秋の低山で出会ったまっ白な植物 でもギンリョウソウではありません?
金剛山で。
秋なのに、ギンリョウソウと出会いました?

ギンリョウソウは初夏、梅雨の頃、山の臨床で咲くまっ白な植物です。
まっ白ということは光合成をしないということ。
つまり、栄養を100%ほかの生き物の頼る植物。

梅雨でなく秋に出会ったということは。
野草に詳しい人なら気がつくでしょう。
それはギンリョウソウじゃなく、ギンリョウソウモドキじゃないか、ということに。
ギンリョウソウモドキ(銀竜草擬)は、ツツジ科 シャクジョウソウ亜科 シャクジョウソウ属。
ギンリョウソウ(銀竜草)は、ツツジ科 シャクジョウソウ亜科 ギンリョウソウ属。
とても近い仲間で、見た目もそっくり。

それでもいくつかちがいがあり、もっともわかりやすいのが、咲く時期。
金剛山では梅雨時に咲くのがギンリョウソウ、9~10月ころに咲くのはギンリョウソウモドキ。
だからまたの名をアキノギンリョウソウ。
ということで、ギンリョウソウモドキ。
でしょう、きっと、たぶん。

タグ: ギンリョウソウモドキ 白い花 秋の花 寄生植物 金剛山の花 金剛山

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