【 いきもの は おもしろい!のいろいろなはなし】

[カテゴリ リスト] 【表示記事リスト】
ビオトープ
┃《ビオトープとは
山・森・里山
川・湖・池
海岸・干潟・海
公園・緑地・田畑
都市
野鳥・鳥
モズ
哺乳類
爬虫類・両生類
恐竜と化石爬虫類

節足動物
甲虫
昆虫(甲虫以外)
甲殻類
虫(節足動物以外)
その他の海の動物
草花
野菜・食用作物
お茶
樹木
花木
果物・実
紅葉・黄葉・褐葉
コケ・シダ
その他植物について
微生物・菌類・細菌 等
地衣類
博物館・植物園・催事 等
季節
本・DVD・物語・伝承
架空・神話・創作
語彙集
フィールドワーク
リンク
ブログのご利用について

〔関連タグ リスト〕
 ·6月の果実/SA-tanada  ·6月の乾果/SA-tanada  ·6月の裂開果/SA-tanada  ·果実/SA-tanada  ·乾果/SA-tanada  ·裂開果/SA-tanada  ·さく果/SA-tanada  ·豆果/SA-tanada  ·角果/SA-tanada  ·6月の下赤阪の棚田の植物  ·メガ恐竜展2017  ·MegaKyouryuu2017  ·鳥肢類  ·竜盤類  ·鳥盤類  ·獣脚類  ·竜脚類  ·ディプロドクス  ·アロサウルス  ·ステゴサウルス  ·6月の花/SA-tanada  ·6月の紫色の花/SA-tanada  ·6月の青紫色の花/SA-tanada  ·6月の青い花/SA-tanada  ·紫色の花/SA-tanada  ·青紫色の花/SA-tanada  ·青い花/SA-tanada  ·夏の花/SA-tanada  ·6月の下赤阪の棚田の植物  ·南方熊楠  ·神社合祀令  ·神仏習合  ·神仏分離  ·下鴨神社  ·明治神宮  ·6月の花/SA-tanada  ·6月の赤い花/SA-tanada  ·6月の赤紫色の花/SA-tanada  ·赤い花/SA-tanada  ·赤紫色の花/SA-tanada  ·6月の下赤阪の棚田の植物  ·初夏の花/SA-tanada  ·夏の花/SA-tanada  ·メガ恐竜展2017  ·MegaKyouryuu2017  ·ティラノサウルス  ·ショニサウルス  ·タラソメドン  ·ミクソプテルス  ·アマルガサウルス  ·コウガゾウ  ·エウロパサウルス  ·トゥリアサウルス  ·6月の花/SA-tanada  ·6月の黄色い花/SA-tanada  ·黄色い花/SA-tanada  ·夏の花/SA-tanada  ·6月の下赤阪の棚田の植物

〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

下赤阪の棚田の6月の裂開果

 花はいっぱい咲いてますが、裂開果はちょっと少ない?

果実 タグ:下赤阪の棚田の果実6月の果実
 単果 たんか 一つの雌蕊を持つ花からできた果実
 〉乾果 かんか 汁気の少ない果実 タグ:乾果
 〉〉裂開果 れっかいか 熟すと割れる乾果 タグ:裂開果
 〉〉〉蒴果 さくか 基部から先に向かって裂ける裂開果 タグ:蒴果

カタバミ(酢漿草,片喰)
Oxalis corniculata

被子植物門 双子葉類
カタバミ目
カタバミ科
カタバミ属
多年草
タグ:カタバミ


2015年上旬

ニワゼキショウ(庭石菖)
Sisyrinchium rosulatum

被子植物門 単子葉類
キジカクシ目
アヤメ科
ニワゼキショウ属
一年草
北アメリカ原産
タグ:ニワゼキショウ


2016年上旬
 〉〉〉蒴果
 〉〉〉豆果 とうか 1部屋で左右に割れる裂開果 タグ:豆果

コメツブツメクサ(米粒詰草)
Trifolium dubium

被子植物門 双子葉類
マメ目
マメ科
シャジクソウ属
一年草
ヨーロッパ~西アジア原産
タグ:コメツブツメクサ

シロツメクサに似ていますが、もっと小さい。


2016年上旬

シロツメクサ(白詰草)
Trifolium repens

被子植物門 双子葉類
マメ目
マメ科
シャジクソウ属
多年草
ヨーロッパ原産
別名:クローバー
タグ:シロツメクサ


2016年上旬
 〉〉〉豆果
 〉〉〉角果 かくか 2部屋の裂開果 タグ:角果
 〉〉〉〉長角果 ちょうかくか 長い角果

イヌガラシ(犬芥子)
Rorippa indica

被子植物門 双子葉類
アブラナ目
アブラナ科
イヌガラシ属
多年草
タグ:イヌガラシ

花が咲き終わる前に果実が熟して行きます。


2016年上旬
 〉〉〉〉長角果
 〉〉〉角果

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 6月の果実/SA-tanada  6月の乾果/SA-tanada  6月の裂開果/SA-tanada  果実/SA-tanada  乾果/SA-tanada  裂開果/SA-tanada  さく果/SA-tanada  豆果/SA-tanada  角果/SA-tanada  6月の下赤阪の棚田の植物 

関連記事
スポンサーサイト

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

今年の新説にも対応してその場で確認できる!「メガ恐竜展2017-巨大化の謎にせまる-」〈大阪南港ATCホール〉

 「メガ恐竜展2017-巨大化の謎にせまる-」。
 タイトル通り巨大な竜脚類の化石の展示と、巨大化の謎解きのパネル展示がとても興味深い恐竜展。
 でも、見どころはそれだけではありません。

ニュートラムの駅から入ってくると出迎えてくれます

 恐竜の面白いところの一つは、目まぐるしく「新説」がでてくること。
 昨日までの常識が、明日の非常識になることは珍しくありません。
 たとえばティラノサウルス。
 トカゲのように鱗に覆われていたのに、数年前から背中が毛に覆われはじめました。
 この姿はティラノサウルスファンにとっては衝撃的だったようで、なかなか市民権を得られなかったように感じます。
 それが今は「やっぱり背中には毛はなかった」になり、元の姿に戻りそうです。

メガ恐竜展2017では毛が無い説のティラノサウルス

 そして、今年また恐竜の認識が大きく変わる可能性が示されました。
 恐竜の分類でよく使われるのが、竜盤類と鳥盤類。
 骨盤をつくる3つの骨の内、恥骨が前後に伸びて後ろ側が坐骨と並んでいるのがトリケラトプスやステゴサウルスのような鳥盤類。
 鳥の骨盤と似ていることが由来です。

鳥盤類のサウロロフスの骨盤 右が頭
(比べやすいように左右反転しています)

腰から左下へ伸びる2種類の骨の下の短いほうが恥骨(わかりにくい)

 そして恥骨が前や下の方に向いているのが竜盤類。
 竜盤類にはティラノサウルスのような獣脚類と、4つ脚で巨大な体のディプロドクスのような竜脚類に分かれます。

獣脚類のアロサウルスの骨盤 右が頭

腰から真下に伸びている2つの骨が恥骨
左に伸びているのは坐骨だけ

竜脚類のエウロパサウルスの骨盤 右が頭

腰から右下に伸びている2つの骨が恥骨

 ところが。
 新しい説では、獣脚類に近いのは竜脚類じゃなくて、鳥盤類だったのです。
 獣脚類と鳥盤類が一つになって「鳥肢類」という新しいグループができました。

鳥肢類新解釈パネル

 たしかに今までの「常識」を覆す説ですが、そもそも鳥盤類の名前の由来となった鳥は、竜盤類の獣脚類から進化しました。
 つまり、鳥のような骨盤(鳥盤)は、竜盤から変化できるということ。
 恥骨の向きというのは、生活様式でも変わってしまうようなもので、恐竜の大きな分類には使えない特徴だったのでしょう。

左からディプロドクス(竜脚類)
アロサウルス(鳥肢類・獣脚類)
ステゴサウルス(鳥肢類・鳥盤類)

 もちろんこれはあくまで「新説」で、まだ多くが認めた「定説」ではありません。
 そして「定説」になったとしても、新説が現れて「古い説」になるかもしれません。
 常識は常に非常識になる可能性を持っています。
 これも恐竜の面白いところです。

最初に見つかった恐竜イグアノドンの昔の生体復元

もちろん今の復元はまったくちがいます

 会場には竜脚類以外にも獣脚類や鳥盤類などいろいろな恐竜がたくさん展示されていますので、見比べてみるとおもしろいと思います。

■参考外部リンク■
メガ恐竜展2017-巨大化の謎にせまる- 大阪開催【公式サイト】
大阪市立自然史博物館

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: メガ恐竜展2017  MegaKyouryuu2017  鳥肢類  竜盤類  鳥盤類  獣脚類  竜脚類  ディプロドクス  アロサウルス  ステゴサウルス 

関連記事

theme : 博物学・自然・生き物
genre : 学問・文化・芸術

下赤阪の棚田の6月の紫~青紫~青い花

 紫色でも白い部分がある花は、白い花にもあります。
 花の色はいろいろありますので、同じ花が複数の色に分けられることもあります。

紫色の花 タグ:下赤阪の棚田の紫色の花6月の花

トキワハゼ(常磐爆)
Mazus pumilus

被子植物門 双子葉類
シソ目
ハエドクソウ科
サギゴケ属
一年草
タグ:トキワハゼ

下の花弁(下唇)は白ですが、上の花弁(上唇)は紫色。


2016年上旬

ホタルブクロ(蛍袋)
Campanula punctata

被子植物門 双子葉類
キク目
キキョウ科
ホタルブクロ属
多年草
タグ:ホタルブクロ

白い花ですが、ときに紫の小さな斑点がつくことがあります。


2016年上旬

ウツボグサ(靫草)
Prunella vulgaris ssp. asiatica

被子植物門 双子葉類
シソ目
シソ科
ウツボグサ属
多年草
別名:夏枯草(かこそう)
タグ:ウツボグサ


2016年上旬
紫色の花
青紫色の花 タグ:下赤阪の棚田の青紫色の花6月の花

アジサイ(紫陽花)
Hydrangea macrophylla
var. macrophylla

被子植物門 双子葉類
ミズキ目
アジサイ科
アジサイ属
落葉低木
別名:セイヨウアジサイ
タグ:アジサイ

酸性土壌では花が青くなると言われます。


2016年上旬

ヤグルマギク(矢車菊)
Centaurea cyanus

被子植物門 双子葉類
キク目
キク科
ヤグルマギク属
ヨーロッパ原産。
別名:矢車草(やぐるまそう)
一年・越年草
タグ:ヤグルマギク


2016年上旬

キランソウ(金瘡小草)
Ajuga decumbens

被子植物門 双子葉類
シソ目
シソ科
キランソウ属
多年草
別名:ジゴクノカマノフタ,コウボウソウ,
タグ:キランソウ


2015年上旬
青紫色の花
青色の花 タグ:下赤阪の棚田の青色の花6月の花

キュウリグサ(胡瓜草)
Trigonotis peduncularis

被子植物門 双子葉類
キク目
ムラサキ科
キュウリグサ属
二年草
タグ:キュウリグサ


2016年上旬
青い花

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 6月の花/SA-tanada  6月の紫色の花/SA-tanada  6月の青紫色の花/SA-tanada  6月の青い花/SA-tanada  紫色の花/SA-tanada  青紫色の花/SA-tanada  青い花/SA-tanada  夏の花/SA-tanada  6月の下赤阪の棚田の植物 

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

「神社合祀に関する意見」南方 熊楠 著 100年前なのに今の社会より進んでいるエコロジーの考えが感じられます。

南方熊楠さん

 南方熊楠さんが東京帝国大学(現東京大学)の白井光太郎(しらい みつたろう)さんに送ったものです。

「神社合祀に関する意見」のほか
粘菌の論文などが掲載

南方熊楠コレクション〈5〉森の思想 (河出文庫)

新品価格
¥1,534から
(2017/7/23 20:23時点)

 以前より有名になってきたとはいえ、さすがに日常的に耳にする名前ではないでしょう、多くの人にとっては。
 もちろん「みなかた くまぐす」と読める人には、説明の必要はありません。
 江戸末期の1867年に生まれ、昭和初期の1941年に没した科学者です。
 専門は生物学と民俗学、自然科学と人文科学というあまり繋がりがなさそうなジャンルですが、当時すでに古い言葉となっていましたが「博物学」という方がイメージしやすいかもしれません。

 まだ旅客機がなかった明治時代に、日本という枠を越え世界を渡り歩き、数か国語を操り、1890年代にはイギリスの大英博物館で働き、イギリスの科学誌ネイチャーの論文掲載数は日本人最高レベルというとんでもない人です。
 生涯、粘菌(変形菌)やキノコなどの研究を続けましたが、論文をほとんど発表しなかったため、日本では科学者としてはあまり高い評価は受けていなかったようです。
 でも、そこもすごいところです。

変形菌のクダホコリ

非欧米絶対視

 現在でも欧米文化や欧米で発達した学術研究する日本人は、欧米の価値観を「絶対的な正しいもの」として無批判に受け入れる人が少なくありません。
 それが文明開化もまだ途中の明治時代なら、欧米の価値観を疑う人はほとんどいなかったでしょう。
 ところが熊楠さんは欧米の「進んだ」価値観を受け入れつつ、おかしいものはおかしいと流されることはありませんでした。
 本当にすごい。

猫楠―南方熊楠の生涯 (角川文庫ソフィア)

新品価格
¥734から
(2017/7/23 20:17時点)

白井光太郎さん

 白井さんは日本の植物学・菌類学の研究者。
 当時はまだ未発達だった日本の植物の病気についての研究を大きく進展させました。
 その白井さんに熊楠さんが送った、明治政府の神社を統合する政策に対しての反対意見です。
 熊楠さんは広く反対運動を行っていましたが、この手紙が文庫化されるなど手に入りやすく、内容もまとめられているので最も有名かもしれません。

神社合祀令

 まずはテーマである「神社合祀」とその周辺について。
 明治時代末期。
 政府が神社を整理しようとしました。
 その理由は、明治時代がはじまるときに国家が祀るものとした神社を統合して、経費を集中させ、管理をしやすくするため。
 そして、数を減らし、大きな神社に信仰を集中させることによって、神社の権威を高めるため。
 とすると、なんか神社を大切にしているように見えます。

南方熊楠 菌類図譜

新品価格
¥4,104から
(2017/7/23 20:19時点)

神社と信仰

 小さな神社や祠(ほこら)は日常的な神様ですから、集落の近くに必ず作られ、長い間人々によって祀られていました。
 それが統合によって、時には山の向こう、川の向こうなど遠くに無理やり移されてしまいます。
 そうなると日々のお祀りができなくなってしまいます。
 また大きな祭りのときなどは、村から遠く離れた場所にまで行かなければならなくなり、祭りの形も目的も変わってしまいます。
 むしろ、神社とその信仰を軽んじている政令なのです。

神仏習合

 神社は仏教と並んで日本の伝統的な宗教と思われていますが、今あるのは明治以後につくられた新しい姿。
 実は江戸時代まではお寺と神社は同じだったのです。
 これを「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」といいます。
 もうちょっと詳しく言えば、神社の神様は仏教の仏様が姿を変えて現れたもの(権現(ごんげん))で、仏様より下の存在とされていました。
 そして神社には必ずお寺が作られていました。
 今も残る有名な社寺で言えば、奈良の春日大社と興福寺です。

神仏分離

 それが、神社の信仰を政治に利用しようとした明治新政府によって、神社とお寺を分け分けることになりました。
 神仏習合は平安時代から始まり、およそ千年の歴史があります。
 つまり、日本の多くの神社とほとんどのお寺にとっては神仏習合していた期間が最も長いのです。
 そのため、日本には昔ながらの神様でも仏様でもない、かわった神様や来歴がわからない神様も少なくありません。
 それを無理やり神社かお寺に分けなければならないのです。
 それだけでなく、神社にするときは来歴のはっきりとした神様としなければなりません。
 また、修験道や陰陽道のように政府に廃止されたものもあります。
 その上、神社に規制を加えることになったのが神社合祀令です。

鎮守の杜

 「鎮守の杜」という言葉が表すように、神社には広大な杜(もり)がつきものでした。
 「杜」は信仰の対象になるような森のことです。
 それが明治に武士同様に所領が没収され、神社の杜はどんどん小さくなっていきました。
 社会の価値観が大きく変わったのですから仕方ないとはいえ、これも明治政府の規制のひとつといえるかもしれません。

ものすごく古い上賀茂神社とものすごく新しい明治神宮

南方熊楠 - 日本人の可能性の極限 (中公新書)

新品価格
¥950から
(2017/7/23 20:20時点)

 たとえば京都の下鴨神社。
 平安京ができる以前からある古い神社で、元は明治神宮とは比べ物にならないほどの広さの杜を持っていました。
 それが現在は参道周辺に少し残るだけ。多くが住宅地などに代わってしまい、5分の1にまで小さくなってしまいました。
 最近、神社の維持管理の経費等のため神社境内にマンションを建てることについて近隣住民が大反対をしています。
 ところがその住民たちの多くは、もともと神社の杜だったところに住んでいるかもしれません。皮肉なことです。
 ちなみに、日本中の神社が国策で規模を小さくさせられる中、広大な土地を用意され新しく作られたのが、日本でもっとも正月の参拝者が多い明治神宮です。

南方熊楠の森

新品価格
¥3,087から
(2017/7/23 20:24時点)

一つ目から七つ目

 さて。
 江戸末期生まれの熊楠さんにとってはお寺と別けられた神社は「当たり前」の存在だったかもしれません。
 それでも博覧強記の熊楠さんにとっては、その歴史的経緯もよく理解していたでしょう。
 熊楠さんはこの手紙の中で神社合祀に反対する理由を八つ挙げています。
 一つ目から七つ目までは、人々の生活や日々の信仰にかかわることです。
 言うなれば、民俗的なこと。
 もちろん熊楠さんらしい指摘だと思います。
 それに、当時の人にとっては身近な問題として感じることができたでしょう。

熊楠さんのスケッチで有名なキツネノエフデ

エコロジー

 そして最後の八つ目が自然破壊について。
 自然の生き物についてが一番最後のたった一つの項目というのは、自然の中の生き物を相手にしていた熊楠さんらしくなく見えるかもしれません。
 しかし熊楠さんは一番言いたいことをあえて最後に持ってきたように思います。
 実際に熊楠さんが神社合祀に反対した最大の理由が自然破壊だった、といろいろな方が指摘されています。

「合祀は天然風景と天然記念物を亡滅す」

 「合祀は天然風景と天然記念物を亡滅す」が八番目の理由です。
 神社を合祀することによって長い年月守られてきた杜が消え、そこに住んでいた貴重な生き物たちが失われるというのです。
 今なら、天然記念物という特定の生き物や場所のみの問題ではなく、もっと大きな範囲で、「環境」とか「自然」という言葉が使われるでしょう。
 こんな範囲の狭い言葉を使ったのは、熊楠さんといえども100年前のことなので仕方ないことなのでしょうか。

南方熊楠随筆集 (ちくま学芸文庫)

新品価格
¥1,404から
(2017/7/23 20:25時点)

 そうは思いません。
 熊楠さんはすでに「エコロジー」という言葉を使っていました。
 「環境」という言葉の意味を知っていたのです。
 つまり、「天然記念物」という具体的な言葉を使ったのは、当時の日本人、それも政治的力を持つような人々の認識の限界だったからでしょう。
 熊楠さんの書簡は、そういった人たちを動かすためのものですから。

 この「エコロジー」、つまり環境や自然など、あらゆる生き物が関係する問題は、今でも、いや当時以上に重要な課題になっています。
 たとえば、地球温暖化のように。
 さすがに天然記念物という小さな範囲だけで環境が守られるとは思われていないと思いますが、はたして、無数の生き物が複雑に絡み合っている「エコロジー」をちゃんと意識できているのでしょうか。
 まだまだ100年前の熊楠さんの背中を遠くから眺めているだけのような気がします。

 生誕150年の年にそんなこと考えました。

神社合祀に関する意見 (青空文庫POD)

新品価格
¥523から
(2017/7/23 20:27時点)

神社合祀に関する意見

新品価格
¥572から
(2017/7/23 20:28時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 南方熊楠  神社合祀令  神仏習合  神仏分離  下鴨神社  明治神宮 

関連記事

theme : 読んだ本。
genre : 本・雑誌

下赤阪の棚田の6月の赤~赤紫色の花

 赤い花よりちょっと紫がかった花のほうが多いようです。

赤い花 タグ:下赤阪の棚田の赤い花6月の花

コマツナギ(駒繋)
Indigofera pseudotinctoria

被子植物門 双子葉類
マメ目
マメ科
コマツナギ属
落葉小低木
タグ:コマツナギ


2016年上旬

ベニバナツメクサ(紅花詰草)
Trifolium incarnatum

被子植物門 双子葉類
マメ目
マメ科
シャジクソウ属
多年草(一年草)
ヨーロッパから西アジア原産
タグ:ベニバナツメクサ


2016年上旬

スイバ(蓚,酸い葉)の雄花Rumex acetosa

被子植物門 双子葉類 ナデシコ目 タデ科 スイバ属
多年草
別名:スカンポ
タグ:スイバ


雌花 2014年中旬

雄花 2016年上旬

右の写真の綿毛はスイバではなく、おそらくキク科の果実です。

サツキ(皐月)
Rhododendron indicum

被子植物門 双子葉類
ツツジ目
ツツジ科
ツツジ属
常緑低木
花期:5~6月
タグ:サツキ

ほかのツツジ類より遅れて咲きます。


2016年上旬

チガヤ(茅萱)
Imperata cylindrica

被子植物門 双子葉類
イネ目
イネ科
チガヤ属
多年草
タグ:チガヤ


2016年上旬
赤い花
赤紫色の花 タグ:下赤阪の棚田の赤紫色の花6月の花

ノアザミ(野薊)
Cirsium japonicum

被子植物門 双子葉類
キク目
キク科
アザミ属
多年草
タグ:ノアザミ


2016年上旬

オオハルシャギク(大春車菊)
Cosmos bipinnatus

被子植物門 双子葉類
キク目
キク科
コスモス属
一年草
メキシコ原産の園芸品種
別名:コスモス,秋桜
タグ:オオハルシャギク


2016年上旬

オトメフウロ(乙女風露)
Geraniumu dissectum

被子植物門 双子葉類
フウロソウ目
フウロソウ科
フウロソウ属
一年草
ヨーロッパ原産
タグ:オトメフウロ


2016年上旬

アメリカフウロ(あめりか風露)
Geranium carolinianum

被子植物門 双子葉類
フウロソウ目
フウロソウ科
フウロソウ属
越年草
北アメリカ原産
タグ:アメリカフウロ


2014年中旬

ムラサキカタバミ(紫片喰)
Oxalis corymbosa

被子植物門 双子葉類
フウロソウ目
カタバミ科
カタバミ属
多年草
南アメリカ原産
要注意外来生物
タグ:ムラサキカタバミ


2016年上旬

トウバナ(塔花)
Clinopodium gracile

被子植物門 双子葉類
シソ目
シソ科
トウバナ属
多年草
タグ:トウバナ


2016年上旬

ユウゲショウ(夕化粧)
Oenothera rosea

被子植物門 双子葉類
フトモモ目
アカバナ科
マツヨイグサ属
多年草
アメリカ大陸原産
タグ:ユウゲショウ


2015年上旬

ゴウダソウ(合田草)?
Lunaria annua

被子植物門 双子葉類
アブラナ目
アブラナ科
ゴウダソウ属
越年草
ヨーロッパ原産
別名:ルナリア
タグ:ゴウダソウ


2016年上旬

ガクアジサイ(額紫陽花)
Hydrangea macrophylla
f. normalis

被子植物門 双子葉類
ミズキ目
アジサイ科
アジサイ属
落葉低木
タグ:ガクアジサイ


2016年上旬

ニワゼキショウ(庭石菖)
Sisyrinchium rosulatum

被子植物門 双子葉類
キジカクシ目
アヤメ科
ニワゼキショウ属
一年草
北アメリカ原産
タグ:ニワゼキショウ


2016年上旬
赤紫色の花

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 6月の花/SA-tanada  6月の赤い花/SA-tanada  6月の赤紫色の花/SA-tanada  赤い花/SA-tanada  赤紫色の花/SA-tanada  6月の下赤阪の棚田の植物  初夏の花/SA-tanada  夏の花/SA-tanada 

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

天井高くてもちょっと狭そうな恐竜がいた!「メガ恐竜展2017-巨大化の謎にせまる-」〈大阪南港ATCホール〉

 大阪南港のATCホールで夏の間開かれている恐竜博。
 夏のATCホールのmandai presentsとなると、対象がちっちゃな子供。
 今まで何度か恐竜展がありましたが、どちらかと言うとイベントの要素が強く、恐竜の学術的展示を見たい人にはちょっと残念でしたが、今回はちがいます。
 恐竜好きの子供はもちろん、恐竜の学術的展示を見たい人もや楽しめる恐竜博です。
 なぜなら、ベースが幕張メッセで行われた「メが恐竜展2015」で、毎年春に恐竜など古生物展を開催している大阪市立自然史博物館が主催メンバー。
 今回もブロガー招待が行なわれ、運良く当選しました。

 会場は9つのテーマに分けられ、恐竜の巨大化を中心に、生物巨大化の謎が解かれていきます。

メガ恐竜展2017

01 地球には巨大生物がくらしていた

 入るといきなり生きていたときの姿に復元された生体復元の恐竜が出迎えてくれます。
 おなじみのティラノサウルスは羽毛なし。
 最近、羽毛があったかもしれないと言われていたのが、今年やっぱりなかったかもしれないとなったので、ちょうどいいかもしれません。
 それに合わせた展示かどうかはわかりませんが。

ティラノサウルス生体復元

 奥に行くと、恐竜以外の「巨大生物」がたくさん出てきます。
 最大の魚竜とも言われるショニサウルスの頭。
 頭だけでもこんなにもでかい!

ショニサウルス

 天井からは首長竜のタラソメドン。
 頭は恐竜よりも小さいですが、体よりも長い首を持っています。

タラソメドン

 そして恐竜より昔の古生代に生きていた大型節足動物ウミサソリの仲間、ミクソプテルス。
 化石とよく似た格好をした生体復元が展示されています。

ミクソプテルス

 化石から得られる情報はどれも不完全で、そこから生きていた姿を作るのは、ほとんど骨しか見つからない恐竜の場合はほとんどが想像にならざるを得ません。
 そういうものの展示を嫌う人もいますが、等身大の生体復元モデルがたくさんというのは、生きていたときの姿が想像しやすく大歓迎です。

02 地球史上、最も大きな陸上動物「竜脚類」

 化石を中心に竜脚類がたくさん。
 それだけでなく、竜脚類の巨大化の秘密がパネルで展示されています。
 それを読んで、化石で確認できます。

竜脚類

03 竜脚類の起源「三畳紀」

 大きというイメージが強い恐竜ですが、誕生した三畳紀には小さい恐竜も当たり前だったようです。
 奥からプタテオサウルス(頭部)、コエロフィシス、エオラプトル、パンファギア。
 コエロフィシスですら、中型犬くらいの大きさ。
 重さならもっと軽いはず。

コエロフィシス、エオラプトル、パンファギア

04 竜脚類が大繁栄した「ジュラ紀」

 竜脚類が竜脚類らしくなったジュラ紀。
 竜脚類だけでなく、肉食の獣脚類や鳥盤類も展示。
 ディプロドクス、アロサウルス、ステゴサウルスなどの化石でジュラ紀の世界を再現しています。

ディプロドクス、アロサウルス、ステゴサウルス

 恐竜自体だけでなく、うんちの化石も。
 恐竜が巨大化したので、うんちも巨大。
 もちろん、文字通りに石になっていますので、汚くありません。
 そのはずです。
 化石の中には石英のようなものが見え、石になったことがわかります。

恐竜の糞化石

05 世界中に放散、そして絶滅した「白亜紀」

 アルゼンチンにいたアマルガサウルス。
 首から背中の長い骨が特徴です。
 ほかにもいろいろ展示されています。

アマルガサウルス

06 巨大化した獣脚類

 もちろん、最強の肉食恐竜と言われるティラノサウルスの骨格もあります。
 人が少なければ、最初に戻って生体復元と見比べると、おもしろそう。

ティラノサウルスの骨格

07 新生代の巨大動物

 恐竜絶滅後、恐竜に替わって地上で繁栄した哺乳類。
 コウガゾウのような大きな種類も生まれましたが、竜脚類の恐竜ほど巨大化はできませんでした。
 その理由が解説されます。

コウガゾウ

08 大きくなれなかった竜脚類

 信じられないほど巨大な獣脚類ばかりでしたが、エウロパサウルスのように「ちっちゃい」獣脚類もいました。
 なぜ「ちっちゃいのか」も解説されます。
 といっても人間よりずっと大きいですが。

エウロパサウルス

09 巨大化の謎にせまる

 そして、関西初公開の恐竜。
 ヨーロッパ最大の竜脚類トゥリアサウルス登場。
 前半身だけですが、ほんとでかい!
 前にある陸上哺乳類最大級のコウガゾウとくらべても、圧倒的な差。
 そして、どうしてここまででっかくなったかの総まとめ。

トゥリアサウルス

 最後はお約束のグッズコーナー。
 オリジナルグッズもたくさんで、そのほか恐竜グッズもいろいろ。
 子供でなくてもつい買ってしまいそうです。

 と、今年は今までとちがって恐竜の学術的展示を見たい人にとっても見どころ満載。
 博物館とちがい天井が高い見本市会場なので巨大恐竜たちもゆったり。
 一頭をのぞいてですが。

 もちろん、小さい子供にとっても巨大恐竜の化石や生体復元はおもしろいものばかりでしょうし、展示場の外にはいつものように巨大遊具や飲食コーナーもたくさん。
 ゆっくり見て、遊んで、食べて、もう一度見て、と一日楽しめます。
 そして、会場は駅に直結し、屋内駐車場完備、レストランやショップがたくさんのショッピングエリアもあって、外に出ればそこは海が見えるテラス。
 隣にはフェリーが停泊しているときもあります。
 恐竜展を見終わっても、いろいろ楽しむこともできるATCホールのメガ恐竜展2017です。

■参考外部リンク■
メガ恐竜展2017-巨大化の謎にせまる- 大阪開催【公式サイト】
大阪市立自然史博物館

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: メガ恐竜展2017  MegaKyouryuu2017  ティラノサウルス  ショニサウルス  タラソメドン  ミクソプテルス  アマルガサウルス  コウガゾウ  エウロパサウルス  トゥリアサウルス 

関連記事

theme : 博物学・自然・生き物
genre : 学問・文化・芸術

下赤阪の棚田の6月の黄色い花

 四季を問わず、黄色い花はキク科が多い!

黄色い花  タグ:下赤阪の棚田の黄色い花6月の花
植物界
被子植物門 双子葉植物綱

ハハコグサ(母子草)
Gnaphalium affine

被子植物門 双子葉類
キク目
キク科
ハハコグサ属
越年草
別名:ごぎょう
タグ:ハハコグサ


2016年上旬

オニタビラコ(鬼田平子)
Youngia japonica

被子植物門 双子葉類
キク目
キク科
オニタビラコ属
一年草
タグ:オニタビラコ


2014年中旬

イワニガナ(岩苦菜)
Ixeris stolonifera

被子植物門 双子葉類
キク目
キク科
ニガナ属
多年草
別名:ジシバリ(地縛り)
タグ:イワニガナ


2014年中旬

セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)
Taraxacum officinale

被子植物門 双子葉類
キク目
キク科
タンポポ属
多年草
ヨーロッパ原産
要注意外来生物
日本の侵略的外来種ワースト100
タグ:セイヨウタンポポ


2016年上旬

オノマンネングサ(雄の万年草)
Sedum lineare

被子植物門 双子葉類
ユキノシタ目
ベンケイソウ科
マンネングサ属
多年草
タグ:オノマンネングサ


2016年上旬

コモチマンネングサ(子持ち万年草)Sedum bulbiferum

被子植物門 双子葉類 ユキノシタ目 ベンケイソウ科 マンネングサ属
越年草
タグ:コモチマンネングサ


2014年中旬

花は咲いても果実は実らず、葉腋に小さな葉のような珠芽(むかご)ができ、それで増えます。

コメツブツメクサ(米粒詰草)
Trifolium dubium

被子植物門 双子葉類
マメ目
マメ科
シャジクソウ属
一年草
ヨーロッパ~西アジア原産
タグ:コメツブツメクサ


2016年上旬

イヌガラシ(犬芥子)
Rorippa indica

被子植物門 双子葉類
アブラナ目
アブラナ科
イヌガラシ属
多年草
タグ:イヌガラシ


2016年上旬

カタバミ(酢漿草,片喰)
Oxalis corniculata

被子植物門 双子葉類
カタバミ目
カタバミ科
カタバミ属
多年草
タグ:カタバミ


2014年中旬

クサノオウ(瘡の王)
Chelidonium majus

被子植物門 双子葉類
ケシ目
ケシ科
クサノオウ属
越年草
タグ:クサノオウ


2014年中旬

アカメガシワ(赤芽槲,赤芽柏)
Mallotus japonicus

被子植物門 双子葉類
キントラノオ目
トウダイグサ科
アカメガシワ属
落葉高木
タグ:アカメガシワ


2015年上旬

イヌマキ(犬槇)の雄花
Podocarpus macrophyllus

裸子植物門 マツ綱
マツ目
マキ科
マキ属
常緑高木
タグ:イヌマキ


2015年上旬
黄色い花

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 6月の花/SA-tanada  6月の黄色い花/SA-tanada  黄色い花/SA-tanada  夏の花/SA-tanada  6月の下赤阪の棚田の植物 

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

二十四節気・七十二候
プロフィール

ノート

Author:ノート
都会の植え込みから自然あふれる山まで。
新米ビオトープ管理士でフィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

検索フォーム
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
Yahoo!天気・災害
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
bk1
リンク
動物プロダクション サイエンスとゆかいな仲間たち
けろんの100円で昆虫採集!
相生山からのメッセージ
ななこの『生き物のお世話』ブログ
雑記帳~身の回りの出来事やら自然やら~
とある昆虫研究者のメモ
ACTOW
徳川広和・恐竜・古生物・模型・フィギュア作品ギャラリー
コトラ&ミーのこんにちは ご近所さん
すみれ奏へようこそ
そぞろ歩き
デジカメ・昆虫・写真
くろねこのチラシの裏
どくだみ荘日乗
故郷の廃家
とらログ
ようこそ大阪市立自然史博物館へ
インターネットミュージアム
いきもの を ぱちり!
管理画面
Amazon
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新トラックバック
QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
最近記事のRSS
最新コメントのRSS
最新トラックバックのRSS
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる