軸と根の一部。
こちらも野生化している話は聞きません。
畑以外で野生化しているダイコンがあったら、きっと最近まで畑だったところにちがいありません?




 分布を見ればわかるように7種中5種類は雑草。
 2種類は野菜。

 ちょっと違和感がある組み合わせですが、伝統的な習慣のものですから、「そういうもの」なのでしょう。

 「すずな」「すずしろ」は江戸時代以前の室町時代の文献に見られるようなので、カブもダイコンもかなり早い時期に日本に入ってきていたようです。



 錦織公園の春の七草の展示はこの時期に限ってのことなので、タイミングがずれるともうおいてないかもしれません。

 でも、里の家の周りをじっくり探してみると、自生しているもの、栽培されているものがきっとみつかるでしょう。



タグ♦ 春の七種

■参考外部リンク■
錦織公園 | 大阪府富田林市 大阪府営公園


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下赤阪の棚田の2014年 3月下旬のアブラナ科・ナデシコ科の植物編


 立春を過ぎた下赤阪(しもあかさか)の棚田。

 大阪の南河内(みなみがわち)にある日本の棚田百選にも選ばれた棚田です。

 3月にもなると咲いている花も増え、春の装いにかわってきています。



 そんな3月下旬の棚田で出会った生きものの、アブラナ科とナデシコ科の植物編です。




田起こしが進んだ3月下旬の下赤阪の棚田




植物界 被子植物門 双子葉植物綱
フウチョウソウ目
アブラナ科菜の花の仲間 花弁が4枚
タネツケバナ(種漬花)
フウチョウソウ目 アブラナ科 タネツケバナ属
越年草

4枚の花びらが2枚ずつペアになって平たい感じの花が特徴。

ほかのタネツケバナ属の植物とよく似ていますが、水気の多いところに生えます。
複葉の先の葉が3つに別れ、途中の葉は2つに分かれているのがタネツケバナの特徴。

下赤阪の棚田では、水路の中や水かしみだしているところでよく見かけます。

ミチタネツケバナ(道種漬花)
フウチョウソウ目 アブラナ科 タネツケバナ属
越年草

名前にあるようにタネツケバナより乾燥気味のところを好みます。

田んぼの雑草と言われるタネツケバナに対して、こちらは畑の雑草。

下赤阪の棚田では、水路から離れたところによくはえています。

ナズナ(薺)
フウチョウソウ目 アブラナ科 ナズナ属
越年草


春の七草の一つ。

タネツケバナとよく似ている花ですが、種がハート形になるのが特徴。
タネツケバナは細長い棒状になります。

ハクサイ(白菜)?
フウチョウソウ目 アブラナ科 アブラナ属
越年草
中国原産と考えられる食用作物

相変わらず自信はありませんが、葉っぱがしわくちゃなのを根拠としています。

アブラナ科
フウチョウソウ目
植物界 被子植物門 双子葉植物綱
ナデシコ目
ナデシコ科ナデシコやハコベの仲間 花弁が5枚
ミドリハコベ(緑繁縷)
ナデシコ目 ナデシコ科 ハコベ属
越年草


名前のように茎が緑色です。
花弁が10枚のように見えますが、真ん中が深く切れこんが花弁が5枚です。

こちらも春の七草の一つ。
ナズナもハコベも今が花期で、正月には花が咲いていません。

七草粥は、春一番に花を咲かせるために成長していたの若芽などを食べます。
コハコベ (小繁縷)
ナデシコ目 ナデシコ科 ハコベ属
越年草


こちらも春の七草の「はこべら」。

ミドリハコベとはちがう種ですが、見た目がよく似ていてどちらも食用になることから、両方合わせて「ハコベ」としていたようです。

茎が赤みがかっているところがミドリハコベとのちがいです。
オランダミミナグサ(和蘭耳菜草)
ナデシコ目 ナデシコ科 ミミナグサ属
一年草


外来種ですが、道端から田畑まで広い範囲で見かけます。

冬の間はロゼットで過ごし、暖かくなると同時に成長して花を咲かせるところはほかのロゼット植物と同じです。

ハコベ属のように花弁が大きく切れ込んでいないので、まったくちがう種類の花のように見えます。
ナデシコ科?の植物
ナデシコ目 ナデシコ科


中央が切れ込んだ5枚の花弁や、蕾の形などからミミナグサの仲間のように感じます。

根本が緑色になっている特徴的な花弁ですが、名前を見つけることができませんでした。

ということで、ナデシコ科ではない可能性もあります。
ナデシコ科
植物界 被子植物門 双子葉植物綱 ナデシコ目
タデ科花弁と萼の区別がつかない小さな花
スイバ(蓚,酸い葉)
ナデシコ目 タデ科 スイバ属
多年草
別名:スカンポ

ギシギシに似ていますが、葉の付け根の切れ込みが深く、反り返っているのが特徴。

花を咲かせようと花穂(かすい)を伸ばしはじめているのもありました。
赤く見えますので雌花(めばな)のようです。 雄花(おばな)は白っぽい緑色です。
一つの株には雌花か雄花しか咲かない雌雄異株(しゆういしゅ)です。

タデ科
ナデシコ目
植物界 被子植物門 双子葉植物綱



 2月とちがって花の種類が増えた春の棚田。

 まずは花の種類が多かったアブラナ科とナデシコ科。

 花の紹介はまだ続きます。



タグ♦ 下赤阪の棚田の2014年  下赤阪の棚田 春の花

■参考外部リンク■
下赤阪の棚田(11月にはライトアップ)千早赤阪村ホームページ
ACRES_棚田の主な役割と「百選」の選定方法
一般社団法人 地域環境資源センター 農村環境部


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下赤阪の棚田の2014年 2月下旬の花卉・花木編


 大阪の南河内地方にある大阪唯一の村、千早赤阪村(ちはやあかさかむら)。

 ここには大阪には二つしかない「日本の棚田百選」に選ばれた棚田の一つがあります。



 標高1000m余りと決して高くはありませんが、大阪で最も高い山の金剛山の麓、標高150mほどのところにあるのが下赤阪の棚田。

 車で少し走れば住宅街があるようなところですが、棚田とみかん畑と山林と川に囲まれています。

 そのためでしょうか。
 山の生き物と町の生き物の両方と出会えるビオトープでもあります。




まだまだ冬の装いの2月の下赤阪の棚田




植物界
被子植物門
双子葉植物綱
シソ目
オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)
シソ目 オオバコ科 クワガタソウ属
越年草
別名:瑠璃唐草
ヨーロッパ原産の帰化植物

ちょっとした空き地や舗装されていない道端でも咲いている雑草。
小さいけどきれいな青い花からは想像できない名前は、実の形に由来しています。

ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)
シソ目 シソ科 オドリコソウ属
越年草
ヨーロッパ原産の帰化植物

ホトイケノザ(春の七草の「コオニタビラコ」でないほう)に雰囲気が似ていますが、ホトケノザはもっと茎がのびて葉と葉の間が開き、花も細長い形をしています。


フウチョウソウ目
タネツケバナ(種漬花)
フウチョウソウ目 アブラナ科 タネツケバナ属
越年草

田んぼでよく見る雑草の一つ。
名前の由来も、種籾(たねもみ)を発芽のために水につけるころに花が咲くことから。
ですが、もう咲いてます。

遠くから写したので細かいところがわかりにくいのですが、ほかのタネツケバナの仲間かもしれません。

カンザキハナナ(寒咲花菜)Brassica rapa var. amplexicaulis
アブラナ目 アブラナ科 アブラナ属
園芸種
別名:ナノハナ

縮れた葉と黄色い花でハクサイかなと思いましたが、ここは畑として使っていないようなので、カンザキハナナとしました。
カンザキハナナは、花壇などに「ナノハナ」としてよく植えられます。
普通、「ナノハナ」といえば、アブラナを指しますが、よく見かけるのはこちらの「カンザキハナナ」。
アブラナは葉が縮れていませんので、見分けることができます。
「ナノハナ」を見かけたときは、葉を見てください。
どちらでしょうか。

ナデシコ目
コハコベ (小繁縷)
ナデシコ目 ナデシコ科 ハコベ属
越年草

春の七草の「はこべら」のハコベの仲間です。
春の七草のハコベは別名「ミドリハコベ」

ハコベの仲間を見分けるポイントの一つがメシベの花柱の数とオシベの数。
3本の花柱はコハコベとミドリハコベ。
ミドリハコベは名前のように茎が緑色。
これは赤いのでコハコベ。


バラ目
ウメ(梅)
バラ目 バラ科 サクラ属
落葉高木


紅梅

白梅
田んぼの中にあり近づけませんでしたが、時期と色から考えて梅だと思います。

ビワ(枇杷)
バラ目 バラ科 ビワ属
常緑高木
中国南西部原産の史前帰化植物

果物のビワです。

1月にはいっぱい咲いていた花ももう終わりのようです。

ムクロジ目
ウンシュウミカン(温州蜜柑)
ムクロジ目 ミカン科 ミカン属
常緑低木

みかん畑ではなく棚田の中に植えられているので、収穫されずに残されているようです。

樹の下に落ちている実もたくさんありました。

クスノキ目
ソシンロウバイ(素心蝋梅)
クスノキ目 ロウバイ科 ロウバイ属
落葉低木
中国原産ロウバイの園芸品種

まだまだロウバイの花は元気です。
同じ木で1ヶ月以上咲き続けています。

近づくといい香りがします。



 去年は田植えの時期から始まった下赤坂の棚田の訪問ですが、今年は1月からはじめました。

 2月は暦(こよみ)の上では春。

 といってもまだまだ寒い日が続きます。

 実際、棚田の様子も1月と変わった感じはしません。

 しかし地面を見てみると、花の種類が1月よりも少しですが増えていました。
 一足早く春の花が咲きはじめているよう。

 棚田にも確実に春は訪れてきています。



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下赤阪の棚田(11月にはライトアップ)千早赤阪村ホームページ
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