【 イトトンボ】

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古い写真の中からみつけたいきもの ただ黒いだけじゃない美しさ 羽黒蜻蛉

 去年の7月。

 ハグロトンボです。

この記事にはの画像があります。


Calopteryx atrata

 体が細いイトトンボの仲間。
 羽黒蜻蛉という名前の通り翅が真っ黒。
 そして幅が広く飛び方はチョウのようにひらひら。
 トンボらしくありません。

羽黒蜻蛉

 そしてとまるとき背中で翅を合わせます。
 これもチョウのようで、トンボらしくありません。

ハグロトンボ

 広い翅が黒いので遠目には黒いトンボに見えますが、腹部が緑色の金属光沢。
 きれいです。

ハグロトンボ
羽黒蜻蛉
Calopteryx atrata
トンボ目 イトトンボ亜目 カワトンボ科 アオハダトンボ属

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ハグロトンボひらひら きれいです。

 ハグロトンボがいました。

ハグロトンボ

 漢字で書くと羽黒蜻蛉。
 イトトンボの仲間ですが、ちょっと小さめのトンボくらいの大きさがあります。
 でも、お腹が細いので、やっぱりイトトンボ。

 特徴は、名前にもなっている黒い翅。
 全体がまっ黒なだけでなく、トンボの中ではちょっと広め。
 だから飛び方はトンボらしくスイスイじゃなくて、チョウのようにひらひら。

羽黒蜻蛉

 ハグロトンボは黒いトンボ。
 そう思っていましたが、よく見るとお腹のところが緑や青に輝いています。
 きれいです。

ハグロトンボ
羽黒蜻蛉
Calopteryx atrata
昆虫綱 トンボ目 イトトンボ亜目 カワトンボ科 アオハダトンボ属

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かげろうのような冬のトンボ

 11月末。
 冬。
 公園を歩いているとふらふらと飛ぶものが。

この記事にはトンボの画像があります。


 力なく飛んでいますが、カゲロウというほど弱々しくはありません。
 かといって、トンボと言うにはちょっとふらふら。
 葉が落ちた桜の幹にとまったので見てみると。
 イトトンボのようです。

冬のトンボ

 このトンボは、多分オオアオイトトンボ。
 ほとんどのトンボは成虫では大阪の冬を越せません。
 寒くなって体の自由がきかなくなってトンボらしくとぶことができなかったのでしょう。

オオアオイトトンボ
筋肉が詰まった大きな胸部
シュモクザメのような眼

 きっと今年最後のトンボの成虫。
 再会できるのは、数ヶ月先です。

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夏の金剛山で出会ったいきものたち 伏見峠編

今回は山の生き物の記事です。
の画像もあります。
が苦手な方は【記事の下へ】をクリックしてください。
記事の下にジャンプします。



◆記事ナビ◆
 【夏の金剛山で出会ったいきものたち ダイヤモンドトレール編】



伏見峠からいよいよ下山


 ポピュラーな千早本道からはじまった金剛山(こんごうざん)登山は、無事登頂後、下山のために尾根伝いにダイヤモンドトレールを歩いてきました。

 キャンプ場を抜けて伏見峠(ふしみとうげ)に到着。
 下山が始まります。

 伏見峠からロープウエイ乗り場前の道は、登山道とは言いにくいかもしれません。
 ほとんどがコンクリートで舗装されていて、道もまっすぐ、道幅も車が十分通れるほどあります。
 ただ、スクーターでは登れないような急な坂が何箇所かありますが。
 登山道というよりも山頂の様々な施設へ物や人を運ぶための道かもしれません。

 そんな道ですので、豊かな自然を期待はできないかもしれませんが、それでも平地では見ることができない生き物たちがいました。


地衣類


 地衣類(ちいるい)自体はどこにでもいますが、やはり平地では見かけることがない種類が多いようです。
 特に比較的大きな樹状(じゅじょう)地衣類が目立つのが特徴かもしれません。

ショクダイゴケ?
ショクダイゴケ?



コアカミゴケの仲間?
コアカミゴケの仲間?




キノコ


 古い木から一斉に生えています。
 傘がないのでキノコのようには見えませんが、生える場所生え方大きさなどから考えてキノコだと思います。

 自信はありませんが、形からするとナギナタダケの一種ではないかと思います。

ナギナタダケの一種?
ナギナタダケの一種?



 こうやってキノコが朽木を分解することで、ほかの植物の栄養になっていくのです。
 もちろんキノコ以外にも植物を分解できる生き物はいますが、森でキノコの果たす役割は重要なようです。
 もしキノコがいない森があったとすると、多くの植物は栄養が足りなくて死んでしまい、死の森になるかもしれません。


キイチゴ? ノイチゴ? そもそもイチゴ?


 道端でなっていた実。
 赤くて小さな粒粒は、なんだか木イチゴかなにかのようです。

謎の赤いつぶつぶ実
謎の赤いつぶつぶ実



 イチゴはバラ科の植物。
 茎を見るとなんだかバラぽい感じがしますが、調べきれませんでした。
 一体何の実でしょうか。
 謎です。

 ちなみに、食べていません。


昆虫


 昆虫は気づいただけでも両手で数え切れないほどいましたが、中でも目立ったものの一つがガガンボ(大蚊)。

 まるで放射線を浴びて巨大化した蚊のような姿をしています。
 または、イトトンボが蚊のコスプレをしたという感じでしょうか。

頭の端から腹の端まで約5cmのミカドガガンボ
頭の端から腹の端まで約5cmのミカドガガンボ



 見た目の通り蚊の仲間です。
 刺されたらものすごく痛そうですが、人刺したりしませんので心配いりませ。
 それどころか、体がちぎれやすいので、むやみに触らないほうがいいでしょう。

 ハエやカの仲間なので翅は2枚しかありません。
 後翅が平均棍(へいきんこん)という器官に変形しいています。
 いまだはっきりとした役割はわかっていないようですが、飛ぶときの向きや速さなどを知るための器官では無いかといわれてもいます。

 もちろんガガンボにもついています。
 写真にも写っています。わかりにくいですが。


 次は体が金色に輝くイトトンボ(糸蜻蛉)。
 いや細いながらも大きい体は川トンボかもしれません。

金色のきれいな大型イトトンボ
金色のきれいな大型イトトンボ



 金色できれいなトンボです。
 希少種というわけでもないと思うのですが、なかなか難しいです。


カニ


 山、清流、いきもの、となると登場するのはサワガニ(沢蟹)? です。

 ということで、サワガニの登場です。

金剛山のサワガニ
金剛山のサワガニ



 一生を淡水で過ごすカニです。
 淡水にすむカニの多くが大きな川に住み、繁殖や生長のために海に下ることが多い中、生涯を淡水のみ、しかもその名のとおり上流の沢に住む日本固有のカニです。

 サワガニとしては中くらいの大きさでしょうか。

 カメラを向けると一目散に溝の中に逃げていきました。

300歳の千早のトチノキ
300歳の千早のトチノキ

トチノキ


 坂をだいぶん下ったとこ、大きな広葉樹が立っています。
 あたりは杉の植林ですので、ちょっと違和感があります。

 大きな木の先の細い葉柄から靴べらのような形の葉が放射状に生えています。
 トチノキ(栃、橡)です。

 小さな説明板がありました。

 「千早のトチノキ」という名前で、大阪府の指定天然記念物だそうです。
 高さは25m、樹齢およそ300年。
 巨樹です。

 トチノキは秋にはクリを小さくしたようなトチの実をいっぱいつけます。
 山の幸の一つでしたが、今でも栃餅やせんべいなどに加工して販売しているところもあります。

 ただクリとちがってアクがつよいので、時間をかけた十分なアク抜きが必要なため、日常食として食べている地域は減っているかもしれません。



 千早のトチノキを過ぎると、登山口まであとわずか。

 アスファルト舗装の道路が見えたら、もう終わり。
 すぐそこの金剛山ロープウェイ前のバス停で金剛山との別れを惜しみながらバスを待ちました。

◆記事ナビ◆ 〔金剛山〕
 【夏の金剛山で出会ったいきものたち 千早本道編】
 【夏の金剛山で出会ったいきものたち ダイヤモンドトレール編】



■外部リンク■
 金剛山登山道情報(金剛山のホームページ)
 金剛山愛好会
 金剛山 金剛山登山道・金剛山ハイキングコース
  金剛山四季と風景の写真



ICI石井スポーツ


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