いつの間にか生えて、すぐ枯れてしまって、また生えてきてなんとか冬を越した謎のシダ
枯れたラベンダーの鉢で見つけた謎のシダ。
その形からハナヤスリ科の仲間?

ラベンダーの後を追うように枯れてしまいましたが、掘ってみるとしっかりとした根が残っていたので土を戻して適度な水やりをしていると。
小さな鉢で育てているキュウリグサやトキワハゼが芽を出し育ってくると謎のシダも芽を出し、一緒に冬を越しました。
今の鉢はちょっと大きいので、小さいのに植え替えすることにしました。
ちょっと気になるのでシダの根のまわりの土をとってみました。

草の根はだいたい細いのがたくさん生えています。
まだ葉が数枚しかないようなものでも。
このシダは根本から3本ほど生えているだけ。
枝分かれもなく、根というより地下茎。
まるでまだ小さいネジバナのようです。
これで水や養分が吸収できるのでしょうか。

多くの植物は菌類と共生することでより多くの土の中の栄養や水分を得ています。
このシダはラベンダーが枯れると地上部分が枯れ、キュウリグサなどが生えると葉が出てきたので、他の植物と共生している菌類から水や栄養を横取り?していたのかもしれません。
ちょうどランのネジバナと同じような感じで。

ということで、同じ鉢に生えていたキュウリグサやトキワハゼと一緒に植えてみました。
今年は胞子葉が見られるかな?

theme : 博物学・自然・生き物
genre : 学問・文化・芸術