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コハンミョウ(小斑猫)下赤阪の棚田の8月の甲虫

この記事にはの画像があります。


動物界 節足動物門
六脚亜門 昆虫綱 タグ:棚田の昆虫
新翅節 翅をたためる昆虫
内翅上目 蛹になる昆虫
甲虫目 タグ:下赤阪の棚田の甲虫目

コハンミョウ(小斑猫)Myriochile speculifera

甲虫目 オサムシ科 Myriochile属
タグ:コハンミョウ

ハンミョウというと、構造色のきれいな甲虫をイメージするかもしれません。
ところが、ハンミョウの多くはこんな感じの地味な虫。
さらにみんなよく似ています。
その上同じ種でも模様の変化があったり。

このハンミョウも、ニワハンミョウかと思いましたが、模様の位置と伸びる方向が一番近いのがコハンミョウ。

見た目は違っていても、生態は概ね同じ。
成虫も幼虫も肉食で、幼虫は縦穴の中で通りがかる虫を待ち伏せします。
成虫は道の上を滑るように走り、跳びはねるように数メートル翔びます。

このハンミョウは、何故か田んぼの水がコンクリートの上にしみだしたところにしかいません。

水を飲みに集まっているのか、水を飲みに来た虫を狙っているのか、それとも単に水が好きなのか。

もとも川原のようなところを好むということなので、水辺がフィールドなのでしょう。

甲虫目
内翅上目
新翅節
六脚亜門 昆虫綱
動物界 節足動物門

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下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会

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棚田のいきもの 2016年8月初旬の乾果

 「乾果」は、文字のように水気の少ない実のこと。
 ですから普通は「くだもの」ではありません。
 見た目も地味なものが多かったりします。


植物界 被子植物門
果実 タグ:下赤阪の棚田の果実
〉乾果 かんか:汁気の少ない果実 タグ:乾果
〉〉裂開果 れっかいか:熟すと割れる乾果 タグ:裂開果
〉〉〉豆果 1部屋で左右に割れる裂開果

シロツメクサ(白詰草)
Trifolium repens

双子葉類
マメ目
マメ科
シャジクソウ属
多年草
ヨーロッパ原産
別名:クローバー
タグ:シロツメクサ

〉〉〉豆果
果実 〉乾果 〉〉裂開果
〉〉〉蒴果 さくか:放射状に分かれる裂開果

ウツギ(空木)Deutzia crenata

双子葉類
バラ目
ジサイ科
ウツギ属
落葉低木
別名:ウノハナ(卯の花)
タグ:ウツギ

6月に白い花を咲かせていたのが、実をつけていました。

熟すにはもうちょっと時間が必要だと思いますが、大きさはこのまま。

結構長い間残っています。

ソシンロウバイ(素心蝋梅)
Chimonanthus praecox
f. concolor

双子葉類
クスノキ目
ロウバイ科
ロウバイ属
落葉低木
タグ:ソシンロウバイ

こちらが咲いていたのは2月。

結構時間がかかりますが、蒴果なのでそれほど大きくありません。

蝋細工のような花に対して、まるで別の植物のような果実です。

アジサイ(紫陽花)
Hydrangea macrophylla
var. macrophylla

双子葉類 ミズキ目 アジサイ科 アジサイ属
落葉低木
タグ:アジサイ

このアジサイは全体に装飾花が咲く栽培品種。

果実ができない不稔と言われているので、これらも熟す前に枯れてしまうでしょう。

〉〉〉蒴果
果実 〉乾果 〉〉裂開果
〉〉〉角果 かくか:2部屋の裂開果
〉〉〉〉長角果 ちょうかくか:長い角果

イヌガラシ(犬芥子)
Rorippa indica

双子葉類
アブラナ目
アブラナ科
イヌガラシ属
多年草
タグ:イヌガラシ

〉〉〉〉長角果
〉〉〉角果
〉〉裂開果
果実 〉乾果
〉〉閉果 へいか:熟しても割れない乾果 タグ:閉果
〉〉〉痩果 そうか:皮と種が分かれない閉果

ハキダメギク(掃溜菊)
Galinsoga quadriradiata

双子葉類
キク目
キク科
コゴメギク属
一年草
タグ:ハキダメギク

〉〉〉痩果
果実 〉乾果 〉〉閉果
〉〉〉穎果 えいか:痩果よりも皮と種が密着した閉果

タチスズメノヒエ(立ち雀の稗)Paspalum urvillei

単子葉類 イネ目 イネ科 スズメノヒエ属
多年草
南米原産の帰化植物

果実のつき方からスズメノヒエの仲間なのがわかります。

スズメノヒエかなと思ったのですが、穂のつき方がやたらと多いので、ちがうようです。

株立になり、ほかの植物を枯らすアレロパシー作用を持つと言われているので、相当な雑草だと思うのですが、ここではあまり目立っていないような。

〉〉〉痩果
果実 〉乾果 〉〉閉果
〉〉〉堅果 けんか:木質化した果皮に種子が覆われた閉果

クヌギ(櫟)Quercus acutissima

双子葉類
ブナ目
ブナ科
コナラ属
落葉高木
タグ:クヌギ

まだまだ若い実です。

クリ(栗)Castanea crenata

双子葉類
ブナ目
ブナ科
クリ属
落葉高木
タグ:クリ

〉〉〉堅果
〉〉閉果
〉乾果
果実
植物界 被子植物門

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下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会

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棚田のいきもの 2016年8月初旬の赤~赤紫~紫色の花

 8月の下赤阪の棚田ビオトープ。
 紫系の花は、シソ目がたくさん。


赤い花 タグ:下赤阪の棚田の赤い花
植物界
被子植物門 双子葉植物綱

オオハルシャギク(大春車菊)
Cosmos bipinnatus

キク目
キク科
コスモス属
一年草
別名:コスモス
タグ:オオハルシャギク

毎年11月のライトアップに合わせて育てていますが、こぼれタネが早めに咲いてしまったのかもしれません。

双子葉植物綱
植物界 被子植物門
単子葉植物綱

カゼクサ(風草)Eragrostis ferruginea

イネ目 イネ科 スズメガヤ属
多年草
タグ:カゼクサ

真っすぐほかの草よりも高く伸び、円錐形に広がった花穂が赤く色付くので、花が目立つイネ科。

花びらがないイネ科花か実かかわかりにくいところがあります。
よく見ると、小穂(小さな花のひとかたまり)から小さい糸のようなもの(オシベ)が出ていますので、「花」としました。

ハマスゲ(浜菅)Cyperus rotundus

イネ目 カヤツリグサ科 カヤツリグサ属
多年草
タグ:ハマスゲ

「浜」とついていますが浜以外にも生えます。
「菅」とついていますが、スゲ(スゲ属)ではありません。
ダブルで「看板に偽りあり」系植物。

カゼクサ同様に小穂からオシベがはみ出しているので「花」にしました。

単子葉植物綱
植物界 被子植物門
赤い花
赤紫色の花 タグ:下赤阪の棚田の赤紫色の花
植物界 被子植物門
双子葉植物綱

コマツナギ(駒繋)
Indigofera pseudotinctoria

マメ目
マメ科
コマツナギ属
落葉小低木
タグ:コマツナギ

茎が細いマメ科のツル植物のようですが、実は木。
茎(幹)は意外としっかりしています。

キツネノマゴ(狐の孫)
Justicia procumbens

シソ目
キツネノマゴ科
キツネノマゴ属
一年草
タグ:キツネノマゴ

ケイトウ (鶏頭)
Celosia argentea

ナデシコ目
ヒユ科
ケイトウ属
一年草
アジア・アフリカ原産?
タグ:ケイトウ

この場所は、いつ来てもいろいろな花が咲いています。

双子葉植物綱
植物界 被子植物門
赤紫色の花
紫色の花 タグ:下赤阪の棚田の紫色の花
植物界 被子植物門
双子葉植物綱

トウバナ(塔花)Clinopodium gracile

シソ目 シソ科 トウバナ属
多年草
タグ:トウバナ

シソ科らしい唇形花ですが、一つ一つが小さくたくさん集まって総状花序が塔のように見えることが由来。

アキノタムラソウ
(秋の田村草)
Salvia japonica

シソ目
シソ科
アキギリ属
多年草
タグ:アキノタムラソウ

トキワハゼ(常磐爆)
Mazus pumilus

シソ目
ハエドクソウ科
サギゴケ属
一年草
タグ:トキワハゼ

ムラサキサギゴケに似ていますが、こちらのほうが小さく、あちこちで咲いています。

双子葉植物綱
植物界 被子植物門
紫色の花

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次

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ハキダメギク(掃溜菊)-下赤阪の棚田の痩果

植物界 被子植物門
果実 タグ:下赤阪の棚田の果実
〉乾果 かんか:汁気の少ない果実 タグ:乾果
〉〉閉果 へいか:熟しても割れない乾果 タグ:閉果
〉〉〉痩果 そうか:皮と種が分かれない閉果

ハキダメギク(掃溜菊)Galinsoga quadriradiata

双子葉植物綱 キク目 キク科 コゴメギク属
一年草
タグ:ハキダメギク

キク科の果実は種子と果皮がピタリとひっついた痩果(そうか)。
たとえばタンポポの「タネ」は、実は種の上にピタリと果皮がひっついたもので、実は「タネ」一つで果実。

その「タネ」には、タンポポのように綿毛が付いているものとついていないものがあります。
ハキダメギクは果実から直接毛が生えるタイプです。

これはまだ熟していないようですが、熟すと先がとがったパンクっぽい綿毛になります。

〉〉〉痩果
〉〉閉果
〉乾果
果実
植物界 被子植物門

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田んぼ以外でも大活躍! 『ポケット図鑑 田んぼの生き物400』関慎太郎 著 文一総合出版 刊

 タイトル通りの本です。
 田んぼで出会える生き物を種類の区別なく集めたハンディ図鑑。
 下赤阪の棚田の生き物調べでもよく利用しています。

 この本のいいところは、やっぱり、生き物の区別をしていないこと。
 植物は草本(草)が中心ですが、陸上に生えるものから水中に生えるものまで。
 派手な花から、地味な花とは思えないようなものまで様々。

草花図鑑では敬遠されがちなイネ科やカヤツリグサ科も載ってます

カヤツリグサ科のヒメクグ

 そして、動物は昆虫から鳥類まで。
 クモやエビ・カニはもちろん、貝類まで本当に多岐にわたります。
 なんと、動物の最も大きな分類の「門」の数で7つ。
 一般向けのハンディ図鑑だというのに、こんな広い範囲をカバーしています。
 もちろん、たった1種しか載っていない「門」もありますが。

 田んぼという特定のビオトープですが、身近にいる生き物も少なくありません。
 そもそも、田んぼというのは人工的な場所ですから。
 タイトルに「田んぼ」とあるとおり田んぼが一番ですが、田んぼ以外でも十分な生き物図鑑です。

田んぼの生き物400 (ポケット図鑑)

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花が咲きました!今年はバケツサトイモ2016

 バケツサトイモの花が咲きました。
 バケツで育ってたサトイモに。
 予想通りです。


 サトイモは、花が咲きにくい作物。
 そもそも、外来の野菜で、イモで増やすことができるので、タネが必要ありません。
 花が咲かない品種でも問題なかったのでしょう。
 むしろ、イモで育てるほうがタネよりも同じ性質のものを代々作り続けることができますから。
 反面、品種の改良はしにくくなりますが。

 そんなサトイモですが、時折花が咲くことがあります。
 特に環境が思わしくないときに咲くことが多いと聞きます。
 きっと、イモよりも環境の悪化に強く移動できる種子で生き残ろうということなのでしょう。
 実際、畑ではめったに咲かなかったサトイモが、タルで育てるようになると1年おきくらいに咲くようになりました。
 さらに環境が悪いバケツなら、と思ったのですが、その通りに。

たくさんある小さいのがサトイモの花

 サトイモの花は、肉穂花序(にくすいかじょ)と呼ばれる特殊な花。
 大きな一枚の花びらのようなものが、中にある棒状のものを包んでいます。
 この花びらのようなものは仏炎苞(ふつえんほう)。
 「苞」ですから、花びらではなく、花の集まりを包んでいる葉です。
 サトイモ科特有の形です。

 花は中心の棒状のものの表面にびっしりと並んでいます。
 種類によっては、雌雄がちがう株になったり、花が仏炎苞に隠れて見えず、先の付属体だけが見るものなどがあります。
 有名な植物で言うと、水芭蕉、カラーやアンスリウムなどがサトイモの仲間です。

咲いた日の夕方にはこんな感じに

 それらの花は、観賞用に栽培されることもあるほどですが、サトイモは芋を食べるために栽培されている野菜。
 めったに咲かない花は、かなり地味。
 これが大きな葉に隠れているのですから、もしかしたら畑では咲いていることに気付かないだけかもしれません。

翌日にはしおれてしまいました

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第47回特別展「氷河時代」気候変動の証拠はいつの時代にだってあります!?〈大阪市立自然史博物館〉

 氷河時代は、もちろん今よりも寒かった時代です。
 それどころか、地球全体が凍ったこともあったことがわかっています。
 不思議です。
 温暖化温暖化と言われていますので、二酸化炭素が地球を温めるのはわかります。
 じゃあ、地球を冷やすのは何でしょう。

●今までの「氷河時代展」の記事
【気候変動はなにも今にはじまったことではありません?!】
【大きな動物は日本中しかも大阪にもいました!?】

園路分岐点の看板

 これはとんでもない不思議ですが、それ以前に、どうして何万年や何百万年の昔、人間がいなかった時代の温度がわかるのでしょうか。
 こちらのほうも、とんでもない謎です。

 それを教えてくれるのが、氷河時代展!

 寒い氷河時代には、もちろん氷河があります。
 氷河は名前のように、氷の川。
 目で見てもわからないほどゆっくりですが、川のように氷が流れていきます。
 そのとき、地面の石を巻き込んだり、地面を削ったりします。
 川の流れとそっくり。
 もちろん、流れるものも、流れ方もちがいますから、削り跡もちがいます。
 ですから、岩の表面に残った跡から、氷河があったことから、氷河の流れる方向までわかります。

なでると流れた方向がわかる氷河擦痕

 氷河は流れながら石を取り込んでいきます。
 そして氷河が溶けた時に落とします。
 そういった石がたくさん見つかれば、そこまで氷河がやってきたことがわかります。

氷河が運んだ石のドロップストーン

 そのほか、氷河だけが作ることができる地形の痕跡が見つかれば、氷河があったことがわかります。
 この方法だと、理屈の上では地球が固まってから今までの間の氷河があった時代と場所を知ることができます。
 実際は、地面は動き、新しく創りだされているので、古い時代になればなるほど、地層がそのまま残っていることは少ないのですが。

 このように古い時代のことは知ることができても、とても大雑把になってしまいます。
 でも、「最近」のことならばもっと細かい気候の変動の様子を知ることができます。
 その一つが木の年輪。
 日本の場合、木は春から秋に成長しますが、冬は成長しないので区切りができます。
 それが年輪。
 たとえば、木が成長する春から秋にかけて寒いとあまり成長しなくて年輪が狭くなり、暖かいとよく成長して広くなります。
 いつ切られたのかが分かれば、さかのぼっていけば、いつが寒くていつが暖かかったかがわかります。
 もちろん、実際の木の成長はそんな単純なものではありませんので、年輪を読み解くにはさまざまな専門的知識や技術が必要です。

同じように見えて微妙にちがいがある秋田杉の年輪

 木の寿命は長くても数百年。
 時折樹齢何百年、数千年と聞きますが、そんな木は稀。
 ですが、遺跡から発掘された木や化石になった木の年輪の幅の変化をつなぎあわせていき、1万くらいさかのぼれるところもあります。

 年輪よりも昔のことを知ることができるのが、年縞。
 湖などに底に溜まって縞状になった層のこと。
 四季の変化によって底にたまるものが変わります。
 その時の気温などの変化によってたまるものの種類や量が変わります。
 それが毎年繰り返され、木の年輪のような縞模様になります。
 それで、いつ、どのような気候の変化があったのかわかるのです。

世界の基準になってる福井県水月湖の年縞

 展示されている滋賀県水月湖の年縞は、数万年分の気候変動の様子が記録されています。
 しかも誤差が少なく、世界の標準になっている年縞です。

 ほかにも氷床コアがあります。
 南極やグリーンランドに雪が積もってできた厚い氷の塊。
 厚く積もった雪と一緒に空気や空気中のホコリ等が閉じ込められます。
 その空気やホコリ等からその時の気候の様子がわかります。

溶けてないと思ったら氷床コアのレプリカ

 ほかにもどういった環境で育つかわかっている生き物の化石が見つかったら、その場所の昔の環境がわかります。
 もちろん、寒かったのか暖かかったのかも。
 こういった情報を総合して、過去の気候の変化を読み解くことができるのです。

 そういう貴重な証拠を見ることができるのが「氷河時代展」。
 さまざまな過去の証拠や、詳しい説明は会場で。
 実際に触れるものもあります!
 たぶん、気候変動の証拠の実物を一度に見られる機会は、そうないでしょうから。

■参考外部リンク■
第47回特別展 氷河時代|大阪市立自然史博物館
ようこそ大阪市立自然史博物館へ

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新米ビオトープ管理士でフィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

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