【 クヌギエダイガタマバチ】

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棚田のいきもの 2016年8月初旬の蛹になる昆虫

 蛹になる虫はとても多様化しています。
 蛹になるということは、幼虫と成虫でまったくちがう虫になれるということ。
 ということは、食べるところも住むところも変えることができます。
 いろいろなところが利用でき、成虫と幼虫で食べ物も住むところも被らないようにできるということです。
 だから多様化していったのかもしれません。

この記事にはの画像があります。



動物界 節足動物門
六脚亜門 昆虫綱 タグ:棚田の昆虫
新翅節 翅をたためる昆虫
甲虫目 タグ:下赤阪の棚田の甲虫目

コハンミョウ(小斑猫)
Myriochile speculifera

甲虫目
オサムシ科
Myriochile属
タグ:コハンミョウ

甲虫目
六脚亜門 昆虫綱 新翅節
チョウ目 タグ:下赤阪の棚田のチョウ目

キタテハ(黄立羽)夏型
Polygonia c-aureum

チョウ目
タテハチョウ科
キタテハ属
タグ:キタテハ

翅の地色か黄色いっぽいのが夏型、オレンジっぽいのが秋型。

秋型はそのまま冬を越します。

タテハチョウの特徴、足が4本(片側2本)に見えます。

そして閉じた翅が樹皮のように見えるのもタテハチョウの仲間によくあります。

ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)Argyreus hyperbius のオス

チョウ目 タテハチョウ科 ツマグロヒョウモン属
タグ:ツマグロヒョウモン

モンキチョウ(紋黄蝶)
Colias erate

チョウ目
シロチョウ科
モンキチョウ属
タグ:モンキチョウ

モンシロチョウ(紋白蝶)
Pieris rapae

チョウ目
シロチョウ科
モンシロチョウ属
タグ:モンシロチョウ

ヤマトシジミ(大和小灰蝶,大和蜆蝶)Pseudozizeeria maha

チョウ目 シジミチョウ科 ヤマトシジミ属
タグ:ヤマトシジミ

幼虫がカタバミを食べるので、住宅街にもよくいるシジミチョウ。

似たシジミチョウが多いですが、羽の模様で区別できます。
多少の大きさや形、色の濃さのちがいはありますが、基本的な配列は同じ。

チョウ目
六脚亜門 昆虫綱 新翅節
ハチ目 タグ:下赤阪の棚田のハチ目

クヌギエダイガタマバチ
(椚枝毬玉蜂)の虫嬰
Trichagalma serratae

ハチ目
タマバチ科
Trichagalma属
タグ:クヌギエダイガタマバチ

虫嬰(虫こぶ)の名前は「クヌギエダイガフシ(椚枝毬五倍子)」。

熟していないどんぐりによく似ていますが、理由はよくわかりません。
たまたま?

クヌギハマルタマバチ
(椚葉丸玉蜂)の虫嬰
Aphelonyx acutissimae

ハチ目
タマバチ科
Aphelonyx属
タグ:クヌギハマルタマバチ

虫嬰(虫こぶ)の名前は「クヌギハマルタマフシ」。

同じクヌギに寄生するタマバチですが、寄生する場所も虫嬰の形はまったくちがいます。

セグロアシナガバチ
(背黒脚長蜂)
Polistes jokahamae

ハチ目
スズメバチ科
アシナガバチ属
タグ:セグロアシナガバチ

ハチ目
新翅節
六脚亜門 昆虫綱
動物界 節足動物門

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次

■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会

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下赤阪の棚田の2015年 12月上旬の昆虫編

 12月、真冬の下赤阪の棚田ビオトープ。
 寒くなったので虫はいなくなった。
 と思ったら、結構いました。
 冬に活動するもの、暖かくなったから出てきたもの、冬越の場所を探しているもの、命が尽きようとしているもの。
 それぞれの虫にそれぞれの事情があります。

この記事にはの画像があります。


真ん中あたりから見た下赤阪の12月の棚田

動物界
節足動物門 昆虫綱 タグ:下赤阪の棚田の昆虫
新翅節 翅を重ねられ蛹にならない昆虫
多新翅上目 翅を折りたためない蛹にならない昆虫
バッタ目

コバネイナゴ(小翅稲子)Oxya yezoensis

バッタ目 バッタ科 イナゴ属
タグ:コバネイナゴ

成虫で冬越しするバッタもいますが、コバネイナゴは冬越しできない種類。
命が尽きるのが近いのか、動きもほとんどありません。

バッタ目
多新翅上目
節足動物門 昆虫綱 新翅節
外翅上目 翅を折りたためる蛹にならない昆虫
カメムシ目

ウスモンカスミカメ(薄紋霞亀)
Adelphocoris demissus

カメムシ目
カスミカメムシ科
Adelphocoris属

体長7ミリ。
1センチにも満たない小さなカメムシ。

似たようなカメムシは多いので、ほかのカスミカメムシかもしれません。

ムラサキナガカメムシ
(紫長亀虫)
Pylorgus colon

カメムシ目
ナガカメムシ科
Pylorgus属

体長4ミリ。
ウスモンカスミカメよりもっと小さいカメムシ。

カメムシにはこんなに小さい種類もいます。

カメムシ目
外翅上目
節足動物門 昆虫綱 新翅節
内翅上目 蛹になる昆虫
ハエ目

ナミホシヒラタアブ(波星扁虻)Metasyrphus nitens

ハエ目 ハナアブ科 Metasyrphus属

ヒラタアブはよく似たものばかり。
自信がありません。
でも、ハナアブなのはまちがいないと思います。

ヘリヒラタアブ(縁扁虻)Didea alneti ?のメス

ハエ目 ハナアブ科 Didea属

上のナミホシヒラタアブと同じように見えます。
でも、よく見ると複眼の形がちがいますし、腹部の黄色い色がちがいます。
色については同じ種でも多少のちがいはありますので、こちらも自信はありません。

ヒゲナガヤチバエ(鬚長谷地蠅)Sepedon aenescens

ハエ目 ヤチバエ科 Sepedon属

大きさは7ミリ。
そして冬に活動します。

実は、冬はハエの仲間が動きまわる季節です。

カトリバエ類Lispe(属名)?

ハエ目
イエバエ科
カトリバエ属

小さなハエです。

大きさは多分数ミリ。
5ミリもありません。

ツマグロキンバエ(褄黒金蝿)
Stomorhina obsoleta

ハエ目
クロバエ科
Stomorhina属
タグ:ツマグロキンバエ

全長7ミリ。
横幅があるので普通のハエくらいに感じます。

複眼に縞模様があるのが特徴。
名前のように翅の先が黒いのも特徴。

ヨモギワタタマバエ (蓬綿玉蝿)Rhopalamyia giraldii

ハエ目 タマバエ科 Rhopalamyia属
ヨモギクキワタフシ(蓬茎綿五倍子)

白いふわふわしたものがタマバエではありません。
これはヨモギ自身が作ったもの。

中に入っているのがタマバエの幼虫。

このふわふわしたものの名前がヨモギクキワタフシ。

どういうわけか虫が寄生すると、寄生された植物が守るように作り出します。
同じ植物でも寄生する虫によって形が変わります。

ハエ目
節足動物門 昆虫綱 新翅節 内翅上目
チョウ目

シロシタヨトウ(白下夜盗)Sarcopolia illoba の幼虫

チョウ目 ヤガ科 Sarcopolia属
タグ:シロシタヨトウ


冬越のため、サナギになる場所探しているのでしょう。

チョウ目
節足動物門 昆虫綱 新翅節 内翅上目
ハチ目

セイヨウミツバチ(西洋蜜蜂)
Apis mellifera

ハチ目
ミツバチ科
ミツバチ属
タグ:セイヨウミツバチ

クヌギエダイガタマバチ

膜翅目タマバチ科
クヌギエダイガフシ(椚枝毬五倍子)

ヨモギクキワタフシと同じように虫に寄生されたクヌギがつくったもの。

クヌギの実(どんぐり)の帽子(殻斗)に似ているのが特徴。

ハチ目
新翅節 内翅上目
昆虫綱
節足動物門
動物界

 体温が気温で左右される外温動物(変温動物)は、冬にはどこかでじっとしてそうですが、特に昆虫は冬でも動きまわるものがいます。
 真冬でも暖かい日は草花を観察していると、意外といろいろ動き回っている昆虫とであるかもしれません。
 マイナーで小さなハエばかりかもしれませんが。

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下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会


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