【 クワガタムシ】

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ちっちゃいクワガタムシは只者じゃない チビクワガタ

 里山の朽木に黒い甲虫が。
 小さくちょっと細長い。

この記事にはの画像があります。


 ゴミムシの仲間?
 ヒョウタンゴミムシ?


 よく見ると、結構大顎がしっかりしているような。
 体もくびれてないし触角がL字型。
 ゴミムシの仲間はだいたいムチのように伸びます。

Figulus binodulus

 大顎がしっかりして、触角がL字の甲虫というと。
 クワガタムシの仲間?

矮鍬形虫

 大顎は頭部より小さいのでメス?

 にしては体が小さすぎるような。
 顎の付け根から腹部の先までが1.5センチほど。

チビクワガタ

 ということは。
 チビクワガタの仲間?

 図鑑などによく載ってるチビクワガタの仲間にはチビクワガタとマメクワガタがいます。
 どちらもよく似ています。
 この虫は、顎がしっかりしていたり、体が楕円形っぽかったりして、体長が15ミリくらい。
マメクワガタは大きくても10ミリちょっとくらい。
ということで、チビクワガタ?

 チビクワガタの仲間は成虫が幼虫の世話をするという珍しい生態を持っています。
 今はまだ朽木の中に集団で住む程度のようですが、人類が絶滅する頃にはハチのように巣を作り、働きクワガタや兵隊クワガタなど様々な役割を持ったクワガタが現れているかもしれません。

チビクワガタ
矮鍬形虫
Figulus binodulus
コウチュウ目 カブトムシ亜目 コガネムシ上科 クワガタムシ科 チビクワガタ属

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ちっちゃいちっちゃいクワガタムシはなんかすごいクワガタムシ チビクワガタ?

 お盆過ぎの低山の登山口。

 古いアスファルト舗装の上を歩いている虫。
 小さい虫。
 2センチ? 3センチ?

この記事にはの画像があります。



 ゴミムシかと思ったのですが、ちょっと幅のある頭に、牙。
 クワガタの仲間?


 ちょっと調べてみると、チビクワガタ? それともマメクワガタ?
 どちらもよくにていて、見分けにくいようです。

 生息地や目撃情報などをみていると、どうやらチビクワガタのようです。


 チビクワガタはクワガタムシの仲間ですが面白い生態を持ちます。
 成虫が幼虫の世話をします。
 しかも集団を作り、アリほどではないですが社会性があるとも言われています。
 さらに成虫は肉食性もあり、同じ木の中にいるほかの昆虫の幼虫を食べるとか。
 それでもクワガタムシの仲間。

 いやいや、とんでもなくおもしろい昆虫です。

チビクワガタ
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「特別展 昆虫」〈大阪市立自然史博物館〉は、む、む、む、む、むしだらけっ!

 大阪にやってきました、昆虫展。
 去年、夏はいつも恐竜か絶滅動物をやっているイメージがある東京の国立科学博物館で意表をついて開催された「特別展 昆虫」です。

この記事にはの画像があります。


 大阪市立自然史博物館の夏の特別展です。
 今回もブロガー招待に当選できました。
 大阪市の南部にある長居公園内の博物館から棟続きのいつもの会場です。

地下鉄で来きたときのたぶん最初の看板
長居公園

 科学博物館のときから、なんとひねりもなにもないつかみどころのないタイトルだと思っていました。
 しかし。
 もう「昆虫」としか言い表せないほど、多岐にわたる切り口で無数の「昆虫」が展示されています。

入口にはでかいロゴ
昆虫展

1.昆虫とは

 会場に入ってすぐ目につくのが、2メートルの巨大昆虫。
 もちろん、今も昔もこんなでかい昆虫はいません。
 30倍から200倍に拡大された昆虫の模型がドン、ドン、ドン、ドンと置かれています。

超巨大昆虫がいくつも!

 大きくなって見やすいだけでなく、気がつかなかった発見があります。
 ニホンミツバチの200倍模型を見ていた子供さんが、「ハチはこんなに毛がはえてるの!」と驚いていました。
 そう、実は昆虫はけっこうけむくじゃらなのです。
 そうでないのもいますが。

200倍のニホンミツバチ
ニホンミツバチ

 ただ、こんなに大きな模型を見てしまうと、奥にある2億年以上昔の最大の昆虫と言われる超巨大トンボのメガネウラの復元模型がなんか小さく感じてしまうのが、ちょっと残念。

拡大しなくてもでかい!メガネウラ
メガネウラ

 展示は昆虫の模型や化石、標本だけではありません。
 昆虫の出現時期の巨大年表や昆虫の分類表なども見ることができます。

恐竜が絶滅するころには昆虫の目(もく)が出揃っていました

恐竜出現より前に完全変態の昆虫は出現していました

2.昆虫の多様性

 科学博物館では展示されていなかった、自然史博物館所蔵の大阪の昆虫が展示されています。

大阪の昆虫が環境ごとに並んでいます

 今話題の「赤いクワガタ」という不本意な名前で呼ばれているツチハンミョウの仲間のヒラズゲンセイも見られます。
 クワガタの仲間でないのはもちろん、ハンミョウの仲間でもないというややこしい昆虫です。

最近話題の平頭芫青(ヒラズゲンセイ)
ヒラズゲンセイ

 長期間の開催のためか、生きているものはほとんどなく、標本が基本。
 でも、そのためいろいろな展示が可能になっています。
 たとえば世界のカブトムシを大きさの順に丸く並べたもの。

大きいカブトはよく見ますが小さいカブトは珍しいかも
カブトムシ

 世界のクワガタムシ版も。

ギラファは長い!
クワガタムシ

 ほかにチョウもあります。

 日本にいるのはちょっと地味なのばかりですが、外国では名前以上のわけのわからない形をしたものがたくさんいるツノゼミ。
 アブラムシのようにとても小さいので、みんな拡大された写真がついています。
 ブログやツイッターで書かれているように、虫メガネが必要かも。

小さすぎて虫メガネがあったほうがいいかものツノゼミ
ツノゼミ

3.昆虫の生態

 怒涛のような展示の3分の2ほど過ぎたころにあるのが、2017年の生物学賞を受賞することになった昆虫標本。
 その賞は、あのイグノーベル賞。
 そう、雌雄の生殖器が逆転したというものすごく変わった昆虫、トリカヘチャタテ。

ちいさなトリカヘチャタテ

 そしてイグノーベル賞の賞状レプリカ。


 アリやシロアリの巣に入り込む昆虫がいるのですが、そんな変わった昆虫がマンガで紹介されています。
 アリは仲間以外を巣に入れません。
 ちがう種類の昆虫はもちろん、同じ種類でもちがうファミリーのアリなら攻撃します。
 なのに、ちゃっかり巣に入り込むアリでない昆虫たち。
 その方法も様々。

マンガでわかりやすく解説

4.昆虫の能力

 ここはパネル展示が中心ですが、昆虫の飛ぶための筋肉のちがいや足の構造などがわかります。

昆虫の飛ぶ筋肉の付き方

5.昆虫研究室

 となりには採集や標本作成などの研究コーナー。


 続いて標本壁。
 壁が様々なコレクションの標本で埋め尽くされています。


 いろいろな昆虫標本を間近でたくさん見ることができます。
 ここにも小さな昆虫がありますので、やっぱり虫メガネはあったほうがいいかも。
 ただ上の方は見上げるばかりでよく見えませんし、小さいのはあるのか無いのかわかりません。
 もはや斬新なデザインの壁。
 ここは標本をアートとしても楽しむ場なのかもしれません。

 最後はモルフォ蝶などの構造色を応用した様々な商品の展示など。

 そして、あえて飛ばしていましたが、途中には科学博物館でも話題になった「Gの部屋」も。


 もちろん「ゴキブリ」です。
 よく見ると形はゴキブリですが、「思っていたのとちがう」ゴキブリがいろいろ展示されています。
 そしてなにより、ここでは生体展示がされています!
 「G」が苦手な方は素通りしましょう。

 会場入口の前には、いつもと同じようにオリジナルグッズコーナー。
 おすすめは、図録。
 展示のカタログ的な意味もありますが、なにより昆虫の出現時期に分類、体の作りや機能に飛び方など、展示されているさまざなま昆虫学の情報が詰まっています。
 これだけの内容が2000円で1冊にまとまっているなんて、ほかにはないのでは?


 ただただ展示されているのが小さな昆虫。
 全体ではとんでもない数になります。
 一度と言わず二度三度と足を運びたくなる昆虫展。
 いや、何度も行かなければ見られないほどすごい量の昆虫がいます。

■参考外部リンク■
特別展 昆虫 | イベント | 関西テレビ放送 カンテレ
大阪市立自然史博物館

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タグ: 特別展昆虫大阪市立自然史博物館ニホンミツバチメガネウラヒラズゲンセイカブトムシクワガタムシツノゼミトリカヘチャタテイグノーベル賞

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genre : 学問・文化・芸術

3000年前のノコギリクワガタの「化石」を奈良県立橿原考古学研究所附属博物館へ見に行きました。

「橿考研付属博物館」
「橿考研付属博物館」

 奈良県立橿原(かしはら)考古学研究所附属博物館へ行ってきました。

 もうちょっと簡単に書くと「橿考研(かしこうけん)付属博物館」です。


 橿考研は古代日本の首都があった奈良県の埋蔵文化の調査研究をする機関で、その成果を展示しているのが付属博物館です。

 ということで、ここの対象はあくまで人間とその文化。
 いきものではありません。


今回はクワガタムシの記事です。
クワガタムシの画像もあります。
クワガタムシが苦手な方は【記事の下へ】をクリックしてください。
記事の下にジャンプします。



 では、なぜここに行ったかというと、クワガタムシがいるからです。

 奈良県御所市(ごせし)にある縄文時代の秋津遺跡(あきついせき)で、土の中からほぼ完全な形でみつかったノコギリクワガタが展示されているのです。

 そのクワガタムシが生きていたと思われるのは、今から2800~2500年前。

 この時代のノコギリクワガタがほぼ完全な形でみつかったのははじめてだそうです。



 展示されているノコギリクワガタは、多少ひしゃげていますが今のノコギリクワガタ、それも牙がぐっと下向きに曲がった「水牛」と呼んでいる立派なノコギリクワガタです。

 たった3000年足らずですから、今の奈良県のノコギリクワガタと同じでしょう。

橿考研付属博物館のノコギリクワガタは撮影禁止なので近くの橿原市昆虫館の生きているノコギリクワガタ
橿考研付属博物館の
ノコギリクワガタは撮影禁止なので
近くの橿原市昆虫館の
生きているノコギリクワガタ
 一部で「化石」といわれていますが、石ではなく、灰色の固そうな泥の中に埋まった体は、体の表面を覆っていた殻(外骨格)もちゃんと残っていそうです。

 ただノコギリクワガタ特有の赤茶色の光沢はなく、黒くなっているのは3000年という時間のせいなのでしょうか。



 昆虫、特に甲虫は体の表面を覆っている発達したクチクラ層の殻のおかげで条件がよければ土の中でも長い間残ることがあります。
 しかし殻と殻のつなぎ目でばらばらになることが多く、虫の形を残すことはめったにありません。

 秋津遺跡で見つかったノコギリクワガタは、形がひしゃげている以外クワガタらしい形を残しています。


 3000年たっても、ノコギリクワガタはノコギリクワガタなんだなぁ、と思った展示でした。


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タグ: ノコギリクワガタクワガタムシ橿考研付属博物館

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カナブンがぶんぶん集まる木


「ぶんぶんぶん」


 多丘公園(おおおかこうえん)の森の中の道を歩いていると「ぶんぶんぶん」という(はね)の音が聞こえてきました。

 どうやらあたりを虫が飛んでいるようです。
 しかもハエなどよりもかなり大きいそれなりの重さのある虫です。

 まさかハチ、しかもスズメバチ?!
 それが群れ飛んでいる?

 背筋に冷汗が流れる――ような感じがしました。

 スズメバチは、毒針で刺されると死ぬこともある恐ろしい昆虫です。


この記事にはの画像があります。






「金蚊」


 しかし羽音を聞いているとスズメバチよりもさらに重いような気がします。

 ふと木を見上げると、羽音の主が群れていました。木の幹に。
 それはカナブン(金蚊)。
 関西地方では「ぶいぶい」と呼ばれることもある甲虫です。
 その名の通り「ぶいぶいぶい」と集まってきます。
 樹液を吸いにきているのでしょう。

樹液を吸いに集まっているカナブン
樹液を吸いに集まっているカナブン


 葉の形からすると、コナラ(小楢)でしょうか。
 虫が大好きな樹液を出す木の一つで、日本の温帯地域では平野から山地まで人の住んでいるところではよく植えられていた木です。


量で勝つ? 昼間で勝つ?


 無数のカナブンが限られた樹液の出てくる場所を奪い合っています。

 カブトムシやクワガタムシよりも小さい体ですが、相手も同じ大きさ。場所の取り合いです。
 「ガリガリ」「バリバリ」とケンカしている音が聞こえてきます。

 見ている間にもあちこちからカナブンが飛んできます。

 よく見ると、ほかの場所にも数匹群がっています。数が少ないので樹液の出がよくないのでしょうか。

 よく見るとクワガタもいます。

樹液を吸っているクワガタムシのおしり
樹液を吸っているクワガタムシのおしり


 さすがのクワガタもカナブンの数に勝てないのか、それとも昼間なので元気がないか。
 おとなしく樹液を吸っているようです。

大アゴ内側のキバが頭よりにあるので多分ヒラタクワガタ
大アゴ内側のキバが頭よりにあるので多分ヒラタクワガタ



退散


 これだけ樹液が出てくるのなら、夜になるとカブトやクワガタの樹液レストランになるのでしょう。

 コナラなどの樹液が好きな昆虫はカナブンやクワガタムシ、カブトムシだけでなく、チョウやハチ、しかもスズメバチもいます。

 ということで、恐ろしいスズメバチがやってくる前に退散しました。



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