ある仲秋の錦織公園河内の里の風景
大阪の南河内(みなみがわち)にある府営の錦織(にしこおり)公園。
河内地方の昔の農家の姿をイメージして様々里の植物が植えられた「河内の里」があります。
そこにも秋が訪れていました。
ここの田んぼはとても小さく、採れるお米の量も大したこともないようですが、田んぼがある風景はこの公園でもほっとする景色の一つです。

小さな田んぼの稲も色づいてきました
秋の田んぼにつきもののヒガンバナ。
田んぼとの畦(あぜ)と畑のまわりにも植えら、一面赤く染めています。

秋の田んぼというとヒガンバナ
紫色の小さな実のコムラサキ。
同じ紫色の実をつけるムラサキシキブよりも小ぶりなので公園などによく植えられています。

コムラサキの実も色づいています
秋の花、ホトトギスも咲いていました。
個性的な形をしていますが、ユリ科の花。
よく見ると太い花被片と細い花被片が順番に並ぶユリ科の特徴的な花をしています。

花が個性的な形のホトトギス
別の場所には同じホトトギス属のヤマジノホトトギスが咲いていました。
ホトトギスと同じ形ですが、花の真ん中の噴水のようなオシベに紫のまだら模様がありません。
花被片の開き方もちがいます。
もちろん他の種類でもまだら網様があるものないものありますので、全部これで判断できるわけではありません。

ちょっと細身のヤマジノホトトギス
そして、もうお茶の花が咲きはじめていました。
なんかもう冬になったような気分です。

まるまった感じのお茶の花
あちこちで落葉樹が色づき始めています。
本格的な紅葉の季節はまだまだですが、気の早い木々はそろそろ色が変わりはじめてる、仲秋の錦織公園です。

タグ: 秋の花 イネ ヒガンバナ コムラサキ ホトトギス ヤマジノホトトギス お茶 錦織公園

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