【 いきもの は おもしろい!のいろいろなはなし】

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変形菌は刻々変わる だからむずかしい

 秋雨は変形菌の季節。
 変形菌は年中見られるのですが、初心者にも見つけやすいのが、梅雨と秋雨。
 さすがに雨の中は嫌なので、雨が降った翌日、朽ちた切り株がみつけやすい場所。

 ということで、朽ちた切り株を覗いてみると。
 なんか、朽木を食べる昆虫の糞で隙間が埋まっています。
 残念。


 と思いつつもよく見てみると。
 糞は宙に浮いてるように見えます。


 柄がついている?
 もしかして、変形菌?


 画像を拡大すると、黒というより濃い灰色の粉をふいたようになった球。
 根元のほうが少し膨らんだ柄は球の直径と変わらないくらいの長さ。
 さっそく平凡社の『日本変形菌類図鑑』で調べてみます。
 特徴が合う変形菌は?


 ありません。
 似たようなものは少なくないのですが、柄が長すぎたり、球の表面がほかの色だったり、光沢があったり。

 次に同じ平凡社の『森のふしぎな生きもの 変形菌ずかん』でみてみます。
 これだ!
 というのはありませんが、ツヤエリホコリが何となくにています。
 再び『日本変形菌類図鑑』に戻って確認してみると。
 やはり名前のように球の表面に艶がありますので、ちがうようです。


 一応、ツヤエリホコリで検索してみると。
 今度はよくにている画像がありました。
 ツヤエリホコリの球形部分(子実体)の表面がとれ、胞子が露出した状態によく似ているようです。

 もう一度画像を見てみると。
 艶のある子実体は見つけられませんが、ピントが合っていないので艶はわからないものの、同じ濃い紺色をしている球体がありました。
 ツヤエリホコリはよくある変形菌で、出現は夏から秋の朽木の上。
 ぴったりです。


 ということで、きっと、たぶん、ツヤエリホコリ。かもしれません。

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姿は見えないけれど実は身近な野生の哺乳類 油蝙蝠(あぶらこうもり)

 コウモリがいました。
 夏の昼間。
 建物の壁にへばりついていました。
 コウモリは夜行性。
 隠れ家に帰ることができなかったのでしょう。


 人間がつくった建物に住むのは、日本ではアブラコウモリのみ。
 アブラコウモリで間違いないでしょう。
 漢字では油蝙蝠。
 学名はPipistrellus abramus
 コウモリ目(翼手目) ヒナコウモリ科 アブラコウモリ属の哺乳類。
 頭からお尻までの長さは38~60mm。


 アブラコウモリの特徴は、なんといっても人間の家や人間がつくった建物に住むこと。
 都市部にも住み、逆に人がいない洞窟などで見かけることはほとんどないそうです。
 ですから、最も身近なコウモリ。


 夜になって空を見上げたとき、ひらひらと鳥のようなものが飛んでいるのが見られたら、それは多分アブラコウモリです。

顔はコウモリのイメージと全然ちがい結構かわいい

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キノコの上のキノコはなぞだらけ 櫓茸

 ちょっと変わったキノコと出会いました。
 このブログでは2度目ですが。


 名前はヤグラタケ。
 漢字では「櫓茸」。
 ほかのキノコの傘の上にできるキノコ。
 台の上に乗っているのを「櫓」に見立てたものだそうです。


 なぜキノコの上から生えるのかというと、キノコに寄生しているから。
 ただ、ちょっと気になります。
 キノコはいきなり現れますのでまるで植物が芽吹くようにタネから成長したかのように見えます。
 ところが、キノコの本体は土や木の中。
 そこで栄養を蓄え成長していき、植物が花を咲かせたねをつけるようにできたのがキノコ。
 いきなりのように見えますが、実は見えないところで成長してきたのです。


 ヤグラタケは一体どのタイミングで寄生したのか気になるところ。
 すぐ腐ってしまうのでキノコのある時間は決して長くありません。
 人工的にキノコに寄生を成功させたという話もありますが、そんなに短時間で胞子からキノコまでに成長できるとは。
 ヤグラタケが現れるのは夏から秋。
 ということは、夏に現れるヤグラタケの胞子は秋からずっと空中を舞っていたのでしょうか。


 それはちょっと考えにくいですが、なかなか興味深いキノコです。
 しかし、不思議なキノコはヤグラタケだけではありません。
 特に土の中から生えるキノコは、よくわからないことだらけだったりします。
 なにせ、本体は見えないところにいるのですだから。
 そんなふしぎな生き物にたくさんあるのが、秋雨です。

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古い写真の中からみつけたいきもの ツグミというよりムクドリ? 黒鶫

 古い写真の中からみつけた鳥。
 もう数年もたっているの覚えていませんが、前後の写真からすると、金剛山の尾根道を下っているとき。
 低倍率のコンデジしかなかったので、遠くに鳥が見え、何かわからないもののとりあえず写して、そのまま忘れてしまったのでしょう。

 拡大すると、枝の上に止まる姿はツグミのような雰囲気。
 黒い背中に白い腹、胸は黒い斑点。色はなんかムクドリのよう。
 でも、ツグミの仲間のクロツグミのようです。

クロツグミ

 クロツグミ(黒鶫)、学名はTurdus cardis
 スズメ目ツグミ科ツグミ属。
 日本での大部分では夏鳥。
 出会ったのは5月。

 ただ、この1度きり、なかなか出会えません。

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秋の台風の倒木の枝にきれいなキノコがついていました。黄金膠茸

 台風で倒れたクリの木の枝に、山吹色の半透明のものがついていました。
 キクラゲの一種です。


 瑞瑞しく、光が透け、とてもきれいです。
 きれいなものが少ないキノコですが、これは特別。
 このキノコは何でしょう。


 案外簡単に見つかりました。
 コガネニカワタケ(黄金膠茸)Tremella mesenterica
 担子菌門 異型担子菌綱 シロキクラゲ目 シロキクラゲ科 シロキクラゲ属。
 結構普通にあるキノコのようです。


 ところが。
 キクラゲ風のキノコには様々な種類があり、黄色いキクラゲ類も複数あるようです。
 キノコの種を見分ける大きなポイントは胞子や胞子を作る部分です。
 もちろん、どちらも離れたところからカメラで写せるものではありません。


 ということで、コガネニカワタケ(暫定)です。

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小さな池にたった30分たらずの間に4種の赤とんぼが!

 公園の小さい池に赤とんぼ。
 色が赤いトンボのことですが、トンボ目トンボ科アカネ亜科アカネ属のトンボの総称のこともあります。

この記事にはの画像があります。


 次から次へとトンボが飛んできます。
 みんな同じように見えますが、トンボ用の網がないので、とにかく写真を撮りました。
 家で写真をよく見てみると、数種類の赤とんぼがいるようです。


 たとえば翅。
 先に色がついているもの、付け根に色がついているもの、どちらも色がついていないもの。
 たとえば赤い色。
 頭や目まで赤いもの、胸と頭はそれほど赤くないもの、腹だけ赤いもの。
 ほんと、いろいろ。

 神戸市教育委員会さんの神戸教育情報ネットワーク/デジタル化神戸の自然シリーズアカトンボの見分け方を参考にさがしてみると、どうやら4種。

1.翅の先に濃い茶色の部分がある

 1-1.胸も赤く尾端の付属器の先が上に反る

コノシメトンボ(小熨斗目蜻蛉)Sympetrum baccha matutinum


1-2.胸は赤くならず尾端の付属器は上に反らない

リスアカネ(りす茜)Sympetrum risi risi


2.翅に色や模様がついていない

 2-1.腹部が赤い
 2-1-1.尾端の付属器が上に反る
 2-1-1-1.胸の横には黒点がなく顔の正面中央辺りに黄褐色の斑

マユタテアカネ(眉立茜)Sympetrum eroticum eroticum


3.翅の付け根がオレンジ色

キトンボ類

 しかしキトンボ類の他の特徴に合わないような気がします。
 「アカトンボ」は赤いトンボではなく、トンボ科アカネ属のトンボの総称。
 他の属のトンボは赤くてもアカトンボとされないこともあります。
 アカネ属以外に目を向けてみると。

ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)Crocothemis servilia mariannae
トンボ科アカネ亜科ショウジョウトンボ属


 と見ましたが、どうでしょうか。
 体の色の場合、まだ成熟しきっていないので赤くなっていない可能性もあります。
 それでも翅の色は関係ありませんので、わずか20分ほどの間に少なくとも3種の赤とんぼがやってきたことは間違いないと思います。

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秋の水辺でおぼれていた昆虫はなぜ

 秋。
 小さな池でカマキリが溺れていました。
 というか、水面を泳いでいます。

この記事にはの画像があります。


 ミズカマキリではありませんので、体は水中に対応していません。
 このままでは呼吸ができず溺れてしまうでしょう。
 網で救出してみると、なんかヘンです。
 おしりから焦茶色の針金のようなものが飛び出しています。
 ぐねぐねしています。


 合点がいきました。
 おしりから出ていたのは、カマキリに寄生していたハリガネムシ。
 ハリガネムシが卵を生むのは水の中。
 そのため寄生した昆虫を水辺に向かわせるのです。
 たしかに昆虫を食べるカマキリが水に入る必要はありません。

助けたのはハラビロカマキリ
前脚の腿節に黄色い点があるので在来種

 カマキリを助けた池を見ると、すでに数匹のカマキリの遺体が浮かんでいたました。
 きっとハリガネムシの被害虫でしょう。


 ハリガネムシは水中で孵化し、水生昆虫の幼虫に寄生し、その幼虫が羽化して水から離れ、カマキリ食べられて再び水辺に戻るというサイクルで生きています。
 ところが、この池は雨が降ると現れますが、晴天が続くと干上がってしまうようなところ。
 池というより、大きな水たまりと言ったほうが近いかもしれません。
 ですから水生昆虫は住み着きません。
 せっかく水の中孵化しても、寄生のサイクルが途切れてしまいます。
 寄生した虫を操るハリガネムシも、池と水たまりの区別をつけることはできないようです。

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都会の植え込みから自然あふれる山まで。
フィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

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