【 カメムシ目】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

オスからはメスの姿を想像できない小さな虫 おおわらじかいがらむし

 朽ちていく途中の切り株。
 キノコや変形菌がいないかと覗いていると、小さな小さな虫が。

この記事にはの画像があります。


 大きさは、1センチもない。
 5ミリくらい?
 翅は2枚? 4枚?
 触角は翅くらいの長さ?

 なんか、アブラムシみたい?

 この虫は、多分、オオワラジカイガラムシ。
 そのオス。

オオワラジカイガラムシ

 カイガラムシの仲間は植物に張り付いて樹液を吸う生活を続けます。
 足を退化させ、まったく動かない種もいます。

大草鞋介殻虫

 この虫は、どうみてもそんな生活をしているようには思えません。

 でもメスは名前のように楕円形でカイガラムシっぽくはあります。

Drosicha corpulenta
別の日に出会ったオオワラジカイガラムシのメスと思われる昆虫

 オスとメスで違う種類の生き物のように見える虫のひとつです。

オオワラジカイガラムシ
大草鞋介殻虫
Drosicha corpulenta
カメムシ目 腹吻亜目 ワタフキカイガラムシ科

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なにもいなさそうな池に飛んできたカメムシのなかま コマツモムシ?

 底がコンクリートで平らにならされていて、魚も飼われていない浅い人工の池。
 もちろん水草もない。
 こんな池にどんな生き物がいるのか。
 ちょっと網を入れてみた。
 するとたくさんのエビが入っていた。
 体が透明なので、気づかなかったようだ。

この記事にはの画像があります。


 この池は川につながっていない。
 このエビは誰かがかってに投げ込んだのだろう。
 ここでは禁止行為だが。
 それとも排水溝を上ってきたのだろうか。

 他にもエビでない小さな虫が入っていた。
 水生昆虫。
 楕円形の体の真ん中辺りから体と同じくらいに長い足が生えている。
 たぶんマツモムシ。

Anisops ogasawarensis

 マツモムシは水面付近にお腹を上にして浮かんでいるカメムシの仲間の水生昆虫。
 いるとは気づかなかった。

小松藻虫

 マツモムシにはいくつも種類があるので調べてみた。
 最も近いと感じたのがコマツモムシ。

コマツモムシ

 コマツモムシはほかのマツモムシとちょっと違う特徴を持つ。
 マツモムシの仲間は、普通水面のすぐ下にいて、餌となる昆虫が落ちてくるのを待っている。
 ところがコマツモムシは水面でも底でもない水中にいる。
 網は水底をすくったので水中のコマツモムシが入ったのかもしれない。

 このマツモムシは成虫で羽があるので、だれかが持ち込んだのではなく、飛んできたものだろう。

コマツモムシ
小松藻虫
Anisops ogasawarensis
カメムシ目 タイコウチ下目 マツモムシ科 コマツモムシ属の水生昆虫

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水面直下のマツモムシの謎の毛

 池でニホンアカガエルの観察をしているとき、マツモムシを捕まえました。
 マツモムシは水面の下をお腹を上にして背泳ぎをするカメムシの仲間の水生昆虫。
 いろいろ種類がありますが、捕まえたのは多分マツモムシという名前のマツモムシ。

この記事にはの画像があります。


 捕まえたついでに逃がす前に色々写真を撮りました。

 パソコンの大きな画面で拡大してみると。

 おしりの方に毛が何本も飛び出しています。
 それよりもびっくりしたのか、お腹側にびっしりと細かい毛が並んで生えています。
 まるで鎧のようにぴっちり並んでいるので、拡大しなければ毛には見えません。


 この毛はなにのためにあるのか?
 ちょっと調べてみると、でてきたのが「プラストロン呼吸」。
 水中に住むカメムシの仲間などの呼吸法。
 短い毛で体を覆い、そこに空気を取り込み、その空気を呼吸します。
 もちろん空気の中の酸素は減り、二酸化炭素が増えていきます。
 すると空気と水の境界がエラのような働きをして増えた二酸化炭素を水中へ、減った酸素を水中から交換するのです。
 そのためプラストロン呼吸をする昆虫は水面で空気を交換しなくてもいいのです。

内側に向けてびっしり生えています
マツモムシ

 ただ、マツモムシは水面直下にいる虫。
 そんなことしなくても空気は取り込めます。
 それに、プラストロン呼吸で調べてみても、マツモムシは含まれていません。
 おなじマツモムシの仲間のコマツモムシはプラストロン呼吸ですが、それはいつも水面からずっと下にいるから。

背中にも空気の膜があります
松藻虫

 じゃあマツモムシのお腹の毛はなにのために?
 よくはわかりませんが、マツモムシは気門で空気呼吸します。
 それはプラストロン呼吸をする昆虫も同じです。
 ですから気門のまわりに水があると空気を吸えないので窒息します。
 気門が濡れないように、空気の膜で覆っているのでしょうか。
 そうすればお尻から取り込んだ空気もお腹の気門に自然と行き渡るでしょう。

 ホントのことはわかりませんが、なにか水中で空気呼吸をするための仕組みがかくれているにちがいありません。
 昆虫の呼吸の工夫は、ほんとおもしろい!

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タグ: マツモムシカメムシ目プラストロン呼吸水生昆虫

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古い写真の中からみつけたいきもの ムネアカアワフキでいいのかな?

 去年の4月。
 タンポポを調べていたら、花茎に小さな虫が。

この記事にはの画像があります。


 翅が硬そうですが、透明な部分があるようなので甲虫ではなく、多分カメムシ目。
 丸い形から植物の樹液を吸うセミやハゴロモの仲間。

Hindoloides bipunctata Haupt

 絞り込んで調べてみたら、どうやらムネアカアワフキの雄のよう。
 背中の翅の間が赤いのが特徴。
 でも、多くの画像ではムネアカアワフキの翅はぜんぶが黒く見えます。
 これは横や下のほうが透明のように見えます。

ムネアカアワフキ

 ちがう泡吹虫なのでしょうか?

胸赤泡吹虫

 ムネアカアワフキ。
 胸赤泡吹虫。
 Hindoloides bipunctata Haupt
 カメムシ目 ヨコバイ亜目 トゲアワフキ科。

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古い写真の中からみつけたいきもの アメンボのようでアメンボでない カメムシのようでカメムシでない

 去年の2月。
 暦の上では春になっても1年でもっとも寒い時期。
 虫は冬ごもりで動かない。

 そのはずですが。
 里山公園の小川。
 ここにはきれいな水に住むプラナリアやカワゲラがいます。
 冬でも水底の落ち葉の下などにいますので探していると、プラナリアでもカワゲラでもない昆虫がいました。


 ミズカメムシ。

 カメムシ目ミズカメムシ科の昆虫。
 アメンボに近いカメムシの仲間です、

ミズカメムシ

 大きさは数ミリ。
 冬でも動けるようで見ている間に逃げていきました。

 このときまでいることに気づかなかったのですが、この大きさなら、水面を移動していても気がつかないでしょう。

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公園の手すりにいた小さな白ふわ虫の正体は?

 公園の遊歩道の階段を歩いていると、手すりに何やら白くてふわふわの小さいものがついていました。

この記事にはの画像があります。


 白くてふわふわしたもので覆われる虫の幼虫はいくつもいて、種類もチョウの幼虫、ハチの幼虫など様々。
 きっとこれも幼虫に違いない。
 と思ってカメラを近づけると、動きました。

枝のように伸びた白ふわのかたまり

 動きはすばやく、体も短いので、蝶や蜂の幼虫ではありません。
 となると、ハゴロモの仲間。
 ハゴロモはカメムシ目のセミに近い昆虫。

 白くてふわふわのものは棒状で、一点から放射状に伸びているようです。
 その中心には顔のようなものは見えないので、おしりなのかもしれません。

おしり?

 斜めから見てみると、白くてふわふわのものは内側に曲がり、その中に虫の体のようなものがあります。

横から見ると後ろから前に伸びているようです
オオシラホシハゴロモ

 よく見ると、脚があり、目のようなものもあります。
 おしりから放射状に延したふわふわを内側に曲げて体をガードしているようです。
 やはり、ハゴロモの仲間で間違いないようです。

この角度だとハゴロモっぽい

 こんなに特徴的な幼虫は早く見つかるだろうと思っていたら、意外と「これだ!」と言えるものはみつかりません。
 一番近いかな、と思ったのがオオシラホシハゴロモ。
 でも、検索してみても出てくるのは微妙に違うものからかなり違うものまで、気持ちよく「一致!」と言えるものはありません。

白ふわはおしりだけのようです

 ふわふわのはほかの白ふわ虫と同じように蝋物質でしょう。
 ですから、崩れて微妙にかわってしまったのかもしれません。

正面から見るとちょっとかわいい

 と考えると、出会ったオオシラホシハゴロモ(仮)はわりときれいな形を保った白ふわのような気がしてきました。

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マツモムシもたくさんいることをこの本で知りました。『タガメ・ミズムシ・アメンボ ハンドブック』

 またまた錦織公園のネタです。
 ほんと、いろいろな生き物がいます。

 アオダイショウと出会った石水苑の池。
 一見、何も生き物はいないように見えて、じっくり見ると、いたります。
 その一つ。
 マツモムシ。

この記事にはの画像があります。


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 水に住むカメムシの仲間で、お腹を上に向け、長い後足でスイスイと泳ぎます。
 刺されるとジンジン痛みます。
 そして何種類もいます。
 そこで、文一総合出版さんのハンドブックシリーズ『タガメ・ミズムシ・アメンボ ハンドブック』の登場です。
 そもそもマツモムシが何種類もいることを知ったのがこのハンドブック。

お腹を上に向けて泳ぐマツモムシ
マツモムシ

 2匹捕まえましたが、1匹は翅がないので幼虫のようです。
 成虫はあまりいい写真が撮れなかったので幼虫で。
 ハンドブックには幼虫の写真もあります。
 腹部の形などから、コマツモムシ?

翅が無い幼虫
幼虫

 コマツモムシの特徴は、水の中の水面あたりをあまり泳がないこと。
 よく見るマツモムシは、水面をよく泳ぎます。
 たしかに捕まえたマツモムシは真ん中あたりから底の方を泳いでいました。
 コマツモムシの可能性が高そうです。

真ん中あたりをを泳ぐ

 マツモムシをはじめタガメやアメンボなどカメムシの仲間の水生昆虫は翅を持って飛ぶことができます。
 ですから、生き物がいないように見える水たまりにもアメンボがいたりします。
 しかし、幼虫は翅を持ちませんので遠くからやってくることはできません。
 ということは、この池で産卵し、ここまで成長したのでしょう。


 マツモムシの仲間はアメンボのように水面に落ちた虫も食べますが、水中にいるコマツモムシが食べるのは水生昆虫やミジンコなどが中心。
 何もいないように見える池にも小さな生き物はいっぱいいるようです。

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