【 ギンヤンマ】

[カテゴリ リスト] 【表示記事リスト】
ビオトープ
┃《ビオトープとは
山・森・里山
川・湖・池
海岸・干潟・海
公園・緑地・田畑
都市
野鳥・鳥
モズ
哺乳類
爬虫類・両生類
恐竜と化石爬虫類

節足動物
甲虫
昆虫(甲虫以外)
甲殻類
虫(節足動物以外)
その他の海の動物
草花
野菜・食用作物
お茶
樹木
花木
紅葉・黄葉・褐葉
果物・実
コケ・シダ
その他植物について
微生物・菌類・細菌 等
地衣類
博物館・植物園・催事 等
季節
本・DVD・物語・伝承
架空・神話・創作
語彙集
フィールドワーク
リンク
ブログのご利用について


〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

ぎんやんま ずかん


 夏の終わり。
 弱っているのか飛ばないギンヤンマ(銀蜻蜒)がいましたので、色々と写真を撮らせてもらいました。



この記事にはトンボの画像があります。





ギンヤンマ(銀蜻蜒)


節足動物門 
昆虫綱 
トンボ目 
ヤンマ科 
ギンヤンマ属 
ギンヤンマ

体長(頭の先から尾の先まで)70mm
開張(広げた時の羽の幅)110~120mm

日本全国に生息しており、北は北海道から南は石垣島まで日本全国に広く分布しています。
地域によって4月中旬から10月後半まで見られます。


腰が水色のギンヤンマのオス
腰が水色のギンヤンマのオス




どんな小さな虫でも見逃さないヤンマ目
どんな小さな虫でも見逃さないヤンマ目




どんなに早く逃げても捕まえるヤンマ足
どんなに早く逃げても捕まえるヤンマ足




早く飛べるだけでなく旋回ホバリングもできるヤンマ羽
早く飛べるだけでなく旋回ホバリングもできるヤンマ羽




たべものをバリバリかじるヤンマ顎
たべものをバリバリかじるヤンマ顎




近所の池にもいてオニヤンマより親しみやすいギンヤンマ
近所の池にもいてオニヤンマより親しみやすいギンヤンマ




››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: ギンヤンマトンボ

関連記事
スポンサーサイト



theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

どう見ても銀色に見えないギンヤンマ


 大きなトンボを日本では「ヤンマ」と呼びます。

 日本で一番大きいのはオニヤンマ。

 その次の次の……くらいなのがギンヤンマ。



この記事にはトンボの画像があります。





 9月の錦織公園(にしこおりこうえん)
 カワセミポイントの一つじゅんさい池ではギンヤンマ(銀蜻蜒)がいっぱい飛んでいました。

 2匹が縦につながって飛んでいるのもいます。
 これはオスとメスのカップル。これから卵をうむのでしょう。

 見ていたらギンヤンマのカップルは池から頭を出した岩の上に止まり、下になっている方が腹の先を水の中に入れています。

 メスの産卵です。



産卵しているギンヤンマのカップル
産卵しているギンヤンマのカップル
上にいるのがオスで下がメス




 トンボの産卵にはいくつかの方法があります。
 腹の先だけを水中に入れて卵を産み付ける方法、空中から卵を落とす方法、中には水中に潜っていく方法なんてのもあります、

 ギンヤンマはものにとまって水中部分に卵を産み付けるタイプのようです。

 「ヤンマ」と呼ばれる大型のトンボは飛ぶのが早い上に、あまりものに止まりません。
 ですから写真を写すのに苦労します。

 つまりこれはシャッターチャンス!

 何枚もギンヤンマの写真を撮りました。



産卵を続けているギンヤンマのカップル
産卵を続けているギンヤンマのカップル
腹のつけねのあたりが水色がオス(上)で黄色がメス(下)




 “銀”ヤンマといってもどこが銀色なのかさっぱりわかりません。
 見れば見るほどオスの腹のつけねの鮮やかな水色ばかり目立って、「ミズイロヤンマ」に名前を変えたほうがいいと思えてきます。

 しかしそれはオスのこと。
 メスのその部分はちょっと抑え目の黄色。
 メスだけが飛んでいたら、ちがう種類のトンボだと思うでしょう。



 岩にとまってくれたおかげでオスとメスの両方いろいろと観察することができました。



››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: ギンヤンマトンボ錦織公園水辺の虫錦織公園の虫

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

ヤンマ&ヤンマ? 大泉緑地の大泉池の大きなトンボ

今回はトンボの記事です。
トンボの画像もあります。
トンボが苦手な方は【記事の下へ】をクリックしてください。
記事の下にジャンプします。


 大阪の堺市にある大泉緑地の大泉池のまわりにはいっぱいトンボが飛んでいました。

 その大きさや早さからヤンマの一種ではないかと思いますが、ヤンマらしくまったくとまってくれません。
 いつも目の前をすごいスピードで飛んでいきます。

ものすごいスピードで飛び回っている大泉緑地の大きなトンボ
ものすごいスピードで飛び回っている大泉緑地の大きなトンボ


 デジカメで写そうと思うのですが、飛んでいる虫を種類がわかるほどの大きさで写すのは結構、というかかなり大変です。

 カメラの設定を変えながら何度も挑戦しましたが、きれいに映っているものは1枚もありません。
 トンボだというのがわかるのはいいほうで、何がなんだからわからないものやトンボが写っていないものがほとんどです。

 それでもなんとかトンボだとわかるもの数枚を見てみると、きれいな黄緑色の体で胸と腹の境きれいな水色があります。

 このふたつがポイントです。
 ギンヤンマに違いありません。

ギンヤンマと思われる大泉緑地の大きなトンボ
ギンヤンマと思われる大泉緑地の大きなトンボ



 そして別の場所。

 今度は木の枝の先にヤンマのような大きなトンボが止まっています。
 逆光になってしまうので細かい模様などはわかりません。
 でも、今度はじっとしてくれるのでいろいろな角度で写真を撮ることができました。

 拡大して確認してみると、黒地に黄色というか、黄色地に黒というか、とにかくこの2色の網目模様をもった大きなトンボです。

 ということで、これはオニヤンマ! と思ったのですが、一つ気になるところがあります。

 尻尾の先が膨らんでいるのです。
 というか、尻尾の先に半円形のものが付いているという感じです。
 ということは、これはウチワヤンマ?

 どうやらそのようです。

 調べてみると、ウチワヤンマはギンヤンマのようなヤンマ科ではなく、サナエトンボ科。
 サナエトンボの仲間は木とか草によくとまることがあるそうです。

 ヤンマなのにじっと木の枝に止まっているのは珍しいな、と思ったのですが、ヤンマ科ではなくサナエトンボ科だったからでしょう。たぶん。

ウチワヤンマと思われる大泉緑地の大きなトンボ
ウチワヤンマと思われる大泉緑地の大きなトンボ



.
››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: ギンヤンマウチワヤンマトンボ大泉緑地

関連記事

theme : 博物学・自然・生き物
genre : 学問・文化・芸術

二十四節気・七十二候
プロフィール

ノート

Author:ノート
都会の植え込みから自然あふれる山まで。
フィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

検索フォーム
カレンダー
11 | 2023/12 | 01
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
リンク
BLOG & NEWS | 動物プロダクション SCIENCE FACTORY ltd.
けろんの100円で昆虫採集!
相生山からのメッセージ
ななこの『生き物のお世話』ブログ
雑記帳~身の回りの出来事やら自然やら~
とある昆虫研究者のメモ
ACTOW
徳川広和・恐竜・古生物・模型・フィギュア作品ギャラリー
コトラ&ミーのこんにちは ご近所さん
すみれ奏へようこそ
そぞろ歩き
デジカメ・昆虫・写真
くろねこのチラシの裏
どくだみ荘日乗
故郷の廃家
とらログ
ようこそ大阪市立自然史博物館へ
インターネットミュージアム
いきもの を ぱちり!
管理画面
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
最近記事のRSS
最新コメントのRSS
最新トラックバックのRSS