田んぼでも大絶滅 カブトエビ・カイエビ・ホウネンエビ
今年も地主さんに許可を得て田んぼから生き物をもらってきました。
意図してもらってきたのは、カブトエビとホウネンエビ、そしてカイエビ。
そのほか意図せずついてきてしまったものに、カイミジンコ、その他淡水プランクトン、淡水に住む甲殻類(こうかくるい)ばかりです。
カブトエビはエビ伝説のアメリカカブトエビと混ざらないように、すべてバケツ稲に入れます。
内側に藻がいっぱいついていたバケツが、数日できれいになりましたが、10日ほどですべて死んでしまいました。
原因不明です。
カイエビは好きな淡水に住む甲殻類のひとつです。
開け閉めできる2つの殻の中に体を隠しているのが、二枚貝のようにみえることが由来です。
去年はプランターとバケツで飼っていましたが、どちらからも発生しなかった(または小さい間に環境が合わないので死んだ・食べられた)ので、もらってきました。
しかし田んぼカブトエビが全滅してから何日かあとに一気に全滅してしまいました。
こちらも原因不明ですが、急に冷え込んだときだったので、水温が低すぎたのかもしれません。

プランター稲の土の上に横たわるカイエビ
ホウネンエビは、プランターでメスが1匹だけ元気に育っていましたが、アメリカカブトエビと違って産卵にはオスメスが必要ということなので、仲間を増やしました。
しかしカブトエビやカイエビより長生きしましたが、みんな一斉に死んでしまいました。
これも原因はわかりません。
田んぼの甲殻類の突然の絶滅。
しかし種類によって時期はずれます。
その事情はわかりませんが、種類ごとに全滅しているので、なにか生きづらい条件にプランターやバケツの水がなったのでしょうか。
それはあいかわらず謎ですが、梅雨明け前にちょっと冷え込んだこと。
田んぼは地面に溜まった熱であたたまるので急な気温の変化でもあまり影響はないと思いますが、小さなプランターの水では気温の影響はそのまま水温に変化につながることでしょう。
それが田んぼでは起きない大絶滅がプランターでは簡単に起きてしまう理由なのかもしれません。

田んぼの底に残るカイエビの殻
ということで再度チャレンジしようと地主さんの田んぼに行ってみると、中干しも始まっていないと言うのに大絶滅していました。
カブトエビもホウネンエビも姿は見えませんし、カイエビの殻だけが田んぼの底に横たわっているだけです。

甲殻類が全滅した田んぼ
原因は違うと思いますが、プランターだけでなく、田んぼでも大絶滅は起こるようです。
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