【 クワゴマダラヒトリ】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

棚田のいきもの 2016年4月中旬のチョウ目

 晩春の下赤阪の棚田ビオトープ。
 昆虫もどんどん増えてきました。
 とはいえ、昆虫から切り離したからといってチョウがものすごく多いわけではありません。

この記事にはの画像があります。



動物界 節足動物門 六脚亜門 昆虫綱 タグ:棚田の昆虫
新生類 雄の交尾器がより進化した昆虫
完全変態亜節 蛹になる新生類昆虫
チョウ目 タグ:下赤阪の棚田のチョウ目

モンシロチョウ(紋白蝶)Pieris rapae

チョウ目 シロチョウ科 モンシロチョウ属

スジグロシロチョウとも思いますが、筋があまり黒くないようなので、とりあえずモンシロチョウ。

ベニシジミ(紅小灰蝶)春型
Lycaena phlaeas

チョウ目
シジミチョウ科
ベニシジミ属
タグ:ベニシジミ

幼虫はスイバやギシギシを食べるので、人の生活範囲ではわりと見かけるシジミチョウ。

小さなチョウです。

ウリキンウワバ(瓜金上翅蛾)Anadevidia peponis

チョウ目 ヤガ科 Anadevidia属

幼虫はウリ科やシソ科などどこにでもあるような葉を食べます。

これは若齢幼虫のようです。

成長するともっと角だらけになります。

クワゴマダラヒトリ
(桑胡麻斑灯蛾)
Lemyra imparilis

チョウ目
ヒトリガ科
Lemyra属

幼虫が食べるのはブナ科広葉樹等と書かれていますが実は広食性。

色んなところで目にします。

チョウ目
完全変態亜節
新生類 
動物界 脊索動物門 脊椎動物亜門 昆虫綱

 意外とイモムシや毛虫が少なかったような気がしますが、実はイモムシのシーズンは5月から6月。
 里山では落葉樹が葉を広げきったくらいがほんとうに嫌というほどイモムシ・毛虫が現れます。
 うっかりすると、ぶら下がっているのにぶつかってしまいます。

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次

■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会
ACRES_棚田の主な役割と「百選」の選定方法

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今年最初のイモハンは


 桜も終わり、大分暖かくなってきました。

 どこかに隠れていた虫たちも活動をはじめました。



この記事にはケムシの画像があります。





 どれもこれも同じに見えてしまうイモムシ。

 それを見分けることができるのが文一総合出版の『イモムシ ハンドブック』。

 通称「イモハン」。



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 そして野山にいいるイモムシを見つけるのが「イモムシ・ハント」。

 略して「イモハン」。



 今年最初のイモハンは、これ ↓



クワゴマダラヒトリ(桑胡麻斑灯蛾)
クワゴマダラヒトリ(桑胡麻斑灯蛾)
鱗翅目 ヒトリガ科
食草・食樹:ヤナギ類,ウツギ,サンゴジュ,クワ,コナラ,アラカシ,
分布:北海道,本州,四国,九州,




 いろんな植物の葉を食べますが、名前の通り(くわ)の害虫の一つです。

 このとき食べていたのは、アジサイの葉。

 ところがアジサイには毒があると言います。

 人間が食べると、食中毒をおこすそうです。



 ということは、クワゴマダラヒトリにとってアジサイは無毒なのでしょうか。

 生き物の中には体に毒を持って食べられないようにする生き物がいます。
 例えば、フグ。

 フグは自分で毒を作っているのではありません。
 毒を持つ生き物を食べてその毒をためているのです。

 と言うことは、クワゴマダラヒトリはアジサイの毒を持っているのでしょうか。




マイマイガっぽいですが頭は小さいクワゴマダラヒトリ




 クワゴマダラヒトリは「イモハン2」に載っていますが、毒はないようです。

 もっともこの場合の毒は毛虫の毛の毒で、食べた時の毒ではありません。

 まあ、毒がなかったとしてもこの毛虫を食べる人はいないでしょうから、それは心配しなくていいと思います。

 ただ、毛に毒はないといってもアレルギーなどを起こすこともありますので、無闇にさわらないほうがいいかもしれません。



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