【 オオバン】

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貝塚市立の自然遊学館でオオバンとカイツブリの弁足を見比べてみました。

 貝塚市立の自然遊学館。
 何の施設かちょっとわかりにくいかもしれませんが、簡単に言えば自然史博物館。自然の博物館。
 こじんまりとしているからか、入館料は無料。
 魚や昆虫のような生きものから、剥製や標本まで色々な生き物が展示されています。
 そのほとんどが貝塚市や周辺にいる生き物たち。

アンモナイト化石を元にしたデザインの自然遊学館
自然遊学館
でも中央が盛り上がっているのでどちらかと言うと巻貝型

 鳥の剥製も色々展示されています。
 身近な鳥ばかり。
 しかし、野生の鳥を間近でじっくり観察する機会はありません。
 それができるのが、剥製。

 ということで、たくさんある剥製の中から選んだのが、オオバンとカイツブリ。
 オオバン(大鷭)は、鳥綱 ツル目 クイナ科 オオバン属の水鳥。

オオバンの剥製
オオバンの剥製

 カイツブリ(鳰)は、鳥綱 カイツブリ目 カイツブリ科 カイツブリ属の水鳥。

カイツブリの剥製
カイツブリの剥製

 オオバンの鳥綱とツル目の間には新顎類とNeoaves(まだ日本語の名前が定着していないようです)が入り、カイツブリでは新顎類とNeoavesとさらにMirandornithes(まだ日本語の名前が定着していないようです)が入ります。
 つまり、オオバンとカイツブリは、共通点が水鳥くらいのそんなに遠くないけど近いというわけではないくらいの関係。

 ところが、水鳥以外にも共通点があります。
 それが弁足(べんそく)。
 足の指の皮が伸びて泳ぐ時にヒレのように水をかくことができます。
 しかし、ヒレのように指と指の間はつながっていません。
 指の左右に広がるだけです。

 標本の弁足を見比べてみました。
 指の関節ごとにくびれがあるオオバン。


 それに対して、指全体が太くなったようなカイツブリ。


 同じ弁足でも微妙にちがいます。
 それぞれが独自に弁足を発達させたからでしょうか。

 ちなみに、足ヒレを持つ鳥も必ずしも近い仲間同士ではありません。
 ヒレの付き方にも色々なパターンがあり、こちらも独自に進化したようです。
 水鳥の弁足と足ひれのちがいがどこで分かれるのか。
 それとも、弁足が発達していった結果が足ひれになるのか。
 不思議です。

■参考外部リンク■
トップページ/自然遊学館

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タグ: 自然遊学館オオバンカイツブリ弁足剥製水鳥平行進化

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genre : 学問・文化・芸術

狭山池の冬の鳥たち 2016年3月と2015年3月 水面や水際にいた鳥

 今年、築造1400年を迎えた狭山池。
 最も古い日本の歴史書の古事記や日本書紀にも書かれ、日本一古い溜池と言われています。
 とはいえ、1400年の間にいくども改修され、特に平成の大改修では現代的なダムに生まれ変わりましたので、当時のものはとなりの博物館に展示されているだけかもしれません。

博物館の方からだと狭山池のむこうに和泉山脈が見えます

 そんな狭山池。
 冬は様々な水鳥がやってきます。
 2016年と2015年の3月に狭山池で出会った鳥たちを集めてみました。

水面にいた鳥
動物界 脊椎動物亜門 鳥綱
カモ目

カルガモ(軽鴨)Anas zonorhyncha

カモ目 カモ科 マガモ属
カラスより大きい
留鳥
水面・逆立・地面採餌:植物性が強い雑食
タグ:カルガモ

2016年3月

最も有名なカモかもしれません。

池や川など身近な水辺にいる上に、カモの多くが冬にやってくる冬鳥なのに対して、一年中いる留鳥。
だから一番目にするカモかも。

2016年3月

大きいカモ。

水面を泳ぎながら、水中の植物を食べます。

ヒドリガモ(緋鳥鴨)Anas penelope

カモ目 カモ科 マガモ属
カラスより小さい
冬鳥
水面・地上採餌:植物の葉や種等
タグ:ヒドリガモ

2016年3月

左から♀♂♂♀の順で並んでいます。
2015年3月

上がメスで下がオス

中くらいのカモ。

オスの頭が赤茶色なのが名前の由来。
でも、白い線が中央に走っているので全部が赤茶色ではありません。

大きな群をつくります。

狭山池で一番多いカモかも。

コガモ(小鴨)Anas crecca

カモ目 カモ科 マガモ属
ハトより大きい
冬鳥
水面・地面採餌:植物食
タグ:コガモ

2016年3月

左がオスで右がメス

名前のように小さいカモ。

オスの顔と、たたむと隠れる翼の緑色(翼鏡)が構造色できれい。

2016年3月

上下ともオス

水中にクチバシを突っ込んで水中の植物を食べます。

オカヨシガモ(丘葦)Anas strepera

カモ目 カモ科 マガモ属
カラスくらい
冬鳥
水面採餌:主に植物食,他昆虫・魚等小動物
タグ:オカヨシガモ

2015年3月

奥がオスで手前がメス

巣をヨシ原につくるのが由来と言われています。

カモの仲間はオスが派手でメスが地味なのが普通ですが、オスも地味なのが特徴。

マガモ(真鴨)Anas platyrhynchos

カモ目 カモ科 マガモ属
カラスより大きい
冬鳥
水面・逆立・地面採餌:植物性が強い雑食
タグ:マガモ

2016年3月

左がメスで右がオス

「カモ」の絵を描くときよくモチーフにされます。

オスの頭は緑色の構造色。

水面で逆立ちして水中の植物などを食べます。

2016年3月

ハシビロガモ(嘴広鴨)Anas clypeata

カモ目 カモ科 マガモ属
カラスくらい
冬鳥
水面・逆立・地面採餌:主に植物食,種子・プランクトン・昆虫・魚類等
タグ:ハシビロガモ

2015年3月

左がメスで右がオス

名前のようにクチバシが大きくて平たいカモ。
シルエットでわかります。

オスが色鮮やか。

水面に浮いたまま水中にクチバシを入れこしとるようにして食べます。
逆立ちすることもあります。

2015年3月

キンクロハジロ(金黒羽白)Aythya fuligula

カモ目 カモ科 ハジロ属
ハトくらい
冬鳥
潜水採餌:雑食,貝類・魚類・昆虫・水生植物等
タグ:キンクロハジロ

2015年3月

真っ黒な体に真っ白がよく目立つのがオス。
全体が真っ黒に見えるのがメス。

群れを作りますが、たいてい人間から離れたところにいます。

カモ目
水面にいた鳥 動物界 脊椎動物亜門 鳥綱
その他の目

カイツブリ(鳰)Tachybaptus ruficollis

カイツブリ目 カイツブリ科 カイツブリ属
ハトより小さい
留鳥
潜水採餌:動物食,魚類・両生類・水生昆虫等
タグ:カイツブリ

2016年3月

水中に潜って魚を捕まえます。

くわえているのはハゼの仲間。
おそらくカワヨシノボリ。

潜水が得意で、人の気配を感じるとすぐ潜り、しばらくして意外なところから顔を出します。

2015年3月

カンムリカイツブリ(冠鳰)Podiceps cristatus

カイツブリ目 カイツブリ科 カンムリカイツブリ属
カラスくらい
冬鳥
潜水採餌:動物食,魚類・両生類・水生昆虫等
タグ:カンムリカイツブリ

2015年3月

頭に飾り羽(冠羽)がある大きなカイツブリ。

潜って水中で魚を捕まえます。
こちらがくわえているのはゲンゴロウブナ?

オオバン(大鷭)Fulica atra

ツル目 クイナ科 オオバン属
ハトより大きい
漂鳥
潜水・逆立・歩行採餌:主に植物食,他魚類・昆虫等
タグ:オオバン

2016年3月

水面を泳ぐ姿を見ているとカモの仲間のようですが、クイナの仲間。
ですので水かきはありません。
そのかわり、趾(あしゆび)の皮が広がった「弁足」で水をかきます。

2015年3月

潜水するカモは、尾部が潜水艦のように水滴型をしていますが、オオバンも潜水するためか同じ。

潜水だけでなく、逆立でも食べます。

2016年3月

カワウ(川鵜)Phalacrocorax carbo

ペリカン目 ウ科 ウ属
カラスより大きい
留鳥
潜水採餌:魚類
タグ:カワウ

2016年3月

川に住んでいますが、鵜飼の鵜ではありません。
鵜飼につかうのは海に住むウミウ。と、おなじみの説明。

体の半分以上が水面に出るカモ類とちがって、体のほとんどが水面下。
見るからに潜水が得意そう。

セグロカモメ(背黒鴎)Larus argentatus

チドリ目 カモメ科 カモメ属
冬鳥
飛翔・水面・地上採餌:魚類・昆虫・動物の死骸

2015年3月

カモメというと海のイメージですが、川にいることもあります。
海から何十キロも離れた京都の鴨川のカモメが有名。
そちらはユリカモメですが。

とはいえカモメをよく見るのは漁港。
狭山池では、はじめて出会いました。

その他の目
動物界 脊椎動物亜門 鳥綱
水面にいた鳥
浅瀬に立っていた鳥
動物界 脊椎動物亜門 鳥綱
カモ目

カルガモ(軽鴨)Anas zonorhyncha

カモ目 カモ科 マガモ属
カラスより大きい
留鳥
水面・逆立・地面採餌:植物性が強い雑食
タグ:カルガモ

2016年3月

植物食の常か、食べるのに一生懸命です。

ヒドリガモ(緋鳥鴨)Anas penelope

カモ目 カモ科 マガモ属
カラスより小さい
冬鳥
水面・地上採餌:植物の葉や種等
タグ:ヒドリガモ

2016年3月

水面を泳ぐカモの仲間にも、このように水辺によってくるカモと、よってこないカモがあります。

コガモ(小鴨)Anas crecca

カモ目 カモ科 マガモ属
ハトより大きい
冬鳥
水面・地面採餌:植物食
タグ:コガモ

2016年3月

上がオスで下がメス。

コガモやヒドリガモはこのような水辺や陸地で食べている姿をよく見ます。

2016年3月
カモ目
浅瀬に立っていた鳥 動物界 脊椎動物亜門 鳥綱
その他の目

オオバン(大鷭)Fulica atra

ツル目 クイナ科 オオバン属
ハトより大きい
漂鳥
潜水・逆立・歩行採餌:主に植物食,他魚類・昆虫等
タグ:オオバン

2016年3月

浅瀬に立って歩く姿は少しクイナらしいかも。

2016年3月
上から見ると弁足がよくわかります。
2016年3月

水かきはカモやハクチョウ以外にもウなどにもあり、特定の水かきのある鳥から分かれたのではなく、必要に応じて平行進化でそれぞれの鳥たちが獲得していったようです。

弁足も同じようにオオバン以外にカイツブリなどにもあり、平行進化で獲得したものでしょう。

そうすると水かきと弁足の差はどこにあったのか。
もしかして、弁足が大きくなってつながったのが水かき?

バン(鷭)Gallinula chloropus

ツル目 クイナ科 バン属
ハトくらい
留鳥
歩行採餌:雑食,種子・昆虫・甲殻類等
タグ:バン

2016年3月

オオバンと同じクイナ科のバン。

でもこちらには弁足はありません。

だからでしょうか、泳ぐこともありますが、オオバンよりも足がつくところを好むようです。

イソシギ(磯鷸)Actitis hypoleucos

チドリ目 シギ科 イソシギ属
スズメより大きい
漂鳥
歩行採餌:主に動物食,小型節足動物・ミミズ等
タグ:イソシギ

2016年3月

泥の中に住む虫などを食べます。

体が小さいので浅いところを好みます。

クサシギとそっくりですが、羽の付け根まで白くなっているのがイソシギ。

狭山池ではイソシギのほうがよく見かけます。

ツグミ(鶇)Turdus eunomus

スズメ目 ツグミ科 ツグミ属
ハトより小さい
冬鳥
地上採餌:植物の種子,昆虫類等
タグ:ツグミ

2016年3月

芝地などを好む鳥ですが、決して水辺がキライなわけではないようです。

ハクセキレイ(白鶺鴒)Motacilla alba lugens

スズメ目 セキレイ科 セキレイ属
スズメより大きい
漂鳥
歩行採餌:小型節足動物・ミミズ等,雑食
タグ:ハクセキレイ

2016年3月

街中のアスファルトの上を歩いていたりしますが、水辺が好きな鳥です。

ただ小さいので水際にしかいません。

その他の目
動物界 脊椎動物亜門 鳥綱
浅瀬に立っていた鳥

 ここ数年、狭山池では冬の間は水を減らしています。
 元に戻るのは3月に入ってから。
 減っている間は鳥も少なくなっています。
 ということで、暦の上では春ですが、毎年3月に見に行きます。

 2015年はカモメを見ることができました。
 ところが、2016年はいつもよりも種類は少なめ。
 それは池にいる鳥だけでなく、池の周囲にいる鳥も。
 理由はわかりませんが、1400年ということで池の周りの草木がきれいに刈り取られていたからかもしれません。

■参考外部リンク■
狭山池築造1400年記念公式サイト|大阪狭山市
狭山池が国の史跡に指定されます/大阪狭山市ホームページ
大阪府/狭山池ダム

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genre : 趣味・実用

冬の狭山池の鳥たち 2014.3 水面や浅瀬にいた鳥編


 日本一古いダム式の溜池(ためいけ)と言われる狭山池。

 大阪の南河内地方の大阪狭山市にある大きな池です。



 そんな狭山池。

 2014年11月21日に国の文化審議会が、国の史跡に指定するよう文部科学大臣に答申しました。

 まだ決定はされていませんが、国の史跡に指定される予定です。



 この指定、日本最古のダム式の溜池としてなのですが、水鳥と出会える貴重な池として、このブログでは度々取り上げてきました。

 ということで、国の史跡指定(予定)を記念して、冬の狭山池で出会った鳥達を紹介します。

 といっても、この冬はまだ行っていないので、一つ前の冬、2014年の3月の鳥たちです。

 ちなみに、3月は十分に春(仲春)なのですが、池にいるのは冬鳥たちですので、お許し下さい。




北側から見た狭山池




水面にいた鳥
動物界 脊索動物門 鳥綱
カモ目
カモ目 カモ科 マガモ属
カラスくらい
冬鳥
水面採餌:主に植物食,他昆虫・魚等小動物
大型のカモ。
上がオスで下がメス。

オナガガモと同じように水面に逆立ちするようにして水中のものを食べます。
水面を泳ぐカモは大きく分けると、潜るカモと潜らないカモに分けることができます。

水面に浮かんでいるとき、潜るカモは尾が垂れて水面についています。

潜らないカモは尾がピンと後ろに伸びています。

ちょうど、潜水艦と水上艦艇船舶の艦尾船尾の違いと思えばわかりやすいかも?

ということで、オカヨシガモは潜らないカモです。

カモ目 カモ科 マガモ属
ハトより大きい
冬鳥
水面・地面採餌:植物食
名前の通り小型のカモ。

左の2羽がオスで、右の1羽がメス。

メスの羽に見える緑がかった青い部分は、構造色の翼鏡(よくきょう)と呼ばれる部分。
きれいです。

カモ目 カモ科 ハジロ属
ハトくらい
冬鳥
潜水採餌:雑食,貝類・魚類・昆虫・水生植物等
うまく同じようなポーズの写真がありました。

上がオスで、下がメス。

わかりやすいちがいは、胴の部分に真っ白なところがあるのがオス、ないのがメス。

わかりにくいちがいは、後頭部のちょろっとした毛(アホ毛)が長いのがオス、短いのがメス。
カモ目
水面にいた鳥 動物界 脊索動物門 鳥綱
ツル目
ツル目 クイナ科 オオバン属
ハトより大きい
漂鳥
潜水・逆立採餌:主に植物食,他魚類・昆虫等
黒い体に白くて縦に長いクチバシが特徴。

縦に長いようにみえるのは、クチバシの上に肉質の額板(がくばん)と呼ばれるもの。
実はクチバシではありません。

泳いでいるとカモのようですが、陸上での立ち姿はクイナ風。

クイナの仲間ですから脚に水かきはありません。
かわりに趾(あしゆび)の左右に広がった膜(弁足)で水をかきます。

ツル目 クイナ科 バン属
ハトくらい
留鳥
歩行採餌:雑食,種子・昆虫・甲殻類等
オオバンよりも小柄なバン。

形は似ていますが、体が茶色がかっていること、たたんだ羽に白い部分がること、クチバシと額板が赤いことがちがいます。

さらに脚に弁足がありません。

カモのようによく水に浮かんでいるオオバンとちがい、立つことができる浅いところや、草地でよく見かけますが、時折このように泳いでいます。

ツル目
水面にいた鳥 動物界 脊索動物門 鳥綱
カイツブリ目
カイツブリ目 カイツブリ科 カンムリカイツブリ属
カラスくらい
冬鳥
潜水採餌:動物食,魚類・両生類・水生昆虫等
カイツブリ科ですが、長めの首とスマートな体で遠目にはカワウっぽく見えます。

カイツブリ目 カイツブリ科 カイツブリ属
ハトより小さい
留鳥
潜水採餌:動物食,魚類・両生類・水生昆虫等
カンムリカイツブリとちがって小さくてコロコロした感じのかわいい水鳥。
でも、目つきはちょっと怖いかも。

人影に敏感に反応し、すぐ潜ります。

身近な鳥ですが、意外と間近で見られない鳥です。

カイツブリ目
動物界 脊索動物門 鳥綱
水面にいた鳥



浅瀬に立っていた鳥
動物界 脊索動物門 鳥綱
カモ目・ツル目
カモ目 カモ科 マガモ属
カラスくらい
冬鳥
水面・地面採餌:主に植物食,種子・プランクトン・昆虫・魚類等
この角度ではわかりませんが、長く伸びたクチバシが平たくなっているカモ。

シルエットでもすぐわかります。

上にいるのがオス、下の2羽がメス、真ん中がバン。

バンは歩いていますが、ハシビロガモは浮かんでいるだけかもしれません。

ツル目 クイナ科 バン属
ハトくらい
留鳥
食性:雑食,種子・昆虫・甲殻類等
泳いでいるのは移動するときのようで、食べ物を探すときはこのように歩きまわります。

カモ目・ツル目
動物界 脊索動物門 鳥綱
浅瀬に立っていた鳥



 まだまだ狭山池の鳥はいます。

 大きいだけでなく、周りに遊歩道が巡り、駐車場があり、トイレもあり、まわりにはレストランもあり、駅からもそんなに遠くない。

 池の周りは浅いところや岩場や茅場もあり、水鳥を見るにはなかなかいいところかもしれません。



タグ♦ 狭山池の鳥

■参考外部リンク■
狭山池が国の史跡に指定されます/大阪狭山市ホームページ
大阪府/狭山池ダム


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genre : 趣味・実用

つぐみん、ヒヨ、コムクドリのみつどもえ?『とりぱん』第11巻


 世界一ヒヨを愛する野鳥マンガの最新刊。

 『とりぱん大図鑑』と同時期に発売されました。

とりぱん 11
ワイドKCモーニング
とりの なん子著
税込価格:¥630
出版:講談社
発行:2011年6月

冬といったら“つぐみん”

 11巻の掲載作品が書かれたのは、冬。

 ということで、ツグミの「つぐみん」が相変わらずの大活躍? です。

 ヒヨとの餌場闘争はいつものとおり勝負以前の話なのですが、そこにオナガが参入。

 迫力だけで餌場の主になったヒヨと、スマートな見た目だけど結構強気のオナガ。

 気弱なつぐみんは漁夫の利を得ることができるのでしょうか?


勝手に11巻の鳥

 さて、いつも勝手に決めてる「○○巻の鳥」です。

 11巻の鳥は、T松の池のオオバンに勝手に決定!

 巻頭にしか登場しませんが、オオバンの行動がよく描かれています。

 オオバンは池などの流れの無いちょっと深い水辺にいる真っ黒な鳥です。
 カモ類と同じようなところにいるのですが、カモ科ではなくクイナ科。

 活動の場が同じでも科がちがうということで、体のつくりもちょっとちがいます。

 足鰭(あしひれ)があり池の水面を泳ぐのに適しているカモに対して、歩く方が得意のクイナ科のオオバンは弁足(べんそく)という(ひれ)のようなものを足につけていますがカモにはかないません。

 エサをやるとカモの群に沈んでしまい、食べることができません。

 かわいそうなオオバンが食べられるようにいろいろと工夫をするのですが、はたしてオオバンはエサを食べることができたのでしょうか?


白い色が額まで続く“とってつけたようなクチバシ”のオオバン
白い色が額まで続く“とってつけたようなクチバシ”のオオバン[服部緑地]



東日本大震災

 著者が住んでいるのは岩手県。

 東日本大震災の被災県です。

 ということで地震の話があります。

 たった2話分ですが当時の岩手県内陸部の様子が描かれています。

 著者のとりのなん子さんが住んでいるところは内陸部で、津波の直接の影響はなかったようです。
 しかし、地面の揺れはありましたし、流通の麻痺もありました。

 あまり報道されない内陸部の貴重な話は、震災の別の面が見れると同時に、とりのなん子さんが無事であったことを知る貴重な話です。

 野生のシビアな世界で生きる鳥たちを4コマ世界で描いていくのが「とりぱん」。

 11巻のあとがきとあわせと読むと、そのシビアな世界に対してのなん子さんの向かい合う姿が見えるような気がします。


 追伸。
 冬編ですので、もちろんシベリア寒気団も登場します。




◆タグナビ◆ 〔とりぱん〕

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服部緑地


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都市緑化植物園と服部緑地の初春の鳥たち 水辺の鳥編


 大阪北部の丘陵地帯にある大きな緑地、服部緑地(はっとりりょくち)

 初春といっても(こよみ)の上の話でまだまだ寒い日が多く、冬鳥は日本から旅立つ気配はありません。

 今度はそんな中で出会った水辺などで生活している鳥たちです。


 「木や野原などに住む鳥たち編」はこちら。


ハトくらいの鳥(35cm前後)


キンクロハジロ(金黒羽白)
カモ科ハジロ属
冬鳥
撮影場所:服部緑地(山ヶ池)
キンクロハジロのメス(左)とオス(右)
キンクロハジロのメス(左)とオス(右)
真っ黒い体に白いお腹、写真ではちょっと遠すぎてわかりにくいですが、後頭部にはちょろっと飛び出した毛(アホ毛)がキンクロハジロの(しるし)
カモ科ですのでメスは地味柄になります。


バン(鷭)
クイナ科バン属
留鳥
撮影場所:服部緑地(山ヶ池)
水際を歩くバン
水際を歩くバン
池の浅いところを長い足で歩く姿はカモ科ではなさそうです。
それもそのはずクイナ科です。
繁殖シーズンには(くちばし)が真っ赤になります。




ハトより大きい鳥


オオバン(大鷭)
クイナ科オオバン属
漂鳥
撮影場所:服部緑地(山ヶ池)
真っ黒な体に真っ白な嘴が特徴のオオバン
真っ黒な体に真っ白な嘴が特徴のオオバン
水に浮かんで泳ぐ姿はカモのようですが、バンと同じクイナ科です。
確かによく見ると嘴はカモよりもバンに似ています。
画像ではわかりにくいですが、足には水かきがなく、指に弁足(べんそく)とよばれる膜がついています。
弁足はほかにはカイツブリ科のカイツブリも持っていますが、同じクイナ科のバンにはありません。




からすより小さい


ヒドリガモ(緋鳥鴨)
カモ科マガモ属
冬鳥
撮影場所:服部緑地(山ヶ池)
並んで泳ぐヒドリガモのオス(手前)とメス(奥)
並んで泳ぐヒドリガモのオス(手前)とメス(奥)
水面を泳ぎながら水草などを食べます。
茶色い頭で目の周りだけが青いのがオスの特徴です。




カラスくらい(55cm前後)


オナガガモ(尾長鴨)
カモ科マガモ属
冬鳥
撮影場所:服部緑地(山ヶ池)
群で泳ぐオナガガモのオス(黒い頭)とメス(茶色い頭)
群で泳ぐオナガガモのオス(黒い頭)とメス(茶色い頭)
名前の通り尾羽が他のカモ類よりもちょっと長いカモです。




からすより大きい鳥


カルガモ(軽鴨)
カモ科マガモ属
留鳥
撮影場所:服部緑地(日本庭園)
浅い池のカルガモ
浅い池のカルガモ
嘴の先が黄色ければカルガモです。
カモ科なのにオスとメスの模様がほとんど同じというのがおもしろいところです。
また冬鳥が多いカモ類の中で留鳥というところも変わっています。
一年中川や池で見かけますが、北から多くのカモが渡ってくる冬はちょっと影が薄くなります。




■外部リンク■
服部緑地


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黒くて白いカモみたいなオオバン



カモにとってはまだ秋?


 ひさしぶりに池井菜湖(ちいさいこ)へ行きました。

 カモ類にとってはまだ冬じゃないのか、ハシビロガモらしい番が2組いるだけ。

ハシビロガモらしきカップル2組
ハシビロガモらしきカップル2組



 ということでカワウやサギがよくいる場所へ行きました。

 すると水面を全身が黒い鳥が進んでいきます。
 (くちばし)が白く、それが額まで続いています。

 オオバンでしょう。

2羽のオオバン
2羽のオオバン



 木田内川にいたバンと同じくツル目クイナ科です。
 オオバンがオオバン属、バンがバン属です。


クイナらしく


 湖面に浮かんで泳ぐ姿はカマガモ属のようですが、背中から尾にかけてのラインがなんとなくバンのような……

 泳ぐ姿がカモに似ているとしても足の指につながった水かきはなく、かわりに指ごとに「弁足(べんそく)」と呼ばれる水かきがついているそうです。
 見た目は似ていてもちがう鳥です。

体が少し灰色がかっているので冬羽?のオオバン
体が少し灰色がかっているので冬羽?のオオバン



 とわかっていても、水面を泳いで頭を水の中に突っ込んでエサをさがしているのを見たら、やっぱり「変なカモ」と思ってしまいます。

 やっぱりクイナらしく歩いて欲しかった

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