【 クモ】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

動く藻? とおもったら、ほそ―いクモ 尾長蜘蛛

 林の中の雨が降ったときだけできる小川。
 雨がやむとしばらく水たまりになります。

 どんな生き物がいるかと思い、網を入れてみると。

この記事にはの画像があります。


 網の中に動くものが。
 大きさは1センチ? 2センチ?
 とにかく細長い。
 そして黄緑色。
 動かなければ藻か何かが絡んだのかな、という感じ。

尾長蜘蛛

 さあ、この虫は?

 よく見てみる。
 脚は6本もないような?
 やたらと細長い腹部?
 翅はないみたい。

 昆虫?
 というよりも、やたらと細いクモ?

 『クモハンドブック』で調べてみると。

 オナガグモのようです。
 名前のように腹部が細長いクモ。
 もちろん水中にはいません。
 住むのは林の中。
 きっと網を持って歩いているときに引っかかってしまったのでしょう。

オナガグモ

 このクモ、ちょっと変わっています。
 巣はひっつかない糸を数本張っただけ。
 糸を渡ってきたクモを捕まえて食べるそうです。

触肢が大きいのでオス
触肢

 巣を張るクモはネバネバのない糸も張ります。
 移動はその糸を使います。
 そういう習性を利用しているようです。
 だとすれば、クモを食べるクモは意外と食べ物を得る効率はいいのかもしれません。

オナガグモ
尾長蜘蛛
Ariamnes cylindrogaster
節足動物門 鋏角亜門 クモ綱 クモ目 ヒメグモ科 オナガグモ属

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体はちっちゃいけどよく見ると眼がきれいにならんでいるクモ うろこあしながぐも

 垣根からぴょんと飛び出したヒラドツツジの葉。
 その裏になにかがいます。

この記事にはの画像があります。


 葉も裏と同じ色をしたクモのようです。

Tetragnatha squamata

 葉の裏にかんたんに隠れるくらいの小ささ。
 足は細くて長い。

ウロコアシナガグモ

 腹部もクモとしては細長く、よく見ると網目模様があるようです。

鱗脚長蜘蛛

 このクモは、多分ウロコアシナガグモのメス。
 となりある白いふわふわしたものは、きっと卵が入った卵嚢(らんのう)。
 円い巣を張るクモですが、葉の裏に卵嚢をつけ、それを守る生態もウロコアシナガグモです。

 しかし、5月に卵を生むということは、成体で冬を越すのでしょう。

ウロコアシナガグモ
鱗脚長蜘蛛
Tetragnatha squamata
節足動物門 鋏角亜門 クモ綱 クモ目 アシナガグモ科 アシナガグモ属

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タグ: ウロコアシナガグモアシナガグモクモ

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古い写真の中からみつけたいきもの 蜘蛛はこんなかんじで愛嬌があります。

 最近、「クモ」を主人公にしたアニメがありますが、どうみてもクモではありません。
 というか、クモっぽいところはおしりの方がら糸を出すことと、歩く脚が8本のところくらい。
 蜘蛛みたいな、なにかですが。

この記事にはの画像があります。


 クモっぽいキャラの体は2つの部分に分かれています。
 目や口などがある頭と、足がある胴。
 クモも2つに分かれていますが、それは目や口がある頭と脚が生えた胸がいっしょになった頭胸部。
 そして脚も何もついていない腹部。

 頭が胸と一緒になっていてはキャラクターとして顔の動きと表情をつけにくいでしょうから、しかたないでしょう。
 それに舞台は異世界ですから、この世界のクモとまったく同じである必要はありませんし。

 たしかにクモは無表情で無愛想ですが、愛嬌はあります。
 ハエトリグモは。



ヒメカラスハエトリ?

 このように、こちらを見つめてくれます。
 クモの単眼には人間はどのように見えているのでしょうか。


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どうしてここまでアリに似せなければならなかったのか? アリグモ

 公園で生き物観察をしていると、アリが歩いていました。
 1匹だけです。

 アリは1匹みつけると、たいていまわりに数匹います。
 チームを組んでいるわけではないでしょうが、同じエリアを探索する習性があるのかもしれません。
 ですから1匹だけというのは、違和感が。

この記事にはの画像があります。


 ただ、そういう「アリ」には心当たりがあります。

 アリグモ。

 クモのようなアリ。
 ではなく、アリのようなクモ。

 アリは昆虫。
 クモは鋏角類。
 どちらも節足動物ですが、体の作りはかなり違います。

アリのような アリでないような
蟻蜘蛛

 アリは昆虫なので体は頭部、胸部、腹部の3つに分かれます。
 さらにアリの仲間は腹部が細くくびれています。
 それに対してクモは頭胸部と腹部の2つ。

 それから、アリの脚は6本に、触角が2本。
 クモは8本の脚に触肢と鋏角(牙)が2本づつで12本。
 でも、触肢と鋏角は折りたたまれていることがありますので、8本に見えることが多いと思います。
 このようにアリとクモでは体のつくりがまったくちがうのです。

 ところが、アリグモは体を細くし、頭胸部にくびれを作り、一番前の脚を触覚のように動かすことで6本脚+触角のように見せます。
 なかなかおもしろいクモです。

よく見ると脚が8本で触角がない
アリグモ
多分アリグモという和名のアリグモのメス
オスは牙が大きくて頭はアリっぽくありません

 このアリグモ、なぜアリに似せているのかよくわかりません。
 仲間と思って近寄ってきたアリを食べるため、と言われたこともあります。
 しかし、特にアリ専門に食べるわけではないようですし、そもそもアリは見た目で敵と仲間を見分けているわけではありません。
 不思議です。

日本最大級のムネアカオオアリ
ムネアカオオアリ
正真正銘のアリ
確かにアリグモはアリに似ています

 アリは噛みついたり毒を持っていたりしてほかの生き物に嫌がられるので、アリに似せたという説もあります。
 こちらはなんとなくわかるような気がします。

アリグモ
蟻蜘蛛
Myrmarachne japonica
節足動物門 鋏角亜門 クモガタ綱 クモ目 ハエトリグモ科 アリグモ属

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公園で動かないクモと出会いました。それは

 公園を歩いていると、草の葉の上にクモが。
 ただ、なんかへんです。

この記事にはの画像があります。


 足をちぢめています。
 死んでいるようです。

 クモはヤマシロオニグモ。
 ありふれたクモです。
 大きさがわかるように方眼下敷きの上で写真を撮ろうと触ってみると。
 体が固まっていません。
 死んでいるのではなく、なんか力が抜けているようです。


お尻の白い点2つはヤマシロオニグモの特徴

 ちょっとまってください。
 もしかして。

 このクモは死んでいるのではなく、麻痺しているだけ。
 なぜか。
 それは、クモバチが幼虫の食べ物にするために麻痺させたから。

 虫を幼虫の餌にする狩蜂は寄生蜂や寄生蝿をさけるために巣穴を隠していることがあります。
 そのため、巣の近くまで獲物を運んだ後、隠した土をどけてから中に入れます。
 きっと近くに巣穴があるのでしょう。

 まっていると。
 やってきました。
 狩蜂です。
 ベッコウクモバチ?


 大きさがわかるように方眼下敷きの上に置いたままですが、なかなか近づいてきません。
 何やら見たこともないものがあるので警戒しているようです。
 草の陰になって見にくくなりますが、仕方がないと思って落ち葉の上に置きました。
 すると、やってきて、くわえて引きずって草藪の中へ消えていきました。


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いつもハエトリグモはこちらを見ている? ネコハエトリ雄

 葉っぱの上で動く黒くて小さい生き物。

この記事にはの画像があります。


 じっとしていて、動くのは一瞬。
 またじっとして、一瞬動く。
 この動きは、ハエトリグモ!

 お腹が小さいのはだいたいオス。

ネコハエトリ

 頭と胸が一緒になった頭胸部が真っ黒。
 脚も真っ黒。
 小さいお腹は虎縞。
 多分、ネコハエトリのオス?

猫蝿捕蜘蛛

 ネコハエトリ。
 猫蝿捕蜘蛛。
 Carrhotus xanthogramma
 節足動物門 鋏角亜門 クモ綱 クモ目 ハエトリグモ科 コゲチャハエトリグモ属。

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古い写真の中からみつけたいきもの でっかいクモ アシダカグモ

 数年前の9月の狭山池。
 日本一古い溜池と言われる池。
 1600年の歴史があると言われます。
 溜池が多い大阪で2番目の大きさと言われ、池の周囲は遊歩道になっていています。

この記事にはの画像があります。


 遊歩道を歩いていると、花崗岩の石垣の上に、大きな虫。
 まるで保護色のようなよく似た色と模様。
 よく気づいて写真を撮ったものです。

脚高蜘蛛

 その虫は、クモ。
 アシダカグモ(脚高蜘蛛)。
 日本では最大級と言われる大きなクモです。

アシダカグモ

 このアシダカグモはオス。
 長い足も含めると100mmを超えます。
 見た目は気持ち悪いと感じる人も多いかもしれませんが、人家の周りでよく見られ、ゴキブリを食べる益虫としても知られています。
 ただ、外来生物のようです。

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