雪が積もってもがんばってます。冬の黄橙の小さなキノコ
雪が数センチ積もった低山の登山道。
遠くに見える倒木の一部が赤みがかった濃い黄色になっています。
ということは、キノコでしょう。

倒木は登山道の横にあったので見てみると。
小さい!
やっぱりキノコのようです。

種類は。
見えるのは丸い傘のようですが、ぐねっとなっていたり、縁がちょっと透けているようです。
それに傘は縁が盛り上がった浅いお椀型のように見えます。

ということは、シイタケのようないわゆるキノコ型ではなく、お椀のような形のチャワンタケに近いキノコのような気がします。
さて。
図鑑で調べてみると、すぐそれらしいのが見つかりました。
ビョウタケとヒイロニカワタケ。

どちらもよく似ていて、ネット検索すればするほどゲシュタルト崩壊を起こしそうになるほどどっちがどっちかわからなくなります。
きっとブログやホームページを作っている人のなかにもどっちがどっちかわからない人も少なくないでしょう。
結果、ぐねっとなってて、縁がちょっと透けていることから、ヒイロニカワタケと結論。
ただどちらも冬は季節外。
ちがうキノコかもしれません。
ヒイロニカワタケ
Orbilia delicatula
子嚢菌門 チャワンタケ亜門 オルビリアキン綱 オルビリアキン目 オルビリアキン科 オルビリアキン属

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