春は始まり
春。お茶の栽培の一年が始まるときでもあります。
鉢植えしているものは、1サイズ上の植木鉢に植え替えしたり、サイズをあげなくても増えすぎた根を切ったりします。
畑の地植えならばこんなことはしなくてもいいのですが、鉢植えはなかなか面倒なこともあります。
鉢植えの手入れと同時に今年は
実生(実から育てること)のため準備があります。
冬の間にしてしまえばいいのですが、畑再開のうわさもあり今年の予定が立てられなかったので春になってしまいました。
といっても、3月末、春分がすぎてからはちょっと遅いのではないかと気になっていました。

もうこんなに根を伸ばしている
お茶の実
お茶の実の保存法
ということで、土に埋めていたお茶の実を取り出しました。
果たしてお茶の実は、割れ、根を伸ばし始めていました。
ちょっと遅かったようです。
20個を土に埋め、20個を新聞にはさんで土に埋めていました。
掘り出し多結果は、どっちも同じように実が割れ根を出していました。
ということで、土にそのまま埋めていても新聞にはさんで埋めても、乾燥しないように水やしをしていれば問題ない、ということのようです。
ただ水を含んだ新聞はもろくなり、包んだ意味がありませんでした。

もう根が出ているお茶の実
発芽率
さて、発芽の状況ですが、保存していた40個中、発根したもの・殻(
種皮しゅひ)が割れているものは39個。
そしていまだ何事も起こっていないのはたった1個。発芽に向け活動し始めた率は約98%。
意外にも高率です。
その要因は、実を覆っていた
果皮かひが割れて実が落ちたらすぐ拾い上げ土に埋めて乾かさないようにしたこと。
そしてあらかじめ水に入れて浮いたものを取り除いたためかもしれません。
特に乾燥に弱いお茶の実を、落ちたその日(多分)にすばやく回収したことが一番でしょう。

こんなに小さくても種皮が割れています
ということで、さっそく苗床になる土を作って根が下になるように埋めました。
ここから一体どれだけが成長してくれるのか楽しみです。
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