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アメリカセンダングサ(あめりか栴檀草)―下赤阪の棚田の痩果

植物界 被子植物門
果実 タグ:下赤阪の棚田の果実
〉乾果 かんか:汁気の少ない果実 タグ:乾果
〉〉閉果 へいか:熟しても割れない乾果 タグ:閉果
〉〉〉痩果 そうか:皮と種が分かれない閉果 タグ:痩果

アメリカセンダングサ(あめりか栴檀草)Bidens frondosa

双子葉類 キク目 キク科 センダングサ属
一年草
花期:9~10月
草丈:50~150cm
痩果
北アメリカ原産
タグ:アメリカセンダングサ

いろいろな種類があるセンダングサの仲間。
見ての通り果実はひっつき虫。

一つの“花”に小さくててくさんの果実がつきます。
さらに一つ株のあちこちに花がつきますので、うっかり近づくとひっつき虫だらけになってしまいます。

ほかのセンダングサよりもひっつき虫が太く、“花”の下の葉のような総苞片が長い。
在来種のタウコギに似ています。

〉〉〉痩果
〉〉閉果
〉乾果
果実
植物界 被子植物門

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次

■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会

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今年の初冬はまっかなもみじ

 紅葉の代名詞となっているモミジ。
 日本人は真っ赤になる葉が好きなのか、桜のようにあちこちに植えられています。
 しかも、その観賞の歴史は桜よりも古く、日本各地に歴史の古い景勝地があります。


 おなじみ錦織公園にもモミジは植えられています。
 ただ、どれも小さく、大きく育ったコナラやアラカシに光を遮られてなかなか赤くなってくれません。
 そんな中で、赤くなり景色もいいモミジ狩りポイントのひとつが、じゅんさい池。
 今年はいつもよリ真っ赤に染まっているようです。


 モミジ(カエデ)にはいろいろな種類があります。
 野生種から園芸種まで。
 ただ、野生種といっても、栽培されて植えられているものも少なくありませんので、ある意味園芸種かもしれません。
 よく植えられる紅葉といえばヤマモミジとイロハモミジ。


 それぞれが変種であったり亜種であったりと、まだ分類が定まっていないようです。
 つまりそれだけ似ているということ。


 ヤマモミジの特徴をまとめてみると。

葉の裂片数:7か9
葉の長さ:6~8mm
果柄の向き:下向き
翼果の開き方:斜め

 イそしてロハモミジの特徴は。

葉の裂片数:5か7
葉の長さ:4~6mm
果柄の向き:上向き
翼果の開き方:ほぼ水平

 公園のモミジには「ヤマモミジ」と名札がついています。
 ところが、葉の大きさ以外はヤマモミジよりイロハモミジの特徴のほうがあっているような。
 ヤマモミジとイロハモミジは近い種の上に、品種改良などで互いに似ているものも少なくないとか。
 ヤマモミジかイロハモミジか。
 見た目だけで決めるのは難しそうです。

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タグ: 紅葉  ヤマモミジ  イロハモミジ  錦織公園 

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theme : 樹木・花木
genre : 趣味・実用

巨樹・古樹・老樹 その47 金剛山遊歩道の文殊岩分岐の北西上がるの古老桧

 大阪と奈良の境にある金剛山。
 事実上の山頂の奈良県にある山頂広場と、大阪で最も高い場所があるちはや園地の間も主な道が2本。
 一つは尾根の道で、途中からダイヤモンドトレールになります。
 もう一つはそれより少し下を通る人間専用の道、金剛山遊歩道。

 金剛山遊歩道には、登山道がいくつも合流しています。
 その一つ、文殊尾根道。
 その分岐から少し山頂側に行ったところ、尾根側に大きな、そして見るからに長年いろいろあったことを思わせる大きなヒノキがあります。

金剛山遊歩道の文殊岩分岐の北西上がるの古老桧(2012年2月)

 スギの植林の中にあるので遠目にはスギのようですが、葉を見てみると、平たい鱗片のような葉が連なっています。
 樹皮は剥がれ、枝も折れ、そして枯れ、長い時間生きてきたことがわかります。
 それでも、少し離れてみると、上の方ではまだ葉が茂っています。


 金剛山山頂付近は神社の聖域として近現代の植林から逃れることができたようですが、ここは杉の植林地の中。
 このヒノキが残された理由はわかりません。
 でも、この姿を見ていると、切り倒すことはできなかったとしても不思議はありません。

巨樹(大きな木)・古樹(樹齢の高い木)・老樹(年老いて見える木)」とはIWO(いきもの は おもしろい!)が以下の独自基準で選んだものです。
1.一般に「巨樹」「古樹」「老樹」と認知されている樹木
2.その場所や地域の中で見た目が「巨樹」「古樹」「老樹」を感じさせる樹木
3.見た目が小さくてもその種として「巨樹」「古樹」「老樹」な樹木
4.地域の自然を愛する組織や団体などが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木
5.その他IWOが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木

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タグ: 巨樹・古樹・老樹    金剛山  金剛山の樹木  金剛山の植物 

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theme : 樹木・花木
genre : 趣味・実用

収穫しました!今年はバケツサトイモ2016

 11月。
 暦の上では冬。
 バケツで育てたサトイモも、葉っぱは最後の1枚。
 ということで、収穫しました。

 バケツをひっくり返すとすっぽりと抜けました。
 そこまで太い根が回っているのは、よく成長した証拠。
 土を崩していくと、ミミズが見えません。


 どんどん崩していくと、イモが見えてきました。
 思っていたよりもこじんまりしていそうです。
 イモがバラバラにならないように慎重に土を落としていくと、イモのまわりにはミミズが。
 これもイモが成長していた証拠。

 そして結果。
 小芋孫芋含めて11個、470g。
 これは、今までのタルサトイモで中株の量。
 バケツの大きさからすると、ちょっと不満ですが、それでも、これだけの量が採れることがわかりました。


 今年は9月の水やりと肥料がちょっと失敗してしまいましたので、そこをうまくやれば、タルサトイモの大、1kgくらい収穫できるのでは、と思います。
 それは来年への課題です。

 9個のうち3個を種芋に残し、来年の春まで腐らずに残っていたら、再チャレンジ。
 もちろん6個はおいしくいただきます。

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theme : 野菜づくり
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ことしもオシドリがやってきました

 大阪の河内地方の里山をイメージして作られた錦織公園。
 所々に農業用の溜池があります。

褐葉の見頃にはまだ早い11月中旬の奥の池

 大きい溜池から小さい溜池まで様々ですが、大きい池には毎年冬になると水鳥がやってきます。

ざっと見たところヒドリガモにホシハジロにキンクロハジロのおなじみさん

 冬の水鳥というと、近くの日本一古いダム式溜池の狭山池が有名。
 水鳥の種類も見やすさもそれにアクセスも狭山池のほうがいいですが、錦織公園が負けないのは、オシドリが来ること。
 南入口近くの奥の池。
 谷をせき止めて作ったので入り江が多く、林に囲まれて見えないところだらけ。
 それが人影を嫌うオシドリがやってくる理由でしょう。

今年もやってきたオシドリのメスと追いかけるオス

 オシドリが見られるポイントは2ヶ所。
 どちらもオシドリから離れているので双眼鏡が必要ですが。

その後オスはふられちゃいました?

 決して水鳥を見るには良い環境とはいえませんが、だから来る鳥もいます。
 そういう環境は大切にしたいと思います。

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theme : 散策・自然観察
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「恐竜博2016」最大の肉食動物スピノサウルスの真実がそこにある!?〈大阪文化館・天保山〉

 国立科学博物館で行われた「恐竜博2016」。
 大阪にもやって来ました。
 最新の恐竜学が紹介されています。
 が、やっぱり一番目を引くのがスピノサウルスの復元全身骨格。
 スピノサウルスの全身骨格が見られるのはもちろん珍しいのですが、その姿が驚きです。
 もちろん、最新の復元です。

会場 右に見えるのは海遊館

 スピノサウルスの名前と姿を広めたのは、やっぱり映画「ジュラシックパークIII」でしょう。
 川の中に住み、時々陸上に上がってくる。
 太い2本足と十分攻撃に使える手。
 背中には大きな帆があり、長い尾。
 迫ってくる大きな口(というイメージ)のティラノサウルスにたいして、体全体を巧みに使った攻撃を行う(というイメージの)スピノサウルス。
 なんて無責任に思っていたりします。

 ところが、今、スピノサウルスの姿が、変わってしまっているのです!
 それが、恐竜博2016で展示されているスピノサウルス。
 2014年に発表された論文がもとになっています。
 それをまとめるて、こんな感じになります。

細長い頭に細長い口
歯もティラノサウルスよりも小さい

大きな手
ティラノサウルスよりもずっと大きく、まるで怪獣のようなバランス

手よりも小さな足
スピノサウルスのからだからすると、小さく両足では体を支えられそうにない

長い尾
ティラノサウルスよりも華奢

たくさん並ぶ長い背中の骨
骨の列は真ん中あたりがへこむ

全体のイメージは、恐竜というよりもヨーロッパの伝承などに出てくるドラゴンのよう。
泳ぐ姿?に復元されたスピノサウルス
※画像スライドできます ⇒⇒

 スピノサウルスの基本的な姿は変わりませんが、目を引くのは大きな手と小さな足。
 いや、足より大きな手と、手より小さな足といったほうがいいかもしれません。
 これはスピノサウルスやティラノサウルスが含まれる獣脚類の恐竜では異例なこと。
 いや、二足歩行型から進化した恐竜は、四足歩行型でも前足が後ろ足より小さいのが普通。
 特に2本脚で歩く獣脚類の恐竜は、もちろん足のほうが大きく頑丈になっています。
 大きな体を支えるために。
 脚より大きな手と手より小さな足は、とても不思議な姿です。

 ということは、華奢な脚のスピノサウルスはどうやって歩いていたのでしょうか。
 前脚を地面につけて、獣脚類では特異な4つ足で歩いていたと言われています。
 しかし、前足の指は長く、長い爪が曲がり、どうみても歩くための形ではありません。
 ですから、陸上よりも水中の移動が中心だったようです。
 水の中では浮力で体が軽くなるので、太くて頑丈な足は必要ありません。
 ただ、時には陸に上がることもあり、そのときは手をついて「四足歩行」に。

正面から見る魚のような体の断面

 そして、復元図の方で目を引くのは、両足の水かき。
 足の指の間に膜があります。
 水かきの化石が残っていたのではなく、主に水中で活動していた様子からの想像のようですが、妙でもあり、納得もでき、とても不思議な復元図です。
 恐竜の一部、それもスピノサウルスと同じ獣脚類の恐竜が進化した鳥には、足に水かきを持つものがたくさんいます。
 それも、進化の系統とは関係なく水かきをもちますので、獣脚類の恐竜に水かきができるのも、ある意味あたりまえのことかもしれません。

スピノサウルスの最新復元図

 そして化石展示意外で見逃せないのが、スピノサウルスのCG映像。
 会場からちょっと離れた大阪城そばの大川にスピノサウルスが現れます。
 大阪の大川を遊覧する水上バスのアクアライナーに乗りかかり、108人乗りのアクアライナーが小さく見えます。
 そして、なんと、会場隣の海遊館の大水槽の中をスピノサウルスが泳いでいます。
 ものすごくリアル!
 恐竜展を出たらそのままスピノサウルスを見に海遊館に行きたくなります。
 東京ではじまって北九州とすでに2つの会場で行われています。
 そちらの会場では、どこをスピノサウルスが泳いだのか気になります。

 そんな従来のスピノサウルスどころが恐竜のイメージも変えてしまうようなリアルな復元。
 ただ、じっくりと見ているといろいろと気になるところも出てきますが、それは次回に。

■参考外部リンク■
恐竜博2016
大阪水上バス

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タグ: スピノサウルス  恐竜博2016  大阪文化館・天保山  恐竜 

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genre : 学問・文化・芸術

『とりぱん』18巻 カモだってお肉を食べます!

 もう20巻がでたというのに、ちょっと古い18巻です。
 『とりぱん』とは、4コマを主体とする野鳥マンガ。
 くわしくは、こちらに。

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 まずはいきなり肉食カルガモ。
 といっても、ほかの鳥やネズミなどを襲うのではなく、産卵を終えて力尽きたサケを食べます。
 カモ類というと、多くの人は植物を食べる草食とイメージするかもしれません。
 実は、カモ類だけでなくときおり虫などを食べる「草食」の鳥は多いのです。

 たしかに、カモ類は草の葉や実などを食べます。
 でも、実は、エビやカニや水生昆虫なども食べます。
 もともと、鳥は肉食の恐竜から進化した生き物。
 肉食でも不思議はありません。
 海で育ったサケを食べる陸(淡水)のカルガモ。
 陸から流れでた栄養で育った海の生き物を陸(淡水)へ戻す循環を、カモの肉食で表現しています。

実は肉食もしますカルガモ

 そしてアメリカ西部の旅行記。
 目的のハチドリをはじめアメリカの珍しい鳥が次々に登場しますが、観光案内の比率が高く、鳥の観察が少ないのがちょっと残念。

 ということで18巻の鳥は、肉食系カルガモ。
 と言いたいところですがちょっと出番が少ないので、別の鳥。
 それは、カケス。
 カケスはカラスの仲間ですが、派手な模様とケンカを売っているような目つきが特徴。
 そしてなによりも、しわがれた不気味な鳴き声は一度聞いたら耳についてしまいます。
 平安時代の京都を恐怖に陥れた妖怪鵺(ぬえ)の鳴き声はこんな感じでは?
 そんなカケスですが、まだキャラが立ってなく、愛称もついてない新顔扱いですが、これからの活躍に期待。
 ちなみに、鵺の鳴き声の主はトラツグミと言われていますが、聞いたことがないのでよくわかりません。

目付きが悪いカケス

 『とりぱん』にはいろいろな鳥が登場します。
 カケスの他、ゴジュウカラにアカゲラにアオゲラと、大阪では山に登らないと出会えないような鳥たちが庭にやってきます。
 ちょっと信じられないほど、すごい!
 いつもものすごくうらやましくてたまりません。

 『とりぱん』に出てくるのは、実は鳥だけではありません。
 植物ネタ、つけものネタ、いろいろな動物ネタも魅力のうち。
 動物の中でもよく出てくるのが、虫。
 しかし、世の中には鳥が好きでも虫が嫌いな人がいるのが現実。
 ネットでも見るに耐えない言いがかりのような文句を見かけることもあります。
 そのためか、一時期、虫ネタの減少、虫表現の簡略化が目立つこともありました。

「帝王」アオゲラのポンちゃん

 それが18巻ではなんとアゲハ子カフェ(案)が登場!
 猫カフェのようにお茶を飲みながらアゲハチョウを愛でる場所。
 それも、蝶じゃなくて、幼虫。いもむし。
 その気持、わかります。
 イモムシは飼ってみると、これが意外と可愛かったりします。
 それに温室に蝶を放している昆虫館なら、すぐにもできそうです。

 『とりぱん』のいいところは、「鳥かわいい!」と偶像扱いするのではなく、生き物としての鳥のリアルな姿を描いているところ。
 さらに、鳥だけでなく、虫を含めて多くの生き物と一緒に生活している姿も描いているところ。
 そこにはもちろん見ている人間もいます。
 それがとりぱんのいいところで、すごいところ。

 動物の行動を物語として描いた作品は『シートン動物記』が有名です。
 動物を擬人化しながらも、人間とは世界が違う生き物として描く『シートン動物記』とちがい、人間も鳥も虫も同じ世界の生き物として描く『とりぱん』が好きです。

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