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夏の大阪でちょっとかわったホエールウオッチング「いきもの いっぱい 大阪湾 ~フナムシからクジラまで~」自然史博物館


 癒し系の海の動物のひとつ、クジラ。

 その大きさからイルカのように直接触れ合うことはなく、どちらかと言うと遠くから泳ぐ姿を眺めるのが基本。

 「ホエールウォッチング」と呼ばれ、日本でもいろいろなところで行われています。




長居公園の「この先500m」の案内板




 外海に開けている東京湾とちがって紀伊水道でグッと狭められ、水深もほとんどが100mにも届かないような浅い海の大阪湾。

 ホエールウォッチングというと、小笠原や沖縄、近畿では和歌山県の串本などの太平洋が有名です。

 深海に潜ってダイオウイカを食べるマッコウクジラのように、クジラのイメージとはかけ離れた浅い大阪湾。

 ところが縄文時代には海岸だった東大阪からクジラの骨が発見されるなど、大阪湾深くまでクジラが入り込むこともあったようです。



 イメージとちがって実はクジラと縁が深かった大阪湾。

 大阪市立自然史博物館の2013年夏の特別展「いきもの いっぱい 大阪湾 ~フナムシからクジラまで~」では、大阪湾と関係があるいろいろなクジラが展示されています。

 会場で展示されているのはすべて大阪で“見つかった”クジラの骨格標本。

 「クジラ」というのは哺乳類の鯨偶蹄目(くじらぐうていもく)に属し、水中生活に適した体に進化したクジラ目に分類される動物です。

 簡単に言うと、「クジラ」「イルカ」「シャチ」と呼ばれている動物がすべて「クジラ」ということになります。



会場内の目玉「マッコウクジラ」名前募集中
※画像スライドできます ⇒⇒



 もちろん大阪湾で回遊しているところを捕まえたのではなく、多くは遺体が大阪湾に漂着したもので、太平洋に住んでいたクジラと考えられます。




入口の前で出迎えてくれる「ミンククジラ」



 クジラというと現在の地球で最大の脊椎動物というイメージですが、イルカのように小型のクジラもたくさんいます。

 ということで展示もイルカくらいの大きさのものが中心。




イルカのイメージそのものの「ハセイルカ」




 もちろん生きたままふらっと大阪湾にやってくるクジラもいますが、唯一大阪湾で定着していることが確認されたのがスナメリ。

 入り口では生きている姿を再現した模型が迎えてくれます。

 小型のクジラで、見た目は白いイルカ。




入口で出迎えてくれる「スナメリ」模型


そして会場内の「スナメリ」骨格




 そして忘れてはならないのが、会場に入らなかったナガスクジラのナガスケも大阪湾で見つかりました。

 特別展の後はぜひ博物館の入り口前のナガスケも見に行ってください。

 それから本館第3展示室にもナガスクジラの骨格があります。




今のところ日本国内で見つかった最大のクジラ標本の「ナガスクジラ」の
ナガスケ




 クジラは4本足で陸上で生活していた動物が、水中だけで生きていけるように体を変化させた生き物です。

 こうしてクジラの骨格を見ていると、後脚(こうし)は退化してわずかに骨が残るだけ。
 前肢(ぜんし)も肋骨(ろっこつ)も背骨にぶら下がっているだけで、大きな頭とまっすぐ伸びた背骨ばかり目立ちます。
 クジラも人間も同じ脊椎動物(せきついどうぶつ)脊索動物門(せきさくどうぶつもん))に分類されます。

 特徴は、名前の通り脳と脊髄(せきずい)を合わせた中枢神経系(ちゅうすうしんけいけい)を頭蓋骨と脊椎で守っていること。

 四肢よりも頭や脊椎が目立つクジラの骨を見ていると、「これぞ脊椎動物!」という感じがしてきます。




会場の中の「ミンククジラ」と「ハシナガイルカ」の頭部




 夏の大阪のちょっとかわったホエールウオッチングです。



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タグ: いきものいっぱい大阪湾44クジライルカ大阪湾ミンククジラハセイルカスナメリハシナガイルカ大阪市立自然史博物館

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分類すると言うこと



分類すること


 人間(にんげん)がいろいろな物事(ものごと)を考えていく上で、便利(べんり)なことが分類(ぶんるい)です。

 いろいろな物事(ものごと)一定(いってい)のルールで分けていくと、いろいろなことがわかりやすくなります。

 そういうことで生き物についても分類(ぶんるい)がされています。


生き物を分類すること


 生き物の分類(ぶんるい)科学(かがく)技術(ぎじゅつ)発達(はったつ)によって変わってきています。
 (むかし)は見た目だけで分けていました。たとえば、イルカもクジラも「(さかな)」でした。

 そして体のいろんな部分(ぶぶん)特徴(とくちょう)分類(ぶんるい)されるようになりました。そうなるとイルカやクジラは「哺乳類(ほにゅうるい)」になりました。

 そして化石(かせき)研究(けんきゅう)遺伝子(いでんし)解明(かいめい)などもすすみ、生物(せいぶつ)次第(しだい)変化(へんか)して種類(しゅるい)が分かれていく様子(ようす)から分類(ぶんるい)をしていこうとする動きがでてきました。たとえば今ではイルカやクジラはカバと祖先(そせん)が同じと考えられています。

 もともと生き物の分類(ぶんるい)進化(しんか)とは関係(かんけい)が無かったのですが、今では進化(しんか)によって生き物の種類(しゅるい)が分かれていくなかで、近いと思われる生き物同士(どうし)をまとめるようになり、そのための分類学(ぶんるいがく)という学問(がくもん)もできました。
 今の百科辞典(ひゃっかじてん)辞書(じしょ)(たぐい)ではこの分類学(ぶんるいがく)で生き物を分けているのが普通(ふつう)です。

生物の分類と見た目
生物の分類と見た目




人間の都合です


 そもそもこういう分類(ぶんるい)人間(にんげん)勝手(かって)に考え出して使っているものです。
 ですので、必ず分類学(ぶんるいがく)分類(ぶんるい)しなければならないと言うわけではないと思います。

 どういう分類(ぶんるい)をするかは、時と場合(ばあい)相手(あいて)で、都合(つごう)のいい方法(ほうほう)分類(ぶんるい)するのがいいと思います。

 でも、自分(じぶん)しか知らない分類(ぶんるい)ではほかの人に伝わらないので、(だれ)もが知ってるか、わかりやすい分類(ぶんるい)でなければならないと思いますが。

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