【 アカガエル】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

見た通りのわかりやすい名前のいきものです。日本赤蛙

 梅雨明けしても湿度の高い曇り。
 落ち葉の上を跳ねる生き物。

この記事にはカエルの画像があります。


 動きと大きさはカエル。

 赤い。

日本赤蛙

 ニホンアカガエル。
 まだ小さいので、今年生まれた幼体でしょう。

 まだ小さいのに、真っ赤。
 名前通りの日本固有種の赤いカエルです。

ニホンアカガエル

ニホンアカガエル
日本赤蛙
Rana japonica
両生綱 無尾目 アカガエル科 アカガエル属
日本固有種

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秋の里山でニホンアカガエル 冬眠にはまだ早い?

 秋の里山でニホンアカガエルと出会いました。
 名前のように、体が赤いカエルです。
 まだ冬眠には早いと思いますが。

この記事にはカエルの画像があります。


 大阪にはニホンアカガエルとよく似たカエルがあと2種類います。
 ヤマアカガエルとタゴガエル。
 タゴガエルは低山の沢付近に住んでいますので、ここにはいるはずがありません。
 ヤマアカガエルは丘陵から山を好みますが、ここでは見たことがありません。


 タゴガエルとヤマアカガエルはよく似ていいて、喉の部分を見ないとわかりにくいですが、ニホンアカガエルはわりと簡単に見分けられます。
 目の後ろからお尻に向けて背中と横腹を分けるように筋状の盛り上がりがあります。
 それが黒い部分に沿うように下向きになったあと、折れ曲がってお尻に向かっていればタゴガエルかヤマアカガエル。
 まっすぐだとニホンアカガエル。

ニホンアカガエル

 ということで、ニホンアカガエル。

 ニホンアカガエルは丘陵地や平地に住みます。
 とくに田んぼは産卵の場所によく使われるようです。

日本赤蛙

 ただ産卵は12月から2月の真冬。
 今の田んぼの多くはこの時期に水を張っていません。
 そして田んぼそのものが減っています。
 そのため大阪では準絶滅危惧種に指定されています。
 ただこれは7年前のことですので、今調べるとランクが上がるかもしれません。

Rana japonica

ニホンアカガエル
日本赤蛙
Rana japonica
両生綱 無尾目 カエル亜目 アカガエル科 アカガエル属
日本の固有種

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残念ながらニホンアカガエルのオタマジャクシ全滅……VU→EX?

 大阪府の絶滅危惧種ニホンアカガエル。
 絶滅か現状維持か一進一退を繰り返していました。
 その結果が出てしまいました。

 絶滅です。
 今年のオタマジャクシは。
 おそらく。

 原因は池がほぼ干上がったこと。
 それもまだカエルになるまえの4月中旬。

干上がった池

 水抜き用の排水口のまわりと水たまりのようなものが数箇所。
 中に入れませんので、高倍率のカメラでのぞいてみても、オタマジャクシの姿は見えません。
 20個以上の卵塊があったと言うのに。

わずかに残った水に生き延びていればいいのですが

 もちろん、オタマジャクシからカエルになって池から出ていった、と考えることもできます。
 しかしこの池では4月はまだオタマジャクシ。
 小さなカエルになって陸にあがってくるのは5月から6月。

本当ならこれくらいのオタマジャクシがいたはず
2017年4月のオタマジャクシ

 この池は冬にはいつも水が無くなるのですが、水車のところの淀みは水が無くならないのでいつもそこに生き残っていました。
 ところが今年は水の流れが早く流されたようで、ほとんど卵は残っていません。
 少ないながらオタマジャクシが生まれましたが、いなくなってしまいました。
 サギが来ていたという話もありますので、すべて食べられたのかもしれません。

まだ元気だった3月のオタマジャクシ

 理由はどうであれ、いつもは生き延びるオタマジャクシが見当たらなくなったという事実はかわりありません。
 開園しておよそ30年。
 それを乗り越えてきたニホンアカガエルがこれでいなくなるとは思えません。

 ただ、心配です。

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ニホンアカガエル まさか絶滅!!! EN→EX?

 2月下旬に確認したニホンアマガエルの卵塊
 3月上旬にもあることを確認。
 掃除はされていないようです。
 ただし、水車の淀みの卵塊が1個になっていました。
 流されたようです。

池の底にたくさんころがるニホンアカガエルの卵塊

ニホンアカガエルの卵塊

 ところが。

 3月中旬。
 ニホンアカガエルの卵塊が無くなっていました。
 あんなにたくさんあったのに。
 池まで掃除された?
 絶滅危惧種が絶滅してしまった!

 と思ったのですが、よく見ると水底に黒くて小さいものが。
 カメラで写して拡大してみると。
 小さなオタマジャクシ型。

池底の泥の上でじっとしている小さなオタマジャクシ

 どうやら孵化して卵塊が崩れてしまったようです。
 EN→EXではなく、EN→VUくらい?
 ほっとしました。

孵化が終わって崩れた卵塊

 春です。

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タグ: ニホンアカガエルカエルアカガエル産卵絶滅危惧種大阪VU錦織公園

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ニホンアカガエル 絶滅危惧種、絶滅を免れたが! CR+EN→EN?

 2月下旬。
 今年もニホンアカガエルの産卵が見られました。

卵を見つけやすい水車の淀み

 1月2月の一番寒い時期に冬眠から目覚めて産卵すると言われますが、ここではちょっと遅く、だいたい3月くらいの産卵になります。
 今年は冬が暖かかったからか、2月下旬には産卵が見られました。
 ところが。

 ここ数年の傾向として、産卵数は一年ごとに多い少ないを繰り返しています。
 去年は、確認できた卵の塊は全体で数個。
 とすれば、今年は多いはず。
 ところが。

 たくさんの卵が産み付けられる水車の淀み。
 今年は5個、卵の塊が5つ。
 去年は0個一昨年は25個
 なぜか今年は少ない。

ニホンアカガエルの卵の塊
ニホンアカガエルの卵塊

 少し気になることがあります。
 今年は水車の淀みの水の流れが早い。
 ニホンアカガエルは水の流れのないところに卵を生みます。
 こんなに流れていれば産卵しないでしょう。
 この流れは人工的に水を循環させて作っています。
 つまり、夜間はモーターを止め水の流れは止まっているはず。
 卵の数が少ないのは流されたのかもしれません。

 この水は上の池から流れてきます。
 池は水車の淀みよりもずっと広いのですが、この季節水を減らしているの水深が浅く、卵は水車の淀みのほうが多いのが常です。
 ところが。

上の池

 今年は上の池にはたくさんの卵塊が。
 水がにごり、水面が光を反射するので見にくいのですが、数えられたのは21個。
 この場所でこんなにたくさんの卵塊を見たことはありません。

池底にたくさん転がる卵の塊のようなもの

 今年は流す水量を増やすため水位が上がったので産卵しやすくなったのでしょう。
 管理の人が気を利かせて水車の淀みの卵塊を移したのかもしれませんが。

拡大すると卵塊のよう

 結果的になんとか絶滅は免れたようです。
 しかし、最近の環境の変化からすると、まだまだ安心はできないようです。

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晩秋の金剛山で出会ったアカガエル。それは?

 山頂付近でブナが色づきばじめた晩秋の金剛山。
 赤いカエル、アカガエルと出会いました。

草の陰のとびこみました

 場所は千早本道五合目と五合五勺の間。
 標高800メートル付近。
 アカガエルが含まれるアカガエル属は種類が多いカエルの属。
 身近なのは、トノサマガエルや外来種のウシガエルなどがいます。
 その中でも体が赤くなるカエルで金剛山にいる可能性があるのは、ヤマアカガエル、ニホンアカガエル、タゴガエル、ナガレタゴガエルの4種でしょうか。
 この4種はよく似ていて、低山の場合は生息地が重なることもあり、じっくり見ないとわかりません。

カメラを近づけると外に出てきました

 まずは、ニホンアカガエルかそうでないか。
 登山口の集落から300メートル以上なので、どちらかというと平地の方を好むニホンアカガエルの可能性は低いと思いますが念の為。
 見分け方は割と簡単。
 鼻からお尻まで伸びる背側線がまっすぐだったらニホンアカガエル、目の後ろの黒いところで浅く折れ曲がっていたらほかのアカガエル。
 このアカガエルは。

ちょっと薄れていますが
画像の中央あたりで筋が浅く折れ曲がっています

 浅く折れ曲がっています。
 やはりニホンアカガエルではありません。

こちらは別の場所のニホンアカガエル
真っ直ぐです

 あとは、指先がまっすぐ尖っていたらヤマアカガエルかニホンアカガエル、指先が丸くなっていたらタゴガエルかナガレタゴガエル。
 そして顎から喉のあたりにかけて黒褐色だったらナガレタゴガエル、薄い褐色の斑点ならタゴガエル。
 ちなみに、黒い斑紋が並んでいたらヤマアカガエル、斑点も斑紋もなく白かったらニホンアカガエル。
 このアカガエルは。

 指先は丸くなっているようす。
 タゴガエルか、ナガレタゴガエルです。
 白地に薄い褐色の斑点がたくさんあります。
 タゴガエルです。

 ただし、色の個体差は大きいようですので、違っている可能性を完全に排除はできません。
 それでも指先から少なくともタゴガエルの仲間であることは確かなようです。
 さらに、「金剛山 ナガレタゴガエル」で検索してみても金剛山での目撃情報は上位にランキングされていないので、ナガレタゴガエルの可能性はかなり低そうです。


 というわけで、このアカガエルは、金剛山のタゴガエルという結論に至りました。
 繁殖期には沢でよく鳴いているので、納得です。

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