【 コウモリ】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

姿は見えないけれど実は身近な野生の哺乳類 油蝙蝠(あぶらこうもり)

 コウモリがいました。
 夏の昼間。
 建物の壁にへばりついていました。
 コウモリは夜行性。
 隠れ家に帰ることができなかったのでしょう。


 人間がつくった建物に住むのは、日本ではアブラコウモリのみ。
 アブラコウモリで間違いないでしょう。
 漢字では油蝙蝠。
 学名はPipistrellus abramus
 コウモリ目(翼手目) ヒナコウモリ科 アブラコウモリ属の哺乳類。
 頭からお尻までの長さは38~60mm。


 アブラコウモリの特徴は、なんといっても人間の家や人間がつくった建物に住むこと。
 都市部にも住み、逆に人がいない洞窟などで見かけることはほとんどないそうです。
 ですから、最も身近なコウモリ。


 夜になって空を見上げたとき、ひらひらと鳥のようなものが飛んでいるのが見られたら、それは多分アブラコウモリです。

顔はコウモリのイメージと全然ちがい結構かわいい

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タグ: アブラコウモリコウモリ哺乳類

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夏の山頂の小屋に緊急避難したけもの 岩湧山のキクガシラコウモリ


 頂上が広い茅場(かやば)になっている岩湧山(いわわきさん)。



夏には緑色の岩湧山山頂の茅場
夏には緑色の岩湧山山頂の茅場




 その茅場の東端にあるのが、トイレ。

 人家も水場もないような山の上ですので、このトイレは汚水を処理して洗浄水として再利用するシステムになっています。

 岩湧寺からも滝畑からも、登山口を過ぎて唯一のトイレになりますので、貴重です。



岩湧山の環境に配慮したトイレ
岩湧山の環境に配慮したトイレ




 夏のある日。

 トイレに入ると、先客が?

 人間ではありません。

 同じ哺乳類ですが、空を飛ぶ変わったやつ。

 コウモリです。



環境に配慮したトイレの天井にぶら下がっていたコウモリ
環境に配慮したトイレの天井にぶら下がっていたコウモリ




 一番身近なコウモリのアブラコウモリよりも大きく、こちらを向いている顔がなんだか丸く感じます。

 多分、キクガシラコウモリでしょう。



キクガシラコウモリ(菊頭蝙蝠)

コウモリ目 キクガシラコウモリ科 キクガシラコウモリ属
[レッドデータブック]
 環境省RDB:記載なし
 絶滅:東京都,
 絶滅危惧Ⅱ類:大阪府他

他18府県で「絶滅」以外のいずれかのランクに記載

  • 絶滅(EX):我が国ではすでに絶滅したと考えられる種
  • 絶滅危惧II類(VU):絶滅の危険が増大している種





 直射日光が当たらない場所とはいえ、そんなに暗いところではありません。

 まわりに建物もなく、礫岩(れきがん)で出来た岩湧山には洞窟もそんなにないのでしょう。

 とうこで、緊急避難でトイレに逃げ込んだのかもしれません。



 キクガッシーを刺激しないようにストロボは使わなかったのですが、ネットで見るとけっこう普通にストロボ使ってみんな写してます。

 別にいいのかな?



◆タグ コウモリ 岩湧山 ◆

■外部リンク■
河内長野市 岩湧の森 「四季彩館」
日本のレッドデータ検索システム


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タグ: キクガシラコウモリコウモリ岩湧山岩湧山の動物

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昼はめんどくさい? おおきなこうもり 南大東島


 数年前。

 沖縄県の太平洋上の孤島、南大東島(みなみだいとうじま)に行きました。
 (すぐとなりに北大東島があるので本当は「孤島」ではありません)


 南大東島は沖縄県の島で、人が住んでいる北大東島、無人島の沖大東島と大東諸島をつくっています。

 沖縄の中心地の沖縄島の周囲にはいくつもの離島がありますが、それらはみんな沖縄島が見えるほどの近くにあります。

 しかし沖縄島から400キロも離れた大東島は、100年前までは無人島。
 サンゴ礁が隆起してできた周囲が21キロの島にはほかの沖縄とはちょっとちがった歴史と自然を持っています。


 その島で出会いました。

 子猫くらいの大きさで木にぶら下がっている生き物に。



日の丸展望台から見た南大東島
日の丸展望台から見た南大東島
昔は密林に覆われていた島も今は一面のサトウキビ畑になっています。




 小さな島内を探検している最中、小さな石灰岩(せっかいがん)の山に登ったところで体が少し黄色い狐みたいな猿みたいな生き物が木にいっぱいぶら下がっていました。

 ダイトウオオコウモリ(大東大蝙蝠)です。

 出会ったのはもちろん昼間です。
 明るいです。
 空が見えます。

 実はダイトウオオコウモリは昼でも洞窟に入らないコウモリなのです。



木にぶら下がっているダイトウオオコウモリ
木にぶら下がっているダイトウオオコウモリ




 こちらに気付いたオオコウモリはどんどん奥の方へ逃げていきます。

 でも、なんとなくめんどくさそうです。

 昼間も外にいるといっても基本夜行性。
 だから動くのいやなのでしょうか。



こっちを見ているダイトウオオコウモリ
こっちを見ているダイトウオオコウモリ




 こちらからは何もできないほどの遠くでギロリとにらんでいます。

 めんどくさくても、危機には敏感なようです。



 ダイトウオオコウモリは環境省のデッドデータブック(RDB)では「絶滅危惧ⅠA類」、沖縄県でも同じ「絶滅危惧ⅠA類」指定されています。

 この「絶滅危惧IA類」は、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」のことです。



■外部リンク■
オオコウモリの世界へようこそ
南大東島ホームページ


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タグ: ダイトウオオコウモリクビワオオコウモリオオコウモリコウモリ南大東島沖縄

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コウフクが飛び込んできた!

夕食を食べているとき、突然(とつぜん)何かが部屋の中を飛んで行きました。
家の中を飛ぶものといえば、まずハエやカの(たぐい)なわけですが、もっと大きなものです。
ならゴキブリということになりますが、それよりももっと大きく重たい感じです。しかも黒い。
それは目の前のカーテンにとまりました。よく見ても黒い(かたまり)にしか見えません。大きさは赤ちゃんのにぎりこぶしくらい。

もしかして?!
と近づいていくと、そう、コウモリでした。

家に飛び込んできたアブラコウモリ?
コウモリというとなんか不吉なイメージかもしれませんが、それは西洋のイメージが日本に伝わったもので、もともと日本では嫌われ者ではなかったようです。
それどころか中国ではおめでたい幸福のしるしとしていろいろなものにデザインされています。

どうして家の中にコウモリが?
別に洞窟(どうくつ)の中に住んでいるわけでも、山の中に住んでいるわけでもありません。
実は、コウモリはとても身近な生き物なのです。
小型のアブラコウモリは、日本に住むコウモリの中で唯一(ゆいいつ)人間の家を()みかにするコウモリだそうです。
きっと家に飛び込んできたのもこのコウモリでしょう。
このようにアブラコウモリは農村だけでなく、住宅街に普通に住んでいるのです。
ただ昼間は暗いところに(かく)れているので目立たないだけなのです。

動きはじめるのは太陽が沈んでから。鳥が巣へ帰ることになると、なんだか(みょう)にへたくそな感じの飛び方の鳥が(あらわ)れてくると思います。
鳥は空をすべるようなめらかに飛びます。でも、それはなんだかバタバタと一生懸命(いっしょうけんめい)はばたいているようです。
多分、それがコウモリです。

暗くても超音波(ちょうおんぱ)でまわりを調べながら飛ぶので決して人間に近づいてくることはありません。
ですのでいくら身近な生き物とはいえ、家の中に入ってくるのはめったにないことだと思います。

夜、暗くなったら窓から空を見てみましょう。
もしかしたらバタバタと一生懸命はばたいている“鳥”が見えるかもしれません。
きっとそれがコウモリです。

あ、好物は虫で、人間の血は吸いませんので安心してください。
でも、かみつくので気をつけてください。

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