姿は見えないけれど実は身近な野生の哺乳類 油蝙蝠(あぶらこうもり)
コウモリがいました。
夏の昼間。
建物の壁にへばりついていました。
コウモリは夜行性。
隠れ家に帰ることができなかったのでしょう。

人間がつくった建物に住むのは、日本ではアブラコウモリのみ。
アブラコウモリで間違いないでしょう。
漢字では油蝙蝠。
学名はPipistrellus abramus。
コウモリ目(翼手目) ヒナコウモリ科 アブラコウモリ属の哺乳類。
頭からお尻までの長さは38~60mm。

アブラコウモリの特徴は、なんといっても人間の家や人間がつくった建物に住むこと。
都市部にも住み、逆に人がいない洞窟などで見かけることはほとんどないそうです。
ですから、最も身近なコウモリ。

夜になって空を見上げたとき、ひらひらと鳥のようなものが飛んでいるのが見られたら、それは多分アブラコウモリです。



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