【 カラス】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

雪はいろいろな動物の跡を残します。

 暦の上では春の金剛山。
 山頂広場のベンチの上にうっすらと雪。
 夜の間に降ったようです。

 そこに足跡。
 鳥です。


 はっきりとした指の形が残っているのでそこそこ大きい鳥。


 指は4本。

 後ろ向きの親指が長いので、枝によくとまる鳥。
 前に向いた人差し指と薬指の開き具合が90度より狭いのも、よく枝によくとまる鳥の特徴。

 金剛山に住む大きな鳥にヤマドリがいます。
 地面の上によくいる、キジの仲間。
 親指が短く、人差し指と薬指の開きも90度くらい。
 ヤマドリではありません。

 ほかに金剛山にいるそれくらいの大きい鳥というと、カラス。
 よく見かけるカラスというとハシブトガラスとハシボソガラス。
 どちらも人家周辺にいますが、山を好むのはハシブトガラスの方。

 違いは名前のようにクチバシが太か細いか。
 それ以外はハシボソガラスのほうがちょっと小さいのですが、並んでくれないとわからないほどの小さな差。
 体の大きさの違いは、足痕にも出ます。
 中指の先の爪痕から、親指の先の爪痕までが、ハシブトガラスは10センチ、ハシボソガラスは9センチ。
 体の大きさと同じようになかなか微妙なちがい。

 それで、この足跡は。


 10センチほど。

 どうやら山も好きなハシブトガラスのようです。

以前見かけた金剛山のハシブトガラス

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タグ: ハシブトガラス足跡足痕フィールドサイン金剛山カラス

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特別展「たまごとたね -いのちのはじまりと不思議-」は知っているのに知らないタマゴとタネがいっぱい!〈大阪市立自然史博物館〉

 大阪市立自然史博物館の夏の特別展「たまごとたね -いのちのはじまりと不思議-」がはじまりました。

 多くの動植物の「はじまり」になるタマゴとタネを比べています。

 動きまわることができる動物と、動くことができない植物。

 昔からちがう生き物と考えられてきました。

 でも、そのはじまりのタマゴとタネは、なんとなく似ているような気もします。

 果たして、タマゴとタネは似ているのでしょうか。


内覧会だったので「予告」付きの看板

 まず、入り口にとんでもなく大きな葉。

 人間よりも、ずっとずっと大きい葉。

 タネの特別展なのに、一番目立つところに葉?

 これは世界一大きなタネと言われるフタゴヤシの葉。

 長さ60センチ、重さ20キロにもなる大きなタネ。

 もちろん、たったひとつのタネの大きさです。

 葉が大きいのも納得できます。


でかい!フタゴヤシの葉

 動物や植物の展示は決して珍しくはありませんが、タマゴやタネがこんなに並ぶことは、そうあることではないでしょう。

 珍しい生き物はもちろん、身近な生き物でもタマゴやタネを目にする機会は意外となかったりします。

 そんな身近な生き物、野鳥のタマゴが本当にたくさん並んでいます。

 コチドリにコアジサシ、オオタカやトビびやハチクマのようなあまり身近にいない鳥から、メジロにキジバトにハシボソガラスのような身近な鳥まで。

 毎日のように見かける鳥でも、タマゴは見たことがなかったります。

 こんなで形こんな模様だったのです!


鳥はよく見てもタマゴははじめてのカラス

 珍しいタネだってあります。

 先が曲がった太いトゲが何本も飛び出た武器のようなタネ。

 大きさは10センチほど。

 その名も「ライオンゴロシ」。

 体にひっついた実をとろうとくわえたら最後、口に刺さって取れなくなり、エサが食べられなくなったライオンついには餓死してしまう。

 という伝説を持つ世界最大級のひっつき虫。

 たしかに伝説を真実と思わせるほど、ひっつき虫の限界を超えた大きさと形をしています。


確かにライオンを殺しそうな凶悪な実

 標本だけでなく、生きている状態の生体展示もあります。

 タマゴとタネ展らしくニホンイシガメ、クサガメ、ニホンヤモリのタマゴの生体展示?

 会期中に孵化するのでしょうか。


親つき?のニホンヤモリのタマゴ

 そして大きさ対決。

 最大のタマゴはダチョウ。

 最大のタネは入り口にもあったフタゴヤシ。

 並べてみると圧倒的な差でフタゴヤシの勝ち!

 なにしろ、葉1枚がダチョウよりずっと大きいのですから、しかたありません。

左のケースで一番大きいのがダチョウのタマゴ
右のケースで一番大きいのがフタゴヤシのタネ
※画像スライドできます ⇒⇒

 それなら、タマゴを産む最大の生き物、恐竜はどうでしょう。

 ちょっと離れたところに恐竜のタマゴがあります。

 全長30メートルに達することもある、恐竜の中でも最大級のティタノサウルス類のものと思われるタマゴの化石です。

 それならタマゴが勝てるかも?

 と思ったのですが、実は、恐竜は小さく生んで大きく育てる型の生き物。

 ティタノサウスル類の場合、タマゴから大人になると重さでなんと1750倍になるのです!

 人間にたとえると、3000グラムの赤ちゃんが、大人になったら50トンになるということ。

 50トンというと、自然史博物館入口にいるナガスクジラのナガスケが生きていた時より重いのです!

 やっぱりタマゴはタネに勝てないのでしょうか。

 9月には最大のタマゴと言われる絶滅鳥類のエピオルニスのタマゴがやってくるそうなので、タネに一矢報いることができるかもしれません?!


体の割に意外と小さい恐竜のタマゴ

 と、いろいろなありとあらゆるタマゴとタネが集められています。

 体の半分くらいありそうなキウイのタマゴと剥製。

 哺乳類なのにタマゴを産むカモノハシのタマゴと剥製。

 そして、身近な食べ物なのにおそらく見たことがある人はほとどいないじゃないかなと思うパイナップルのタネ。

 本当に、紹介しきれないほどたくさんのタマゴとタネが展示されています。


今度食べるときは確認しようと思うパイナップルのタネ

 見たことも聞いたこともないめずらしいタマゴとタネから、よく知っている生き物のタマゴとタネまで。

 初めて見るタマゴとタネばかりでした。

 タマゴとタネは大きな役割と見た目はなんとなく似ているように思いますが、やっぱり動物と植物ほどの隔たりがるように感じました。

 実際どうなのかは、ぜひ博物館で確認して下さい。

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タグ: たまごとたね大阪市立自然史博物館タマゴタネフタゴヤシカラスライオンゴロシニホンヤモリパイナップル46th-tamagototane

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カラスって黒だと思っていました!


 なんとなく不吉なイメージのカラス。

 好きな人よりも嫌いな人の方が圧倒的に多い「嫌われ指数」の高い鳥のような気がします。

 野鳥マンガ『とりぱん』ではレギュラー鳥の一角で10巻の表紙を務めましたが、『とりぱん大図鑑』の「とりぱん的解説」では「無駄にIQが高い、鳥界のインテリヤクザ」。

 著者のとりのなん子さんのカラス愛は感じますが、同じ身近な鳥のスズメが「人間のよき友」と書かれていることと対照的です。



 しかし、日本では本来カラスはおめでたい鳥とされます。
 なかでも神武天皇(じんむてんのう)を導いた八咫烏(やたがらす)は有名で、日本サッカー協会のシンボルマークにもなっています。

 一体いつからマイナスイメージになったのでしょうか。



 カラスは身近な鳥だけにことわざや慣用句も多くあります。

 中には「烏合(うごう)(しゅう)」や「(からす)行水(ぎょうずい)」のようなあまりよくないたとえもありますが、「烏の()()色」のように美しいもののたとえもあります。

 しかし。

 カラス=黒。

 黒がどうして美しい色のたとえになるのかふしぎでした。



 金剛山山頂。

 登山者が多い山だけに、カラスが住んでいます。

 ベンチでご飯を食べていると、カラスが近づいてきました。

 近くで見るカラスは思ってもいなかった色をしています。

 黒地の中に青緑に輝く色が。
 真っ黒ではないのです。



金剛山山頂広場のカラス(ハシブトガラス)
金剛山山頂広場のカラス(ハシブトガラス)
クチバシの付け根と額の間の段がはっきりしているのでハシブトガラス




 「烏の濡れ羽色」は、女性の黒髪の美しさを水浴びをしたあとのカラスの羽根の色にたとえる慣用句です。

 目の前のカラスが水浴びをしたかどうかわかりませんが、美しい羽根なのは確かです。

 しかも首の辺りなどは向きによって青緑(あおみどり)色の輝きが現れたり消えたりします。
 構造色(こうぞうしょく)にちがいありません。



ハシブトガラスの横顔1
ハシブトガラスの横顔2
顔の向きで首のところの色が変わります。




 単に黒いだけだと思っていたカラスが、青緑色の構造色を持つきれいな鳥だとは知りませんでした。

 しかも毎日見かけるような身近な鳥だというのに。



 もしかすると、毎日何気なく見ているような生き物の中にも、美しいものがもっといるのかもしれません。



 青緑色     
※嫌われ指数
 嫌っている人がどれくらいいるかなという雰囲気から、好きな人はどれだけいるかなという雰囲気を割った感覚的な雰囲気。
 カラスのように嫌いな人ばかりで好きな人は少なそうなのは高くなります。
 ハトのように嫌っている人が多そうでも公園で積極的にエサをあげている人もそれなりにいそうな鳥は嫌われ指数は低くなります。
 メジロのように好かれる一方の鳥は限りなく0に近くなります。
 指数といいつつ実数で表すことができず、すべてIWO(いきもの は おもしろい!)独自の適当勝手な雰囲気です。




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タグ: ハシブトガラスカラス構造色ことわざ金剛山の鳥カラスくらいの鳥

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