【 秋分】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

秋のお彼岸の彼岸花

 秋分の日。
 お彼岸です。
 お彼岸は、秋分と春分の日を中心に、その前後3日をふくめて、それぞれ7日間のこと。
 秋のお彼岸のころに咲くのが、ヒガンバナ。
 結構あちこちで目にする花でもあります。


下赤阪の棚田のヒガンバナ

 たとえば、田んぼのまわりによくうえられています。
 ヒガンバナの毒は食べないと効かないのですが、モグラは基本肉食。
 ヒガンバナを食べることはないでしょう。
 それにスイセンなど毒がある植物はほかにたくさんあります。


錦織公園河内の里のヒガンバナ

 ヒガンバナの鱗茎は毒がありますがデンプンが豊富で、不作の時に食料とする救荒植物として使われたこともあります。
 食べるとき、水にさらす毒抜きが不十分で被害があり、それで「毒」のイメージが強くなったのかもしれません。


錦織公園河内の里のヒガンバナ2

 ただ、ヒガンバナの毒は食べて初めて影響があるもの。
 近づいたり触ったりしても問題はありません。
 安心してください。

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タグ: ヒガンバナ秋の花赤い花秋分二十四節気

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お彼岸ですのでヒガンバナが咲いています。


 今日は秋分の日。

 お彼岸(ひがん)です。

 お彼岸は春の春分(しゅんぶん)の日と秋の秋分(しゅうぶん)の日を真ん中(中日(ちゅうにち))にして、その前後3日間の合計7日間のことです。

 この間に先祖を供養(くよう)するということで、お墓やお寺にお参りする習慣が日本にはあります。

 この頃に咲くのがヒガンバナ(彼岸花)。



白い彼岸花
白い彼岸花




 近所でも毎年咲いているヒガンバナが咲いていました。

 白い花ですから、リコリスといったほうがいいのかもしれませんが。
 でも、白いヒガンバナもあるということなので、ヒガンバナということにしましょう。

 半月ほど前、芽が出てきたなと思ったら、あれよあれよというまに伸びてきて、花を咲かせました。



よくみるとわずかにピンク色のヒガンバナ(白花)
よくみるとわずかにピンク色のヒガンバナ(白花)




 ヒガンバナはヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。普通は真っ赤な花を咲かせます。

 秋に花を咲かせてから葉を伸ばすのが特徴。

 中国原産で、日本のものは種ができません。
 最初に日本に持ってこられた一つの球根から増えて日本中に広がったと考えられます。

 そのため日本のヒガンバナの遺伝子はすべて同じと言われています。「クローンヒガンバナ」ですね。

 ただし、ヨーロッパにも伝わり、リコリスと呼ばれて品種改良されたものが日本に入ってきていますので、単純に見た目だけで「クローンヒガンバナ」と呼べないかもしれません。



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タグ: ヒガンバナ白い花ピンク色の花秋の花秋分彼岸

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お彼岸を教えてくれる彼岸花

今年も咲いてる白いヒガンバナ
今年も咲いてる白いヒガンバナ

 秋分(しゅうぶん)です。
 お彼岸(ひがん)です。

 この「彼岸」は「彼岸会(ひがんえ)」のことで、亡くなった人を供養する日本独特の仏教行事のことです。
 年に2回、春分と秋分を中心にして、前後3日間の計7日間あります。

 年に2回ある彼岸会のうち秋の彼岸ごろに咲くのが「彼岸花(ひがんばな)」。別名「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」。
 「曼珠沙華」とは見ると悪行から離れられるといわれる天上の花の名前のことで、「彼岸花」ともども仏教に関係がある名前です。


 ヒガンバナはもともと日本には生えていなくて、中国から伝わったといわれています。

 その中国では「石蒜(シスァヌ)」と呼ばれ、「彼岸花」とも「曼珠沙華」とも呼ばれていないようです。
 「(ひる)」はネギやニンニクなど食用や薬用になるユリ科の多年草のことで、日本でもヒガンバナを「石蒜(せきさん)」と呼ぶこともあるようです。

メヒシバに覆われてしまった白いヒガンバナの花
メヒシバに覆われてしまった白いヒガンバナの花



 ヒガンバナはもちろん中国にもありますが、「彼岸花」という名前も亡くなった人を供養する「彼岸会」も日本独特のものです。

 中国からやってきた花ですが、長年日本で育つうちに、大きな花を広げて秋のお彼岸がきたことを教えてくれているのかもしれません。



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